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2011-02-25 (Fri)
「休み時間にバスケットボールやってるんだ。
 でもさ、ボク、やっぱり苦手なんだよな~」

球技が大の苦手なのび太。

ドッヂボールも全くダメだった。

ちゃんと投げる事すらできなくて、
もちろん、相手のボールをキャッチするなんて
到底出来なかった。

でも、ちょっと先生に誉められたらジワジワと
上達したらしい。

おまけに、出来た子供たちはのび太がたまたま
ボールをキャッチできたり、うまく投げられたりすると、
「のび太、スゲー!上手いじゃん」と大げさに誉め、
さらには「先生!のび太くんすごく上手くなってきたよ」
なんて報告までしてくれるもんだから
誉められて伸びるタイプののび太は簡単に気をよくし、
ドンドン上達したのだ。




「でもさ、バスケットイヤだったら
 無理にやらなくたって良いんじゃないの。
 休み時間くらい、好きなように過ごしたら?」


以前、イヤだと言いつつ、いじめっ子と遊んでは
必ず泣かされる、というのび太だったので、
つい、そんな風に言ってしまうワタシ。




「でもさ、楽しいんだよ、ボクは下手くそだけど。
 それに、もうすぐ卒業してボクはP中学に行くから
 みんなと一緒に遊べなくなるし、
 だから、遊びたいんだよ、みんなと」





そっか、そっか、そうだよね。



のび太のクラスでP中学に進学するのは3人。

あとのみんなはまだ一緒だけど
のび太はお別れなんだもんね。













発達障害児は協調性運動障害もあることが多い。

縄跳び、自転車、ボール投げ・・・

そういった動作がうまく出来ない、
体のいろんな部分を同時に使って動かすことが苦手・・・

のび太ももれなく、そうだった。

でも、全て、「みんなと同じ」にこだわるのび太は
努力と根性(笑)と周りの人たちのおだてのような口車で(笑)
それらを克服してきたのだ。






「ボクさ~ドリブルすら出来ないんだよな~」

と言って、家にあるサッカーボールで
ドリブル練習に余念がない。




「それがさ~今日、奇跡的にボクのシュートが
 ゴールに入っちゃって~、
 ビックリしちゃった~」




奇跡的に、って、自虐的に自分のことを言って
面白おかしく話せる様になってきたのも
ひとつの成長だと思う。








のび太の成長は、この同級生達と一緒だったからこそ、
だと、つくづく思う。

幼稚園、いや、それ以前から遊んでいた友達もいる。

いつでものび太はその中で異彩を放っていた。

仲間はずれにされたりいじめられたりして苦しんだ事もあったけど、
必ず助けてくれたり、手を差し伸べてくれたり、
味方になってくれる子がいた。

そして、その子達は幼稚園から一緒だった子ばかりだ。

同級生の誰よりも幼くて、いろんな意味で誰より目立って、
誰よりも手がかかる子供だったのび太。

過去記事を読んでいただければわかると思うが
オマセな女の子やしっかりした男の子たちが
いつものび太を気にかけて、声をかけて、手をつないでくれた。


そうやって、のび太は、成長してきたし、
きっと、その子たちもそうやって成長してきたのだろう。




のび太は幼稚園~1,2年生の頃の周りの子たちの
自分に対する心配りを覚えているのかどうかわからないが、

共に成長してきた同級生達との別れが
次第に現実味を帯びて実感してきたようだ。




「ボク、バスケット下手くそだけど面白いよ。
 下手くそなボクにもパスしてくるから困るけどね~

 でも、ほら、たまに奇跡的なことを起こすから
 『ミラクルのび太』って言われてるんだ(笑」






P中学校でも、こんな友達が出来ればいいなぁ~

と、楽しそうに話すのび太を見て、思う母なのだ。














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