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2008-09-16 (Tue)
「相手の気持ちを考える心」ってなんだろう?




「今日は最悪な一日だった!!!」

先週のある日、「ただいま」も言わず、ランドセルも背負ったまま、
一気に話し始めた。

「Aくんにズックをゴミ箱に捨てられたんだ!
 それからBくんに女子トイレにムリヤリ閉じ込められそうになったし!
 Cくんには給食の時『面白いネタやらないと、おかず取るぞ』って!」

「・・・・・そっかぁ~・・・そんなにいろいろあったんだ。
 辛かったね。でもみんなひどすぎるんじゃない?
 それでのび太はどうしたの?」

「AくんのこともBくんのことも先生にすぐ言った。
 だから大丈夫だったけどさ~
 Cくんのは無視してた。」

「うんうん!それでいいんだよ!
 ちゃんと先生に言えたのは良かったよ!
 給食は取られちゃったの?」

「ううん。大丈夫だったけどそういう事を言われるのが嫌だ!
 もう!本当に最悪だよ~!」

「本当だね。ひとつ聞いてもいい?
 のび太が先にAくんやBくんやCくんに何かしたわけじゃないよね?」

「何にもしてないよ!だから腹立つんだよ!」

「そうだね。でも、のび太は何もしていないんだし
 何一つ間違ったことしてないんだから
 堂々としていていいんだよ!
 そういう人たちは、心が小さくて相手のことを考えられないんだよ。
 そのあと、仕返ししたり嫌なことを言ったりした?」

「してない!僕は仕返しとか出来ないんだよ!!!」

「うんうん。いいんだよ。仕返しなんかしなくていいんだよ。
 そこで仕返しなんかしてやり返したら、
 心の小さい人たちと同じレベルになっちゃうんだから。
 仕返ししたりやり返したりしないのび太は正しいよ!」

「でも、どうして何にもしていないのに
 ボクは嫌なことをされるんだろう?」

「そういう心の小さい人は、きっとのび太にだけ
 嫌なことをやっているわけじゃないと思うよ。
 それにそういう人は、嫌なことをしたあとの、
 相手の反応を見て面白がったりする『心の向きが違う人』なんだ。
 だから嫌なことをされても無視するのが一番だよ。
 無視してその場から立ち去る、これが自分を守る方法だよ。」




「あ!あともうひとつ嫌なことあった・・・
 Dくんに砂かけられた・・・
 ・・・でも、Dくんは仕方ないかな~・・・?」



Dくんとはのび太のクラスのADHDらしき子。

何かがあると椅子を振り回して暴れたりする子なのだ。

「Dくんは嫌なことがあると気持ちを抑えられないのかもしれない。
 だからDくんが暴れそうなときは、先生に言って
 その場から逃げればいいんだよ。
 Dくんも我慢できなくてつらいかも知れないよ。」

と、いつも話していたし、2,3年の時は
担任からそういう話をされていたらしい。



「Dくんか~・・・のび太はそのときどうしたの?」

「ただ黙って逃げた。
 Dくんはみんなにやっちゃうんだ。
 でもちゃんと嫌なことの理由があったんだと思うから
 仕方ないかもしれないな
。」

「えらいね、のび太。
 ちゃんとDくんの気持ちを考えられるなんてホントにえらいね。
 他のお友達ものび太みたいに、相手の気持ちを考えられれば
 絶対に嫌なことなんかしないんだけどね。」




前回、前々回と
「人として発する言葉としていかがなものか」という記事で
皆さんからの反響が大きかったのですが・・・


それに比べて、幼いながら、たどたどしいながらも、
のび太の行動と言葉には、ハッとしてしまいました。


前回、前々回に登場したサイテーな大人より
自閉症ののび太の方がよっぽど
「相手の気持ちを考えられる人」じゃないかと・・・

親バカかもしれませんが・・・汗




「人の気持ちを想像できない」

「周りの空気を読みづらい」

などと言われている高機能自閉症ののび太。




もちろんお墨付きの診断をされていますから
そういう部分もありますが、
あの大人たちとのび太、
「人の気持ちを想像できない」のはどっちなんだろ・・・



発達障害って、なんだろう。




あの人たちはいわゆる「フツーの人」で、のび太は発達障害。



心が健全なのは一体、どっちなんだろう?





 
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