2010-01-05 (Tue)
時はさかのぼって終業式の日・・・


「お母さん!見て!『生活の様子』っていうところ!」



ただいま、も言わずに帰ってきたのび太。





そうそう、私はいまだにのび太が通知表を持ってくる、
という感覚がなくて、
終業式の日に通知表を持ち帰るのび太に驚く(笑)


のび太が言っていたのは「成績表」ではなく、
その隣にある『生活の様子』という評価。

「気持ちの良い挨拶ができる」とか
「きまりを守り周囲に役立つ事を進んで行う」とか
「相手の立場に立って考え協力して行動できる」・・・など

まあ、言ってみればASタイプの子には
苦手な項目ばかりが羅列してあるのだ。



今までは

「身なりを整え、身の回りの整理整頓をいている」

「学校や学級の生活をより豊かにするために工夫して行動する」

が、A、B、Cの3段階評価の「C」だった。



つまり、「努力して欲しい」項目。




それがなんと!「B」評価にアップしたのだ!!!

それによって「生活の様子」の評価から
「C」が消えたのだ~!!!



そればかりか、「B」から「A」に上がっているものもある!!!






ちなみに成績表の方も上がっていたのだ。

算数、理科、音楽などはチョー良かった。

しかし、それよりものび太にとって嬉しい評価は
「生活」の評価だった。




第一、

「身なりを整え、身の回りの整理整頓をいている」

などは、今まで「C」以外の評価はなかった(はず)




「すごいでしょ?!『C』がなくなったんだよ!」


「ホントだ!すごいね~
 のび太が一生懸命頑張っているところを
 先生がちゃんと見てくれたんだね~」





夕方、別の用件で担任のC先生から電話を頂いた時に、
通知表の話になった。

C先生「のび太くん、通知表に関して何か言ってましたか?」

私「成績の方よりも『生活』の評価が嬉しかったみたいで
  『まず、こっちを見て!』って言われました。
  自分でも頑張っていたのを認めていただいた事が
  本当に嬉しかったみたいです」

C先生「のび太くんは本当に係りの仕事をきちんとしてるんです。
   同じ係りの子が仕事をしないで遊びに行っても
   文句ひとつ言わないで黙々と完璧に
   仕事をこなしてくれるんです。
   サボった子の仕事もきっちり片付けてくれて
   そういう姿をちゃんと他の子も見ていて
   私に教えてくれるんですよ。
   『のび太くんは自分の仕事以外にサボった子の
    仕事の分まできちんとやっている』って。」

私「そうなんですか~
  そういっていただけると嬉しいです。
  家でも文句言わずにやってくれるといいんですけど~(笑)」




なぁ~んて笑い話にしてみたけど、
やっぱりこういう評価は本当に嬉しい。
   
特にASタイプで融通の利かないのび太みたいな子にとっては
こういう漠然とした物事を評価されると、弱い。

一番、生きる上で苦手な部分だ。

そういうところが苦手なのがASタイプの人間である。

しかし、世の中ではそういうところの評価が
「人間性」の評価でもあり、
つまり、こういう部分が苦手、ということは
「人間性」を否定されるという風に感じたりもするのだ。



で、私が嬉しかったのは「成績」の評価よりも
「生活の様子」の評価に喜びを感じているのび太だ。

つまり、今までは算数がよかった、とか
国語の読み取りがダメだった、とか
そういう点ばかりが気になっていたのび太が
「生活」=「生きる術」「人としての評価」を
意識するようになったことは、
ASタイプ人間としては大きな成長と心の変化があったのだと思う。



それは、4年生時代の悲しいいじめ体験を乗り越え、
5年生になり「相手の気持ちを考える」ことを
意識させてくれるC先生と出会い、
自分の行動、言動が周りにどう思われるか、影響するか、
そういうことをクラス全体が考えるようになったことは
本当に大きい事だと思う。

そして、自分の行動を誰かが見て評価してくれる、
それが、自分の喜びに繋がる、

そんな「心のつながり」を初めて感じられたのかも知れない。






そういえば、思い出した。




教室の後ろに貼ってあったのび太の「5年生の目標」。


「相手の気持ちを考えられる人になりたい」




そんなのび太の成長を感じられた出来事が
冬休み中に何度もあった。





~~~~~つづく~~~~~











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