数字が並んでいるだけで
ワクワクウキウキするというのび太。
まあ、ワタシには全く理解できんが・・・。
と書いたあと、ふと、思った。
他人には理解できないが本人にとっては
たまらなく魅力的なことって、あるな、と。
そういう私にも、ある。
小さい頃、お小遣いをためてやっと買ったもの。
それは50色のクレヨンだ。
今は100色とか500色とかのもあるらしいが、
当時の私の知る限りでは50色は最高レベルだった(笑)
近所の文房具屋さんには12色までしかなかったのに、
遠くの街のデパートで見つけた50色のクレヨン。
これ、絶対、欲しい!!!
あまり、何かを欲しいと思うことのなかった私が
熱望した50色のクレヨン。
欲しい!と願い続け、やっと、手に入れた。
ずーーーーーっと、見入っていた。
50本のクレヨンのラベルを同じようにこちらに向けて
キレイに並べて、
ずーーーーーーーーーーーーーーーっと見ていた。
この色ってこういう名前なんだ~
この色、ステキ~
このグラデーションがたまらない~
などと思いながら、
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、
ながめていた。
そして、絵を描くことが大好きだった私だが、
この50色のクレヨンは、
絶対に使わずに、買った時のままの状態で
ただただ、時々箱を開けて、見る、
それだけを繰り返していた。
絶対に使っちゃ、ダメ!!!
大事に大事にとっておくのだ!
そんな風にとっておいた、「宝物」と言っていい、
50色のクレヨンは、
まるで嫁入り道具のように未だにとっておいてある。
年代ものだ(笑)
そう。
私は「色」が好き。
たくさんの色が並んでいるだけでワクワクする。
昔、ユニク○に初めて買い物に行ったとき、
チョーワクワクした(笑)
昔のユニク○って、同じ形のもので色違いがたくさんあって
それをちゃんとグラデーションになるように陳列してあって
それはそれは美しいお店だ、と思ったのだ(笑)
ひとりで何時間もユニク○で
色とりどりのグラデーションの中でワクワクしていた(笑)
最近の本屋の文庫本コーナーに違和感を感じる。
最近の本屋の文庫本は、
作者名をあいうえお順に出版社を取り混ぜて並んでいるのだ。
以前は出版社ごとに並べていたのだが、
今は図書館のように並べている。
確かに「あの作者のあの本が読みたい」と言うのであれば
とても探しやすいと思うのだが、
私のように、何となく眺めていて、
タイトルや帯の紹介文や装丁のデザインに惹かれたりして
本を手に取る者としては、とても違和感があるのだ。
それってやはり、出版社ごとに並べてあると、
作者ごとに本の帯な色が決まっていたりして
それが美しかったりしたのだが、
出版社の垣根を越えて作者ごとに並んであると、
いろんな出版社のものがごっちゃになるわけで、
私としてはそれが、たまらなく、イヤなのだ。
美的なものを全く考えていない並べ方としか思えない。
まあ、あくまでも私の主観だがどうしても納得いかなくて、
出版社ごとに並べてある本屋を選んで行ってしまうのだ。
つまり、私も他人には理解できない(と思われる)
ワクワクウキウキの「ツボ」がある。
それを崩されるのは
(といっても、相手は意図的に崩しているわけではないだろうが)
結構、腹が立ってしまう(笑)
だから、のび太がな~んにも考えず、
グリーンのTシャツに紫のパーカーとか着ていると
勝手にイライラする(笑)
そんな私の愛読書は
「色の名前507」福田邦夫 著 主婦の友社
これ、見ているだけで、しあわせさ。
のび太の「数字」と、多分、同じなんだろうね。
またしても同じようなエピソードが…
私が切望して買ってもらったのは、
当時では、たぶん最高の三菱色鉛筆60色セット!
もう眺めているだけでうっとりしたものです。
手に入れるために、それは努力しました。
現在ももちろん、手元にありますョ
人には個人しか感じる事ができない、いろいろな事がありますよね~
感じ方だから、わかってもらえるとは限らないし。
私は、植物などをじっと見ていると、色の粒?が集合体で見えてきて、
三原色に分解できそうな勢いです。
なので、質感と色の組み合わせはうるさい方かも。
娘ちゃんの黒の水玉+ピンクのリボン柄+水色の縞々なんて
組み合わせをされると、頭が痛くなります。
息子ちゃんは、不思議とこのところ調子が良いです。
(細かい事は多々あるんですが、立ち直りが早くなりました)
一気に私がブルー…
きっと気が緩むのでしょうね…
コメントありがとうございます。
おおお~!60色の色鉛筆ですか~!
欲しいなぁ~
今はもっと色も豊富になって100色なんかは
フツーにあるみたいですよね。
もし、今そんな素晴らしいものを手に入れたら
それこそずーーーーーーーっと見ているに違いないワタシ(笑)
>植物などをじっと見ていると、色の粒?が集合体で見えてきて、
三原色に分解できそうな勢いです。
わかるっ!そうなのよ!
あと日光に照らされた水溜りとか。
虹色、とも違う、不思議な色合いがグラデーションで見えてくる。
自閉症の子で光に手かざしして、
キラキラしているのを見るのが好きな子っているけど
私、多分、同じように見えてるんじゃないか、って
最近思いますよ。
自然のものって特に不思議な色合いで見えてくるんだよね。
>娘ちゃんの黒の水玉+ピンクのリボン柄+水色の縞々なんて
組み合わせをされると、頭が痛くなります。
爆笑~これは頭痛いわ(笑)
よくオバちゃんとか、上下全く違うチェックとか花柄とか着たりするでしょ?
上は赤系コットンなのに下はブルー系ウールとか(笑)
あれ、ダメ(笑)
いろんな意味でツラクなる(笑)
カロンと申します。
高機能自閉症の5歳(年中)息子を育てています。
以前よりブログを読ませていただいていました。
のび太君の日々の頑張りに、とても勇気づけられたり、感激して元気をもらっています。
最近の日記を読ませていただいて、思わず初コメントさせていただきます。
何を隠そう、我が家の息子もどっぷりと数字オタクです(笑)
常に電卓を持ち歩き、先日幼稚園から持って帰ったスケッチブックも1冊全て数字。
家では一日に1冊のぺ-スで数字を書きまくっています。
3とびとか5とびのような規則に沿って並ぶ数列がたまらないらしく、ひたすら数列を書いています。車のナンバ-も大好きで、気に入った並びの数字をみつけると興奮してます。(笑)
そして、色にもすごいこだわりが。。。多色展開のものには超テンションが上がりま
す。そして、必ず虹色の順番のグラデ-ションにこだわります。
キラキラも大好きなので、手芸屋さんに行くと大変です。色とりどりのビ-ズやボタンにうっとり。。。
それと、クラゲと日本のお城オタクなんです。
幼稚園から帰ると、集団生活のストレスをクラゲ図鑑DVDで癒す5歳です。(苦笑)
まだまだパニックや激しいかんしゃくもあり、かなりの注意欠陥で、日々の子育ては大変ですが、息子の興味・関心はとってもおもしろくもあり、「次は何にはまるのかな-」と楽しみでもあります。
我が家の息子も運動はとても苦手なので、のび太君が陸上を頑張っている日記では、本当に涙・涙でした。。。いつか息子も、のび太君のように目標をみつけて頑張る姿を見たいな。。。と、いつも憧れの目で日記を読ませていただいています。
初めてのコメントで長文になってしまい、すみませんでした。
これからも楽しみに読ませていただきますね。
コメントありがとうございます。
息子さん、年中さんですか~
のび太がそれくらいの頃はまだまだ宇宙人でしたよ。
まだ会話もおぼつかず、どうやって意思を伝え合うか、
こればかり考えていました。
数字オタク!嬉しい!
のび太も幼稚園の自由帳、家で書く落書き帳とも、
数字ばっかり書いてました。
>3とびとか5とびのような規則に沿って並ぶ数列がたまらないらしく
そうそう!ただの羅列かと思いきや、
よく見るとちゃんと意味のある数列なんですよね。
それが不思議でした。
車のナンバー、国道県道市道の号、年齢、体重まで(笑)とにかく数字が
羅列しているとウキウキするらしくて。
のび太は私みたいに色には全く興味ないみたいですよ。
>キラキラも大好きなので、手芸屋さんに行くと大変です。色とりどりのビ-ズやボタンにうっとり。。。
わかる~!私も手芸屋さん大好きなんです!
布地やらボタンやら糸やら毛糸やら、それこそ色とりどりで
グラデーションで並んでいるのがたまらない♪
でも、手芸は苦手なんですけどね(笑)
>クラゲと日本のお城オタクなんです。
クラゲ~すごいですね。お城は何となくわかります。
のび太が日本史オタク、旦那が三国志オタクですから(笑)
のび太の日本史知識は親の目から見ても感心しますよ~
あと、のび太は数字から漢字へと移行していきました。
今でも漢検1級クラスの知識は忘れていないようです。
>まだまだパニックや激しいかんしゃくもあり、かなりの注意欠陥で、日々の子育ては大変ですが、息子の興味・関心はとってもおもしろくもあり、「次は何にはまるのかな-」と楽しみでもあります。
そうですよね~のび太なんかパニックすごかったですよ~
だから外でのパニック用に電卓持ち歩いたりしてました(笑)
あと、当時、興味があった折り紙。
パニクッタ時の気分転換アイテムでしたね。
>我が家の息子も運動はとても苦手なので、のび太君が陸上を頑張っている日記では、本当に涙・涙でした。。。いつか息子も、のび太君のように目標をみつけて頑張る姿を見たいな
のび太は今でも運動系はダメです(笑)
球技なんか全くダメ~って自分で言ってます。
唯一、走り高跳びの才能だけはあったんでしょうね(笑)
というか、そのほんのわずかに垣間見せたのび太の才能を
見つけて誉めて伸ばしてくださった先生との出会いが一番だな、
と思っています。
これからもダメ母とオモシロ息子のあれこれを
笑って読んでくださると嬉しいです。
また、コメントくださいね。お待ちしています。
私は文字フェチかも、です
街中で目につく文字は、声に出さなくても、読んでしまいます。
今どき首都圏の駅の案内標示は日・英・中・朝が標準ですが、私の場合4つとも読めるので(必ずしも話せるわけではありませんが)、ひそかに内心一人で大忙しだったりします(笑)
コメントありがとうございます。
>今晩は黒のズボンにグレーの靴下、青いシャツ、ベージュのジャケットで出勤です
いいんじゃないですか?!
もちろん、実際に見たわけじゃないので
微妙な色のトーンとかで印象は違うだろうけど
おかしな組み合わせではないと思いますよ。
少なくてものび太のグリーン&紫よりは絶対いい(笑)
>私は文字フェチかも、です
おお!ステキ!これ、私もそうかも~
私の場合はすぐ書きたくなる方ですけど。
>案内標示は日・英・中・朝が標準ですが、私の場合4つとも読めるので
えええ~!スゴイ!これは素晴らしいじゃないですか!
でも、通りすがりに読んでたら忙しいでしょうね(笑)
いや~ぽん助さん、博学~!
大きくなってからは「イラスト描くため」とか言いながら、24色水彩色鉛筆・48色マジック・24色パステル・その他カラーインクやらなんやら買いまくり。
でもほとんど使わず(笑)
グラデーション好きですね。
実は地図帳も、等高線毎に色が変わっていくのとか、気候分布図のカラフルな色分けとか、大好きでした。(他の意味でも地図帳は好きですが)
子供にレゴブロックでグラデーションにくっつけてあげたら、特に自閉傾向のある下の子にヒットしたみたいで、「おかあさん、みてー。にじー!」と、よく作っています。
そうそう、何かで見かけたのだけれど、色のグラデーションや何かの標本を見るのが好きというのも、自閉的な物並べの形を変えたものだそうですよ。
コメントありがとうございます。
>24色水彩色鉛筆・48色マジック・24色パステル・その他カラーインクやらなんやら買いまくり。
でもほとんど使わず(笑)
わかるっ!!!使っちゃダメだよね、絶対(笑)
見てウットリするためのものだもん(笑)
私は小さい頃は暇さえあれば絵ばっかり描いていて
画材道具にも凝ったんですが
自分で働いてからと言うもの、使うため用と使わないでとっとく用と
同じものを2つ買っていましたよ。
>子供にレゴブロックでグラデーションにくっつけてあげたら、特に自閉傾向のある下の子にヒットしたみたいで、「おかあさん、みてー。にじー!」と、よく作っています。
おお~いいなぁ~!
残念ながらのび太は色使いとか全く興味がないらしくて
色関係なくレゴで何やら意味不明なものを作るのび太に
勝手にイライラして横目で見ていました(笑)
>色のグラデーションや何かの標本を見るのが好きというのも、自閉的な物並べの形を変えたものだそうですよ。
うんうん。そうでしょうね。
のび太が数字見て「おおお~!」って思うのと
自分の色にウットリする気持ちと同じだろうな~って
思いますよ。
ホント、色のグラデーション、いい!素敵!