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2009-08-11 (Tue)
自閉症児の特長で「逆手バイバイ」があります。

バイバイするとき、相手にてのひらを向けますが、
自分の方にてのひらを向けてバイバイしてしまう。

つまり、相手が自分に向かっててのひらを見せているので
自分も自分にてのひらが見えるようにバイバイしてしまう・・・



考えてみれば定型の子がバイバイの仕草を真似て
自分にてのひらが見えているから
相手にも同じようにてのひらを見せて・・・

と言う風に置き換えて真似できることの方が
すごいことなのかもしれない。

人間の脳というものは本当にすごいなぁ~と
感心してしまうのだが・・・




音楽教室の講師をしていた時、
グループレッスンの指導法として
子供たちに向かって運指(指の動き)を見せる時、
例えば右手の練習ならば右の演奏を右手でしつつ
右の運指を左手で示し、
左手の練習ならば左で左の演奏をしつつ、
左の運指を右手で示して動かしてみせるのです。

つまり、鏡状態で指の動きを見せる。



ある時、右手の練習で左手を掲げて

「はい!じゃあ先生の真似して右手弾こうね~」

と言った時、


「でも先生は本当は左手だよ!」

と、指摘した子がいました。


その子はだいぶ以前に記事にもしましたが
とても私たちと似た特長を持つ子でありました。
(→過去記事はこちら




幼稚園の時、お遊戯の練習の時など、

「のび太くんだけ私と反対の手足を動かすんですよね~」

と、先生に言われたことがあった。


先生も子供たちにお遊戯の見本を見せる時、
向かい合って、本来、右手を上げる時に左手を、
左足の時に右足を動かす。

鏡状態でわかりやすいように示しているのだが
のび太の場合は逆。

「のび太くんに聞いたら、
 『先生が右手上げたから僕も右手を上げた』
 って言うんですよ~」

とのこと。



多数派の子たちが鏡状態で先生のお遊戯を真似ているのに
のび太は先生の右と自分の右をちゃんと変換?させて
動いているのだ。




その後、のび太も音楽教室に通いだした時、

「どうして先生はわざと右手の練習の時に
 左手を見せるんだろう?
 わかりにくいんだけどな~」」

と疑問を抱いていたようです。



というか、どうして素直に見たままを真似できないのか、
のび太の不思議な感覚にこちらのほうが
疑問を抱いてしまったのですが、

この辺が自閉症の脳の不思議なところなのかもしれません。






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