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2010-08-27 (Fri)
「やっぱり塾に行く」



と、言い出したのび太。



9月から中高一貫校受験の特訓クラスが
日曜日に開講されるというのだ。




「どうする?面接の練習もあるってよ。
 日曜に新しく始まるんだったらいいんじゃない?」


勉強に関しては何とか家でもできるが
面接だけはどうにもならない。

担任のC先生も
「のび太くん、面接だけでも入試前に
 経験できると良いんだけど。
 塾であるんだったらその部分だけでも
 経験させてもらえたらね~」

と、おっしゃってた。



そりゃそうだ。

初体験が苦手で、さらにのび太は
やはり「言葉」に関しては心配が尽きない。

緊張すれば限りなくどもるし、
「えっとえっと、なんて言ったらいいかわからないよ~」
が口癖ののび太。

C先生が心配して下さるのもわかるし、
私だって何より心配だ(笑)


で、ちょうど、9月開講だし勧めてみたら、





「やっぱり塾に行く」と。






「勉強もやっぱり心配だし、
 日曜だったら暇だし、行ってみる」






あれほど、塾を拒んでいたのだが
決心したのび太。











「のび太、音楽教室、せめて受験が終わるまで
 休んでみたら良いんじゃない?」

そう提案したのは夏休み前だ。


来週から陸上練習も始まる。

春の陸上練習の時はまだ受験勉強をしていなかった。

それでも、練習して帰ってきて宿題するのさえ
ヘロヘロだった。


今回はそれに受験勉強もプラスされる。


さらに音楽教室の練習。

秋には作曲のコンクールもあるし、
年を越したら発表会の練習も始まるのだ。


どう考えてものび太にはいっぱいいっぱいだろう。


そして、ある程度、スケジュール調整してあげないと
のび太はこのままの状態で突き進んで
大パニックになりかねない。

精神的に追い詰められて爆発しかねない。



学校行事や受験は今、頑張らなければいけないことだけど
音楽は、今、休んで、気持ちの余裕が出来たら
いつでも再開できるのだ。

第一、音楽は楽しく心のゆとりを持ってやって欲しい、
急がし紛れに何となく続けて欲しくない、
それは私が講師をしていた時も
生徒達に話していたことだ。

「音楽教室に来るのがツライとかイヤだと
 思うようになったら、しばらく休会したほうがいい。
 親に言えないのであれば先生から言ってあげるから
 そういう時は相談してください」と。


あくまでも習い事である。学校の勉強とは違うのだ。

心の余裕がなければ音楽は絶対に上達しないし
いい演奏も出来ない。





しかし、のび太は「もう少し頑張る」と続けてきたのは、
一年生から一緒にやってきたMちゃんが気になっていたのだ。

グループレッスンだったがずっと二人でやってきた。

お互いに「お互いがいるから頑張れる」と
アンサンブルで音が重なる快感を共有してきた。

途中で他のクラスと合併したりもあったが、
現在は二人きり。

もし自分がやめたらMちゃんに申し訳ない、
という思いがのび太にはあった。

これが5,6人のクラスだったら心置きなく
休む事も出来ただろうに、
二人クラスという点がのび太を悩ませた。


確かにのび太の気持ちもわかる。

自分の事だけではなく、Mちゃんのことを考えて
悩む気持ちが出てきたと言う事は成長だ。


だけど、実際問題、まず「己の心配をせよ!」
と言った状況なのだ。





新学期が始まり、いよいよ忙しくなってきた。

受験勉強で精一杯で音楽教室の練習など
物理的にも精神的にもする余裕はどこにもない。

これに来週から陸上練習がプラス・・・



「どうする?音楽教室、続けられそう?」

と聞いてみた。





「う~ん、やっぱり、無理だなって思ってきた。
 受験が終わるまで休む」




迷いに迷って決断したのび太。





昨日、レッスンだったので先生とMちゃんに伝えた。


さすがに涙してしまったのび太。



そう。

音楽は大好きなのだ。

出来ればずっと続けたかった。

だけど、今の自分には音楽を楽しめる余裕がない。



それは担当の先生も最近、薄々、
「感じていましたよ~」と仰っていた。



そして、Mちゃんは他のクラスに移動可能で、
さらにそちらのクラスには
仲良しのお友達もいるようで逆に喜んでいて
心配していた部分も丸く収まった。




「また、やりたくなったらいつでも戻ってきてね!
 待ってるよ!」





そう言われて、のび太はまた、涙をぬぐった。








帰りの車の中で、


「ボク、うんと頑張って勉強して
 絶対にP中学校に合格するよ!」


と、決意も新たにしたのび太。




そして、




「音楽教室のこと、考えなくて良くなったら
 すごく気持ちが楽になった。
 だから、受験勉強、がんばれそう。
 あと、陸上も。」







のび太みたいなタイプは、全てを抱え込んで
自滅するタイプだ。


だからこそ、周りである程度、
身辺整理をしてあげないといけないと思う。







受験する事も自分で決断したのび太。


そして、塾に通う事、音楽教室を休む事を
決断したのび太。




人生と言うものは、なんとたくさんの岐路に
次々と立たされるものだろう。




だけど、いくつにも分かれた道を選んで進むとき、
少しずつ、成長できるのかもしれないな。



などと、我が子の決断に思うのだ。











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