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2010-06-07 (Mon)
真夏のような日差しの下で
私とのびパパは
のび太にこんな場所に連れてきてもらえた事に
感激してウルウルしていました。




そうです。

早朝練習、放課後練習と、毎日毎日頑張ってきて、
学校代表選手の走り高跳びの選手に選ばれた
陸上の大会が昨日、行われました。




自閉症独特の特長あるぎこちなさも手伝って
運動はからっきし苦手だったのび太。

走るのも決して速いほうではなく、
ドッジボールなどの球技は全然ダメ。

「へたくそだからのび太と同じチームになったら最悪」

なんてイヤミを言われたこともあるというのび太。

だから体育は「大ッキライ!」だったのび太。





体育の授業で高跳びをやった時に
たまたま去年、陸上大会に高跳びで出た子より
高く飛んでしまったのび太に、C先生が、

「のび太くん、高跳び、才能あるんじゃない?」

と、かけた一声。


それをきっかけに、冬季陸上練習に参加。

学校の中でも特に運動神経抜群の子たちに混じって
苦手な運動をするのび太。

練習期間の最後まで続けられただけでも
のび太にとっては大きな第一歩でした。



しかし、春の陸上練習は
「陸上大会出場を目標に練習します」
という一文に恐れおののき、

「ボク、大会に出るつもりはないから
 この練習は出ない」

と、始めは行かなかったのび太。




しかし、陸上練習担当のK先生に

「のび太くん、走るフォームとかもよくなってるし
 陸上練習、出ればいいのに」

という一言で「明日から練習に行く」と言い出した。




そして、校内選手選抜で一番いい成績で
走り高跳びの選手に選ばれたのび太。



毎日毎日、運動会練習だけでもヘロヘロなのに
朝も放課後も練習に励むのび太。

のび太以外の選手の顔ぶれを見ると、
必ずリレーの選手に選ばれる子やら
運動神経がいいと評判の子やら
そしてのび太以外の子、全員、スポ少で頑張っている子だ。

そんなスポーツマンだらけの中で
よくみんなについて行って頑張ってきたよ。



日に日に自己記録を伸ばしていって

「○センチ、跳んだ!
 ○センチって去年、高跳びで優勝した人の記録だよ」

って位、跳べる様になったのび太。



しかし、人間の才能って、どこに潜んでいるか解らないものだ。

だって、自他共に認める運動オンチののび太の
高跳びの才能を見出す先生の目ってスゴイ。

そして、自信のないのび太を
その気にさせてくださる話術にも驚く。



そして、最近では

「走ったりするトレーニングは辛いけど
 高跳びで跳ぶ練習をしてる時は
 すっごく楽しいし、ワクワクする」

と、のび太に言わせる先生に感謝してしまう。





そして、当日。


事前練習で早朝に家を出るのび太と
「ガンバレ」と握手を交わした。

のびパパの車で送ってもらうのび太は
窓越しに私にガッツポーズして見せた。





競技場の観客席に座ると、
太陽の熱さと会場の異様な熱気が立ち込める。

トラックでは中学生の競技が行われ
フィールドでは小学生の投てき競技が行われ
ちょうど、走り高跳びの選手が集合して
今から、試技、というところだった。

のび太はアップに余念がない。


「緊張すると筋肉も堅くなってしまうから
 手足をほぐしておくこと」

というのびパパの言葉どおり、
手足を軽くバタバタしたりストレッチをしたり・・・

まあ、いいんだけど、はっきり言って落ち着きない(笑)



試技を終えて、一番初めは100センチから。

・・・・・あれ?のび太、跳ばないの???



イッチョ前に100センチはパスしたらしい(笑)

練習代わりに跳べよ!なんて笑ってみている私とのびパパ。





しかしだ。

このドキドキ感。

市内のスポーツの精鋭たちが集まる大会に
我が子の応援に来る、なんてことが
あるなんて想像もしていなかった。

もう、結果なんて、記録なんて、順位なんて
そんなもの、どーでもいいのだ!


こういう幸せを味わえる喜びは
小さい頃からスポーツ万能で
こういう大会に出て当たり前な子供を育ててきた人には
わかんねーだろー!


なんて、心の中で叫んでしまうワタシ。








結果、のび太は自己ベストを出す事は出来ずに
終わってしまいました。

のび太より更に頭ひとつ分デカい子が
のび太の自己記録より1センチ高く跳んで
1位でした。




だけどのび太は素晴らしい頑張りでした。

何でもそうだけど、結果だけじゃない、
ここまで来る過程の充実度からいったら
1位です(親ばか・・・笑)






帰ってきて、多くを語らないのび太に、

「残念だったけど頑張ったね~」

と言ったら、

「・・・今日は全然ダメだった。
 ボクは秋の大会に向けてもっと頑張る!」

とのこと。




そして

「のび太、ありがとうね」

と言うと、

「どーして?どーしてお母さんがありがとうなの?」

と、しつこく聞くので、

「陸上大会に連れてってくれて。
 まさかのび太に陸上大会に連れて行ってもらえるなんて
 思ってもみなかったよ。
 あんなにスゴイ大会に出るのび太を見に行けて
 お父さんもお母さんも嬉しくて感動しちゃったんだ」

と、言うと、


「へえ~・・・」


だって(笑)



照れるなよ、のび太(笑)






のび太の才能の小さな芽を見逃さず、
その気にさせてくれたC先生、K先生、
本当にありがとうございます。



そして、のび太、本当にありがとう。








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