2010-02-02 (Tue)
ふと、思い出した。


あ、
今日の記事は長くてクドイ内容になってしまったので
余裕のある方だけ、お読み下さいな。









私は11年前までY音楽教室で講師をしていた。

Y音楽教室というものは、
主にグループレッスンをするシステム講師と
Y社のテキストを使って個人レッスンをする
Y個人レッスン講師と、
それ以外にY社には属していないが
楽器店契約の個人レッスン講師と、
三種類の講師が存在する。


私はシステム講師だったが、
所属楽器店の講師だけでは対応しきれずに
他の楽器店から助っ人講師をお願いする事もある。


なんだかんだで、県内でも小さな町の
こじんまりした楽器店だったが15人前後の講師が
うちの楽器店には出入りしていた。


その中で、純粋にここの楽器店所属の講師は
システム講師は私と4歳年上のK先生の二人のみ。

二人だけではグループレッスンをこなせず、
他店からグループレッスンの助っ人講師で
ふたりの年配の先生にお願いしていた。


この二人のA先生、B先生の所属する楽器店は
変わり者の社長で有名で、講師への待遇も悪い。







「まっぷー先生って、どっち派なの?」






ある日、突然、同じ楽器店所属のY講師から
電話で聞かれた。



どっち派?



「『どっちは』って、何?」


笑い話ではない。「どっちは」っていう言葉が
理解できなかった。


「だから、先生達の間で派閥っぽいのがあるでしょ?
 それのことよ」


へえ~。

派閥なんてあったのか。

まるで政党みたいだな。



「・・・で、何派と何派があるの?」

真剣に聞いたつもりだったが、
電話の向こうで異常に驚いている。


「えええっ?!本気で聞いてるの?
 今まで何も感じてなかったの?」


えええっ?!
そんなに講師達の間であからさまに派閥闘争が
行われていたのか?

っていうか、一体、何に対しての意見の食い違いなのか
まず、そこからわからんのだ。


「だからさ、何派と何派?
 何かそんなにもめてたの?
 全然わかんないんだけど・・・」


というと、呆れたように電話の向こうでため息をついている。


「やっぱりね。
 まっぷー先生って一体何考えているか解んないから
 電話してみたのよ。
 そうか、ホントに解ってなかったんだね。
 あのね・・・」


電話の彼女は「派閥」の話を教えてくれた。


つまり、おかしな社長の他店から助っ人で来ている
年配でベテランのA&B講師は
うちの楽器店の所属になりたいと望んでいるらしい。

電話の彼女はA&B講師と親しい(らしい)

(ちなみにうちの楽器店の社長はお人好しで
 A&B講師に懇願されればすぐにでも
 Y社に掛け合って「うちの講師に・・・」
 と、言いかねないのだ)


しかし、うちの楽器店のK先生と
社長に頼まれて音楽教室全般を仕切っている
楽器店契約講師のT先生(さらにベテラン)が
嫌がっているらしい。

その理由は、K先生にしてみれば
今までK先生と私とで二分していた生徒なのに
さらにA&B先生の二人が来たら
生徒を取られてしまう、
T先生にしても口うるさいA&B先生が
うちの楽器店所属になったら面倒・・・


ということらしいのだ。





へええ~・・・そうなんだ~




そこで、何を考えているのかわからない、
どっち派にも加わっていなさそうなまっぷー(私)は
一体、どっちの肩を持つのか?

もし、A&B先生の肩を持ってくれるのなら
システム講師でここの楽器店所属の私が
お人よし社長に一言言ってくれれば
間違いなくA&B先生はうちの所属に変更できる・・・
(かも知れない)と考えたらしい。




・・・・・で、

「まっぷー先生は、どっち派?」

という問いになった訳である。



なんじゃ、そりゃ?!


これだからオンナってメンドクサイ。

だいたい、学生時代から変なグループ意識とか
そういうのが苦手、というか、
どういうグループに分かれているのかとか
相関図的なものが、一向に解らなかった。

だから、それで失敗してきたことも多々あった。


しかし、働いていてもそういう派閥とかグループとか
おかしな仲間意識があるのか。

オンナってヤツはくだらね~・・・





と、思いつつ、


「どっち派でもない」と答えた。

「だって、今までそんなの知らなかったし、
 たった今、聞かされてそんなのわかんないし。
 それに『どっち派』って言われても、
 主張する内容によって
 『今回はこっちの意見に賛成だ』とか
 『いや、今回はこっちだな』とか
 その時々によって違うんじゃない。
 いつでも100%どちらかが自分と同じ意見とは 
 限らないでしょ?」




電話の主は呆れていた。

完全に私の言っている事を非難しているようだった。


いやいや、間違ってないでしょ?

と、私は心の中で握りこぶしを作った。





その後、のび太を出産して2ヶ月で職場復帰したものの
諸事情で泣く泣く退職した。


(その頃、社長が急逝し、いろんなことがあり
 Y社内でもいろんな規則の変更などもあり、
 私が退職した事もあったりで、
 めでたくA&B先生はうちの楽器店の所属に
 なったそうだ。おめでとう。
 しかし、K先生が私が辞めるなら考える・・・
 とのことで私の後を追うように退職された。
 まあ、A&B先生とやっていくのは
 確かに辛かろう)




その後、子育てサークルに入ったときに

「まっぷーさんって、どっち派なの?」

と、デジャブか?と思うような言葉を
再び聞いた。



妹も職場で「どっち派?」と聞かれた経験が
あるらしい。
(妹の職場も女性が多い)

保育士をしている友人も
「職場の派閥闘争に巻き込まれて辛い」と
嘆いている。




オンナ、というものは、何故、群れるのか?

そして、何故違う群れを陥れたがるのか?




そして、何故、私はそういうことに
全く気がつけないのか?




まあ、気づかない分、余計な気苦労もないから
お気楽なのかもしれないけど。







先日、テレビで手相診断をしていた。

「生命線と知能線が離れている人は、
 よく言えばマイペース、
 はっきり言えば自分勝手で独特な人間、
 解りやすく言えばKY線です!」

と言ってたので、どれどれと自分のてのひらを見たら
見事に生命線と知能線がはっきり離れていた・・・






「お母さん、KY線だ~~~!!!」



と、のび太が叫んだ。




そういうのび太の生命線と知能線は
きっちりくっついていたのが悔しかった・・・











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| 母のグチ | コメント(2) |







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