2008-11-20 (Thu)
「明日の朝、一番に先生に言う!」


と、Nくん、Kくんのことで傷心だったのび太。




「先生に話したの?」とたずねると、

「うん」と。



偉かったね〜ちゃんと先生に言えたんだ〜


と、言ったものの、本当にのび太が先生に伝えたのかどうか・・・

もしかしたら先生には言っていないんじゃないか、と思います。



でも、それでのび太がいいのなら、
静観していた方がいいだろう、と思っています。




昨日、自由参観日で行って来ました。

体育の授業を見たのですが、大縄跳びをグループで跳ぶ時、
たまたまのび太とNくんは同じグループで
Nくんは縄を回していました。

のび太がちょっと引っかかってしまったとき、
Nくんが何やら、のび太に言った・・・

その言葉にのび太はサッと顔色を変えてNくんに
じゃあ縄を回すのをやるよ、といった仕草をした・・・

しかし、のび太の言葉には無視してNくんは
縄を回し続ける・・・

のび太は何度もNくんの縄を持とうとするけれど、無視。


で、みんながガンガン大縄跳びを跳んでいる間、
しばらくボーっと立ち尽くしていたのび太。

その後、我に返ったのか、また跳び始めたから良かったけど。




なんとなく、現在ののび太とNくんの状況を
垣間見たような気持ちでした。

そうか。

Nくんはのび太に結構、いろいろキツイことを言っているんだろうな。

たまたま下校時のことだから泣きながら帰ってくるけど、
それ以外にもいろいろあるんだろう。


でも・・・

これがのび太じゃなく他の子だったら、
別に気に留めるわけでもなく交わしてしまうような
些細なことなのかもしれない。

一言一言を気にしてしまうのび太だから、
感じてしまう言葉のトゲなのかもしれないし。






新しい傘を一日で壊してきたのび太・・・


「んもう〜!どーして新品を一日目に壊すの?」

「チャンバラごっこ、やっちゃったんだ〜」

「えええ〜!傘でそんなことしたら、危ないでしょ?
 相手に折れた傘とか刺さっちゃうこともあるんだから〜
 お友達の傘だって壊れたかも知れないでしょ?
 誰とチャンバラしたの?」



「Nくん・・・・・」

「Nくんと?
 ふぅ〜ん・・・Nくんと普段は遊んでるんだ。」

「まあ、時々」

「遊んでるときはNくん、嫌なこと、言ったりしないの?」

「うん」



「この前、Nくんに嫌なこと言われたって、
 泣いて帰ってきたでしょ?
 あの時、Nくんになんて言われたの?」


「・・・だからKくんがやったこれ。
 それと同じこと、されたの」

といって、右手の中指を上向き、左手の親指を下向きにした。

「これ上向きが『死んで天国へ行け』って意味で 
 下向きが『そして地獄へ行け』っていう意味なんだ」

「え〜・・・なんて嫌な仕草なの〜!
 そういうのって絶対にやっちゃいけないよ。

「でも、ボク、KくんとNくんにやり返した・・・」

「・・・んまぁ、先にNくんとKくんがやったんだから
 のび太がその後同じことやっても
 お母さんは許されると思うよ。
 だけど、のび太がされたみたいに、何にもしていないのに
 そういうことするのは最低だと思うよ。」

「うん、しない。」





この嫌な仕草も、決して気分のいいものじゃないけど
子供同士の間では
おそらく普通にやり取りされているんだろう。


おそらく、ほかの子は、「何だ、またか〜」とか
「じゃあ、お前にもこうしてやる〜」なんて
軽くやり合っているだけなのかもしれない。

のび太は意味を知って、ものすごいショックを受けただろうけど
他の子にとっては
コミュニケーションのひとつ、くらいのやり取りかも知れない。




この辺の見極めが、実に難しい。


何せ、私ものび太と同じように受け止めてしまうから。

だけど、私はこれまで経てきた経験と、
子供達に携わる仕事をしてきた経験からも、
だんだんそういうことがわかってきているから、
今、冷静に考えればこういう分析が出来るけど、
瞬時に他の子のように笑って交せる技量はのび太には、ない。


これって、説明しても理解できるものじゃないことも
体験から知っている私としても
本当に難しいと思うのだ。



とにかく、母として、のび太を傷つけたくないのだ。



当事者としての自分、母親としての自分、
多数派の側から見ての自分・・・・・

その狭間で、揺れ動いたりパニクッタリしつつも、
とにかく冷静に考えて、
のび太の気持ちを尊重しつつも、
でも、のび太を守っていくことを第一に・・・


としか、考えられないでいる、私です。







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