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2011-07-05 (Tue)
~「被災地の現実①」「被災地の現実②」から
 見てくださいね~



あの日、こちらはラジオからの情報しかなかったけど、
津波の様子を生中継していた映像には
それは悲惨で恐ろしい映像もあったとか。


テレビ局で編集している方などは
本来放送できない部分をカットしているらしいが
そういう仕事をされている方々に
精神疾患を来たしている方が多いとも聴く。


東京で働いている友人は生中継の津波映像を見て、
腰を抜かして立てなくなり、
ショックで気を失ったと言うし。







津波があった時、知人のAさん(私の同級生、男性)は
自分が経営している店にいました。

沿岸は地震自体の被害はそれほどなく、
それでも地震で落ちてきたものを片付けていたら
「大津波警報」が防災無線やら消防やらで叫んでいて
ヤバイ!と思い、車で高台に逃げたそうです。


ちょうど3時過ぎ。

子供たちの下校時間でした。


波がそこまで来ている!!!

車を置いて、
通学路だったAさんちの近くを歩いていた子供たちを
すぐそばの崖を這い上がらせて誘導し、
そこですべてが波に飲まれていく姿を見ました。

家も車も人間も、流されて飲まれて消えていく姿を
Aさんは見知らぬ子供たちと見ていました。

人が流されて消えていく、

その恐ろしい状況に泣き叫ぶ子も。



道のない崖を登り難を逃れたために、
そこで身動きが取れないまま
日が暮れてきてしまったため、
Aさんともうひとり通りがかりの男性と小学生6人で
さらに崖を登り、少しのスペースを見つけ
そこで一晩明かすしかなかったそうです。

Aさんが持っていたライターで火をたき、暖を取り、
男性が持っていたガムを小学生に食べさせました。

Aさんと男性の携帯で小学生の自宅に連絡をいれても
もちろん繋がりません。




小学生のひとりが、

「僕の家、すぐそこ」と指差した場所は1階部分が
浸かってしまっていました。



朝になり昼になり、徐々に水が引いていき、
とにかく小学生達を親元に帰さなければ、と、
とりあえず、子供たちの家に向かいました。

瓦礫や泥で道路があった場所がわからない。

夕べまで津波が押し寄せていたところを
かき分けていくしかありません。


Aさんが先頭になり、瓦礫をかき分けて進みます。

脇にマネキンが流れ着いているのか、



・・・と思ったら、遺体でした。



よく見ると、手足だけが見えて埋もれていたり、
大きな木に遺体が引っかかっていたり、
とにかく足元には「人?」らしき「もの」が
散乱していたのです。



「いいか!俺の背中だけ見て歩けよ!
 下を見たり周りをきょろきょろしなくていいから
 ちゃんと前だけ見て歩けよ!」

と小学生に叫びました。


そうは言っても、「見るな」と言われると
見てしまうのが小学生。


歩きながら、子供たちは、

「誰かいる、倒れてる、助けなきゃ」

などと言ったり、

泣き叫ぶ子もいたり、


だからと言って、倒れている人を全部助けていたら
きりがないほどの状況に最後には絶句したまま、
小学生達はAさんのあとを歩いたそうです。







きっと、こんな状況はAさんだけじゃなく
たくさんの人たちがこういうことを経験し、

壮絶な状態を小さい子たちも見てしまっただろう。




お母さんに抱かれたまま助かった子は
途中までお母さんが生きていて会話もしていて
だんだん、お母さんの意識がなくなっていくのを
腕の中で実感しつつ、自分だけ助かったことに
幼いながらも自責の念を抱いている。




こんな子たちがたくさんいる。




あの日以来、言葉をなくした子もいる。




どうかどうか、

もう、津波の映像はテレビで流さないで欲しい。

何度も繰り返し津波の映像を流すテレビ局の品位を
私は疑ってしまう。

あの波の中に、どれだけの尊いものたちがあるのか、
それを想像したら
簡単に津波映像を流せるだろうか?




興味本位で「津波の映像を見たい」という人は
ネットを探せばいくらでも見られるんだから。






私は世界中の神様に願う。

子供たちの心に残る辛い映像を
消去して欲しい、と。


そして、その辛い映像の上に
この先、色とりどりの楽しくて素晴らしい記憶を
映し続けてやって欲しい、と。






例えようのない悲しみを
経験した子供たちの心に
その辛過ぎる痛みを忘れられるくらいの

よろこびと笑顔が

未来にたくさん待っていますように・・・








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