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2009-05-13 (Wed)
先日、夜に担任のC先生から電話がきた。



C先生「のび太くん、今日、元気に帰りましたか?」

「???ええ。元気に帰ってきましたけど・・・」

C先生「それなら良かったです。
 実は、のび太くん、5年生になって初めて今日、
 ちょっとお友達とトラブルがあって・・・」





5月も半ば過ぎ・・・

今日が5年生始めてのトラブルなんて、
やっぱり落ち着いてきたんだな・・・

(ヘンなところに感動している私・・・)




どうやら、5年生合同の運動会の練習中に
のび太が間違って女子の道具を取ろうとした時に
隣のクラスのZくんが

「それ女子のだぞ」

と、言ったのを、のび太が曲解して、

「オカマだ、って言われた!!!」と激怒したらしい。



先生が二人に事の成り行きを尋ねても
「言った」「言わない」の押し問答。

そこで周りにいたお友達に尋ねたら、

まあ、Zくんは「オカマ」とは言っていないけど・・・

ということ。


「女子のだぞ」と言ったとしても、その言い方が
サラッと言ったものか、嫌な感じに言ったのか、
その辺も捉え方は人それぞれだし・・・

その際に、のび太はパニクってZくんに対して
「バカやろう!」を連発したらしい。


その言葉はやっぱり良くないからZくんに謝ろう、

と言う事で、謝らせようとしたところ、


そばにいた友達が


「でもさ、のび太がこんなに怒ってるってことは
 Zくんもきっと嫌な言い方したんだと思う。
 じゃなきゃ、のび太がこんなに怒るはずないよ。
 だから、のび太くんもZくんも二人とも謝るべきだよ」



と、発言したらしい。



この言葉に周りで様子を伺っていた子たちも

そうだよ、二人とも謝るべきだよ、ということになって

双方、「ごめんなさい」でおさまったらしいのだ。





・・・で、そのあと、C先生は考えたらしい。


どうして、のび太がZくんが「女子のだぞ」って言っただけなのに
激怒したのか・・・

C先生にとっては泣き叫ぶのび太を見たのは初めて。
C先生が知っているのび太は
穏やかでいつも笑っている姿。

Zくんの言い方が悪かったとしても、どうしてあんなに・・・?



C先生「きっと、のび太くんにとっては自分は男の子なのに
   『女子』とか『女の子っぽいこと』を言われるのが
   嫌だったんでしょうね。
   それで、あとからのび太くんに
   『間違いを指摘された上に女子っていう言葉を言われるのが
   嫌だったの?』と聞いたら、『ウン』って。
   『あの時、のび太くんの気持ちを考えられなくてごめんね』
   と、謝りました。

   でもすぐに笑顔で『もう大丈夫』と言ってくれました」




ハッとした・・・


忘れていたことに気づかされた。


のび太の気持ちを考えること。

どうしてパニクったのか、必ず原因はあるはずなのに
最近では表面的なことだけで全てを判断してしまう。




電話を切って、のび太に

「そんなことがあったんだ~。
 先生、心配して電話してくれたんだよ。
 先生、のび太の気持ちをちゃんと考えてくれてるんだね」

「うん。だから、何があっても心配ない。
 ちゃんとわかってくれるから」

「そうだね。
 ・・・『のび太がこんなに怒ってるんだからZくんだって
 悪いんだから謝れ』って言ってくれたお友達って誰?」

「う~ん・・・僕、パニクってたから
 それが誰だったか覚えていないんだよね~」





感激だった。

4年生の時は明らかにのび太に非が無いのを
周りで見ているはずなのに
いじめられているのび太に助けてくれる人はいなかった。

だけど、学級会でいじめについて話し合った5年☆組は
「見て見ぬ振りを許さない」クラス目標を掲げている。

だから、のび太にとっては勇気100倍なのだ!



それに、どう見てものび太の勘違いだと思う今回の出来事すら
のび太の気持ちを考えて下さり、
その気持ちをちゃんとのび太に伝えてくださる
先生の暖かさに心から感動してしまった。




連絡帳に書いた。



「夕べはお電話ありがとうございます。
 のび太は今までの経験からどうしても被害妄想的に
 物事を捉えがちになっているところがあります。
 明らかにのび太の思い違いでのトラブルなのに
 のび太の気持ちに寄り添ってくださったことが
 のび太はとても嬉しかったようですし、
 私もとても感激しております。
 今、のび太は学校がとても楽しいと言っています。
 今後もいろいろあると思いますが、
 どうぞよろしくお願いいたします。」



それに対するC先生からのお返事。

「こちらこそ、そんな風に言っていただけて
 感動しております。
 もっともっと、のび太くんの気持ちを知りたいと
 思っています。」






C先生は発達障害についてはご自分で
「勉強不足で正直、よくわからない状態です」
と、以前、仰っていました。


でも、そういう知識なんて関係ないのだ。

発達障害があるから、とか、

そういうことはどうでもいいことなのだ。


要するに、いかにひとりひとりの子供の気持ちに寄り添えるか


それに尽きるのだ。







今まで私は学校にのび太のことをお願いしたり、
相談したりする時に
発達障害のことを意識しすぎていたことに気づいた。

もちろん、そういう特性を知ってもらうことは
のび太にとって大事なことではあるけど、
C先生とお話していると、
そういう特性を超えた部分のもっともっと深いところで
子供達ひとりひとりを、見て、感じて下さっているような気がする。



のび太の母を約11年やってきましたが、
目からうろこの気持ちです。












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