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2010-08-31 (Tue)



「お母さん!またまた大変な事が起きたんだよ!」


と、C先生が毎週書いてくださる学級通信を出した。





簡単に言えば「いじめ」だ。

「なあんだ。そんなのよくあることでしょ?!」

と、思うだろう。


のび太も4年生までいじめられる側の人間だった。

だからといってクラスでそれを議題にして
話し合ってくれたり、
学級通信で問題にしてくれる担任は
それまでひとりもいなかった。

「子供同士ではよくあること」

「いざこざの中から学ぶ事もある」

「お母さんの心配し過ぎですよ」

「子供達はのび太くんのいじめのことも
 それほど意識していませんから」

「そういういざこざなんてあまりにも多すぎて
 一つ一つ対処していくなんて出来ません」

「子供同士のいざこざは『ケンカ両成敗』です。
 いじめる側もいじめられる側も悪いんです」


こんな風に言われ続けていた。

いじめられて傷つけられる側の心の傷に
ちゃんと向き合ってくれた担任はいなかった。



しかし、5年生になりC先生の担任になったとたん、
のび太へのいじめはなくなった。

詳しくは過去にも記事にしたので割愛するが

(一応、過去記事リンクしておきます
         →①こちらをクリック
          ②こちらもクリック  興味のある方はどうぞ)
C先生は小さないじめも嫌がらせも不公平な接し方も
絶対に許しません!と、
のび太のいじめを一掃してくれたのだ。



しかし、その後も何度かいじめは発覚した。

でも、そのたびにC先生は当事者だけの問題ではなく
学級としての問題として取り上げ、
クラス全体で話し合い、
それらを包み隠さず学級通信で報告してくださる。

というか、これが教育として当たり前のことなのだろうが
こういう事をしてくれる教師は、
残念ながら余りいない。

だから、とても新鮮に心に響いてしまうし、
いじめで心がボロボロになったことのあるのび太を
安心して送り出せるのだ。



学級通信によると、



①不平等な接し方をされる側

②不平等な接し方をする側

③気づかない・見て見ぬ振り・わかっているが何もできない



3つの中から正直に自分の位置を明確にして話し合った。

「どんなことが起きていたのか」を明らかにしたことで
それが確実に「いじめ」であることを確認し、

さらに、再びこのような事が起きないように
自分はどうして行くのかをひとりずつ確認しました。

ということである。



実際の学級通信の内容はもっと詳細に渡って
「どんないじめが起きていたのか」
「今後、自分はどうするか」について出た発言が
たくさん明記されていました。






読んでいて悲しくなった。

のび太のいじめがフラッシュバックされてきた。

涙が出てきた。


のび太の話によると今回のいじめの対象になった子は
女の子だったが、
いじめる側に女の子がたくさんいた、とのこと。

のび太はそれが驚いたらしい。




「のび太は①②③のどこの位置?」

「ボクは③」

「③の中でもいろいろあるけどどれ?」

「ボクは『気づかない』」

「(笑)・・・だろうね~・・・」

「ボクさ、ホントにそういうことが起きてたなんて
 全然、わかんなかったんだよね」

「そうだろうね~のび太は自分の事で精一杯でしょ?」

「そうかも。」



のび太は本当に周りの事はほとんど気づいていないのだろう。

ASならではだがそれはそれで考えものだ。




「のび太は②の不平等な接し方をする側になった事はないよね?」

「ないよ~」

「そうだよね。お母さんはのび太を信じてるから
 ②の側になる事はないと思ってるよ。
 のび太は①の側でずっとつらい思いをしてきたんだから
 絶対に②の方になってはいけないんだからね。
 いじめられている人の気持ちが一番わかるでしょ?
 そういう人の見方になってあげないといけないんだよ」

「うん、だけど、気が付かないんだよ」

「気づいたらでいいよ。
 自分がされて嫌だったことを他の人に向けたら
 お母さん、絶対に絶対に許さないからね」

「わかってるよ。でも、気づかないんだよ。
 どうしてみんな周りの人のことも気づくんだろう?」


「う~ん・・・意識するかしないかの差かな~?」




なぁ~んて言ってみたけど、のび太に周りの様子も意識しろ!
というのはなかなか難しいかもしれない。






まあ、のび太が周りの事は意識できない事はさておき、
「いじめへの担任としての対処方法」として
記録しておきたいと思って記事にした。



発達障害があるとかないとかそういうことは無関係だ。

どんな場合も「いじめ」「嫌がらせ」は許さない!
という大人側(担任)の一貫した毅然とした態度が
一番大事なのだ。

のび太が4年生まで教師達から言われてきた、
上記の「面倒な事からのかわし文句」を
同じように言われてきた人たちはたくさんいるだろう。

だけど絶対に解決にはならない。

大人が当たり障りのない変な大人目線で見ているから
いじめられる側の子供達はますます傷を深くするだけだ。

そしてその傷は一生消えない。

いじめている側はもちろん「加害者」だが
そういう大人たちも「加害者」だ。

子供達より罪は大きいのだ。





こういうことは子供達の間では良くある事だろう。

しかし、明らかになるたびにC先生の対処で
100%改善されているのだ。





事なかれ対処で傷ついた子供の心を放置している大人に
是非、伝えたいと思う。



あなたはいじめの加害者だ。

解決できる教師もいるのに解決できない、
しようとしないこと自体が
いじめている子供より大きな罪を犯している。

傷ついた心の傷は一生消えない。

そして、何もしてくれなかった大人のことを
一生、忘れない。













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