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2010-09-13 (Mon)


のび太の障害を知っている人に
のび太が走り高跳びの学校代表に選ばれたことや
中学受験に向けて頑張っていることなどを
話した時の事。



「のび太くん、素晴らしいね!
 私はのび太くんに障害があるなんて
 始めから信じてなかったけど、
 これでまっぷーさんもわかったでしょ?」



???


わかったでしょ?って、何が?

と、思ったら、


「のび太くんに障害があるなんて
 まっぷーさんの思い込みだったって言う事。
 もしくは成長と共に治ったのかも知れない」

だって。




う~ん。

時々、こういう人にのび太のことを説明する時、
うんざりするのだ。



こういうのって、多分、相手は
とてものび太を好意的に見てくださっていて
障害があるということをマイナスに捉えているから
「そんなことないよ」と言う事で
私やのび太を励まそうと思っているのだろう。

だから余計に私としては受け答えに困る。

で、こちら側が逆におかしな気を使って
会話をしようとするから
お互いにおかしなやり取りになってしまうことが
たびたび・・・(汗)

こういう人って、親戚関係にも多い。





「この前、『スポ少とか全然やってない』
 って言ってたでしょ?
 私、のび太くんって絶対、運動神経いいはず、
 って思ってたからスポーツやれば良いのに、
 って思ってた。
 すごいね、走り高跳びの選手なんて!
 思い切ってスポ少にも入れば良いのに~」

「いやいや、のび太、球技とかは全くダメだって。
 体力もないし、そういうの苦手だって言うのは
 本人が一番わかっているみたいだし、
 無理にさせようとも思わないし」

「ええ~?!もったいないよ!
 せっかく才能あるんだからやらせなよ!
 球技とかものび太くん、絶対にセンスあるよ!」


絶対に、とか、才能がもったいない、とか、
親がやらせる、とか、

この人はのび太の運動している姿を見てもいないのに
何を持って、そんなに断言しているのか、
正直、腹が立ってくる。





「あ、あのね、のび太はもう6年生で
 自分が何が得意で何が苦手か、
 ちゃんとわかってるんだよね。
 それを逆に変に誉められたりすると
 すごく嫌がるからそういうこと本人には
 言わないでくれるかな?」


「ええ~!そうなの?
 せっかく誉めて励ましてあげようと思ったのに」





つまり、こういう人って、
「自分があなたを誉めてあげる、励ましてあげる」
と言う事に、自己満足を感じる人なのだろう。


それは決して、こちら側の気持ちを酌んではいない。




「でもさ、のび太くんと話してると、
 とてもいろんな大人っぽい言葉遣いするし、
 文章とか書くのも得意でしょ?
 だからそういう適性検査の試験も得意分野でしょ?
 絶対、合格だね~!」


だから何を根拠にそこまで「絶対」とか
つけてしまえるんだろう?



~高機能自閉症やアスペルガーの子は
 難しい言い回しや言葉遣いをしますが
 本来の意味を理解して使っているわけではありません。
 表面的な意味合いしか捉えなかったり
 耳にした事のある大人びた言葉遣いをしますが
 雰囲気だけで使ってしまう事も多い~

ASタイプの子の症状を説明するガイドブックなんかに
載っていそうなのが、のび太。




「あ、のび太、何かを言葉で説明するのも苦手だし
 作文も感想文もチョー苦手。
 その苦手なところにチャレンジしている、
 っていうことを誉めて欲しいけど、
 決してそういうことが得意でやっているわけじゃないんだよ。
 そこものび太、一番自覚している苦手なところだから
 おかしな誉め方、しないでやってくれるかな?」


こういうと、相手はちょっと憤慨した様子になる。


憤慨しているのは、本当はこちらだが。







「あのね、完璧な人っていないと思うんだよね。
 得意なところもあれば苦手なところもある。
 それを自覚してみんな生きてると思うんだよね。
 その、苦手なところをわざわざ捕まえて
 変に誉められてもね、逆にイヤだよね。
 のび太だって、同じだと思うよ」


相手はそれでもまだ、私の言葉が腑に落ちない、
とでも言いたげな雰囲気だ。




「私はね、のび太に苦手なところを無理に
 克服させようとか、思っていないんだよ。
 『頑張れば出来る』とか『やれば出来る』
 っていう根拠のない励ましで
 気持ちを乱したくないんだよ。
 『ああ、球技が苦手なんだ。別にいいじゃん、って。
 大人になったら球技が出来なくても
 何の不利益もなく生きて行けるんだから』
 って、のび太には言ってるんだよ。」



「へえ~・・・
 でも、普通は苦手なところを
 誉めて伸ばしてやるのが親の役目でしょ?」



また出た!
だから普通ってなんだよ?!






そういえば、この人は
のび太が高機能自閉症と診断された時も


「そんなことないよ!
 私はいろんな子供、見てきているけど
 のび太くんみたいな子なんて普通だよ!」

と、言い放った。


(補足だがこの人は普通の主婦である。
 子供に関わる仕事を経験したわけでも
 医療従事者でも教育者でもない)


この時も、非常に腹が立って言い合いになったのだった。



のび太は児童精神科医に診断されている。

当時はのび太自身がこの障害のために
つらい思いをしている。

それを何も知らない素人の人間がどうして
「そんなことない!」と言い切れるのか?

おまけに「のび太くんは普通だよ!」と!


だからさ、「普通」ってなんだよ?!



っていうか、障害があってもいいじゃん!

障害があることってそんなにいけないことなの?






~好意的に誉めてあげている、励ましてあげている、
 あなたの「障害」という人生のマイナス部分を
 私が否定してあげることで
 あなた達に希望を持たせてあげているのよ!~


つまり、この人の「自己満足」を
私達に押し付けているだけなのだが、
自分のしている事に疑う余地などない
自信満々な言葉の数々に、こちらは疲れ切ってしまう。


それを跳ね返す私を理解できないこの人は
正直言って、私にとっては、

「ありがた迷惑」な人でしかない。








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