2009-07-16 (Thu)
先日のこと、



「今日、Aくんが嫌な事を言って
 ボク、頭にきてAくんのことを追いかけてたら
 途中でここ、ぶつけっちゃって~」


と、肘のばんそうこうを見せてくれた。





「あらら~大丈夫?」


「うん、ここはもう大丈夫」






5年生になってほとんどと言っていいほど
いざこざの無いのび太。

いかに先生の指導力が子供たちに大きく影響するか、
と言うことを実感してしまう。




毎日、地獄へ行くような気持ちで登校していた去年ののび太。

今年は・・・


「なぁ~んにも心配な~い」


らしい。






「・・・で、Aくん、のび太になんて言ったの?」

「♪~~~~~♪って、ふざけた替え歌で
 ボクのこと、馬鹿にしたんだ!!」



・・・・・まあ、聞いてみれば大したことではない。

もしかしたら、他の子だったら、無視して受け流すかもしれない。

だけどのび太はそういうことは黙っていられないのだ。

相手の仕掛けにまんまと引っかかる、
バカ正直とも言えるのび太。


まあ、そのうち、「ちぇっ!くだらないな、相手にしないよ」

って、受け流せるようになってくれればいいな~

と、思うけど・・・う~ん・・・




でも、こういう大人から見たら
大したことのないいざこざの積み重ねで
去年は地獄のようなドツボにはまっていったのだ。

大人の視点と子供が受けるダメージはイコールではない。

ここで去年の担任が子供の気持ちに寄り添って
くだらないいざこざでもきちんと対処してくれれば
繰り返されることは無かったはずなのだ。






「・・・で、C先生には言ったの?」


「うん、言ったよ。
 C先生が絆創膏、貼ってくれたんだ。」


「ふ~ん、C先生はAくんとのケンカ、
 解決してくれたの?」


「うん、はじめに相手に言い出した方が
 絶対に悪いから、謝りなさいって。
 Aくんがボクに謝って、ボクが『いいよ』って許した」


「ちゃんと納得のいくように解決したんだね」


「うん。C先生はちゃんとボクの話しを聞いてくれるから
 大丈夫なんだよ」







そうなのだ。


はっきり言って、幼稚園児並みの出来事だ。



悪口を言った。
   ↓

ケンカになった。
   ↓

先に仕掛けたほうが悪いんだから「ゴメンナサイ」と言わせる。
   ↓

ちゃんと謝ってくれたら「いいよ」と許すこと。





この、当たり前で基本的なやり取りでいいのだ。

こんな幼稚で当たり前で簡単なことを怠った去年の担任。



「ケンカ両成敗」なんて兄弟げんかでもない限り、
納得できることではない。



基本を怠ってのび太を追い詰めていった去年の担任の罪は
重すぎると思っている。





「C先生はちゃんとボクの話しを聞いてくれる」し、

「他の子のいじめの時もちゃんと学級会で話し合ってくれる。
 だから安心する」


と、のび太は言う。





先生だからと、必ずしも子供たちに信頼される訳ではない。



子供たちは見ている。

大人の言動を。



教師だからと言って全て正しい訳ではないことも
知ってしまっている。


その分、信頼できる人の前では
誠実であろうと頑張るのが子供と言うものだ。




そして、大人たちを見る目は

ある意味、もっとも正しい。











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