2009-05-08 (Fri)
前の記事の続きになりそうな話題で恐縮です・・・


世の中には本当に愚かで恥知らずな人間がいる。



障害者や社会的弱者を見下すことで
優越感を得たい人が世の中にはたくさんいるという
悲しい現実を本当に目の当たりにしてきた方は
多いと思います。



そういう私たち親子も
一歩、外に出れば、そういう視線や言動に
どれだけ傷つけられてきたか数え切れません。



のび太が幼い時のあれこれは今までも記事にしてきました。


さすがにのび太ももうすぐ11歳。

幼い時のような奇異な行動は大分、少なくなってきましたし、
多少「人の目」を意識するようにもなりつつあるし・・・





しかし、そこはやっぱり自閉圏アスペ族ですから
マイワールドに入り込んだら
独特な世界を醸し出しがち・・・





先日、のび太と図書館へ行った。

新刊コーナーにのび太の好きな折り紙関係の本が入っていて
床に座ってコーフン気味に見ていたのび太。


「おお!すげ~!
 ・・・ああ・・・鶴を変形して作るのか~なるほど~
 ・・・おお!これ、チョー難しそう~!」


なにやら折り紙ワールドに突入・・・


私は別のコーナーへ。




すると、私の後ろのコーナーから

♪う~さぎ~さん、ねこさん、くまさん~よ~♪

と、今、のび太のお気に入りの「タンスに○ン」のCMソングが
聞こえてきた・・・(知ってますか?)


え?と思って後ろをのぞくと、
のび太が大人用の漢字の本を見ながら歌っていた。


ああ、なんだ~のび太ね。


「のび太、図書館だから小さい声でね。」


「は~い!」


と、クレヨンしんちゃんの口真似で返事をして、
児童書コーナーの方へ行った。





しばらくすると・・・


のび太のささやくような声がする・・・



なにやら独り言・・・というか、
大好きなお笑い芸人さんのネタを
ブツブツ語りだしたり、

おそらく歴史の本を見ているのであろう、
戦国武将の名前やら年号やらが
断片的に聞こえてくる・・・

小声でブツブツファンタジーに浸かって
しゃべってる・・・









すると、本棚をはさんで私の向かい側にいた人が

「○○ちゃん、ちょっとおいで」

と、自分の娘らしき幼稚園くらいの子供を呼んだ。









母「ここにいなさい」

娘「ノンタンの本、見てる~」

母「いいから、ちょっとここにいなさい」

娘「やだ~本、見てる!」

母「じゃあ約束して!
  あのお兄ちゃんのそばに行っちゃダメよ!」

娘「どうして~?」

母「とにかくこっち側の椅子に座って読んでなさい!」














・・・・・えええ?



あのお兄ちゃん、って・・・?








児童室を見ると、そこにはのび太しかいない。












あのお兄ちゃんのそばに行っちゃダメよ







あのお兄ちゃん






あのお兄ちゃん、って、








家の息子のことでしょうか?









何か、オタクの娘さんにご迷惑をおかけしましたか?










ただ、独り言を言っていただけですけど・・・











耳障りでしたか?






だったら「ちょっと静かにしてね」って

一言、声をかけて下されば

うちの息子は理解できますけど・・・









別に家の息子は知らない女の子を
取って食ったりしませんけど・・・



危険性は皆無ですけど・・・











心臓が、痛かった・・・












のび太が小さい時はこんなこと、何度もあった。

でも、そのたびに、



「デパートや病院とか知らない人がいっぱいいるところでは
大きい声を出しません」

とか

「知らない人に話しかけたりしません」

とか

教えてきました。



でも、今回は知らない人に話しかけていないし、
のび太は小声で話していたし、
何にものび太は悪くないのだ。




~~~図書館や病院みたいに知らない人が
 たくさんいるところでは
 独り言を言うと、嫌な気持ちになる人もいるから
 我慢しよう~~~





・・・って言えばいいのかな?







どうにも腑に落ちない私は
その言葉を心の中でもみ消した。





のび太は何にも悪くない。





悪くないのにどうして
他人に避けられなければいけないのだろう。






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