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2008-08-26 (Tue)
自閉症の子供の特徴として

「爪先立ち」があげられることが多い。


のび太、いまだに爪先立ちですから、ハイ。



こののび太の爪先立ちには歴史がある。







2歳児検診で、保健士さんが絵本を開いて、

「りんごはどれ?」「車はどれかな?」などとたずねたり、

逆に絵を指差して「これなあに?」と
物の名前をたずねたりする検査があった。


・・・・できるわけない!!!


まず、知らない場所に行って椅子に座るはずがない。

何とかなだめすかして座っても、
意思疎通も会話も全く成立したことのないのび太、
そんな検査、やる前から「無理ですから~~~~~!」と
叫びたくなった。

椅子に座る座らないで汗だくで大騒ぎする私とのび太の前で
保健士さんはため息混じりに

「はい!もういいです!」の言葉と同時に

「要観察」のハンコをバンッと音を立てて押した。






ぐったりだった・・・

もう帰りたい・・・

次の検査の順番を待って「おもちゃコーナー」で遊ばせているとき
ある保健士さんが近づいてきた。

「元気ですね~のび太くん」

え?何で名前知ってるの?と、思いながら

「ハイ・・・元気です。でもなかなかコミュニケーションとれなくて。
 他のお子さんみたいに会話にならないんですよね」

と、うっかりグチが出た。

「う~ん、でもまだこのくらいの子だと
 発達には差があるから心配しなくても大丈夫ですよ。」

と、言ったところで、ん?・・・とのび太をジーッと見入った。

「のび太くん、爪先立ちで歩くんですね」

「あ~そうなんですよ。
 熊川哲也、目指そうかと思って~(笑)」




次は1年後、3歳児検診。

私は我慢できなくなって

「この子と会話が出来ないんです。どうしたらいいですか?」

と言うことで、発達相談を受けられるようにしてもらった。


その後、3回発達相談を受け、その中で発達検査やWISCなども受けた。

しかし、「様子を見ましょう」と言う言葉しか残らないのだ。


3回の発達相談の待ち時間をいつも遊んで相手してくれたのが
2歳児検診で「爪先立ち」を指摘した保健士さんだった。


「おおお~!のび太くん、
 今日も爪先立ちでよく走れるよね~スゴイ!!!」

「熊川哲也への道をまい進しています~!(笑)」

なんて笑い話にしていた。



しかし、児童相談所の検査員の発達相談だったため
はっきりと診断もされず、どう対処したらいいのかもわからないまま。

3回目の発達検査で言葉の教室の先生と出会い、
診断のきっかけを作っていただいたのだが、
この、発達相談の時に言葉の教室の先生が来ていたのには
訳があった。



発達相談を受け続けたところで児童精神科医が診なければ
診断はいつまでたっても出ない。

せめて、どう対処して、どう接していけばいいか、
伝えてくれる人を介してあげよう、という
保健士さんの配慮で、言葉の教室の先生を呼んだらしいのだ。



自閉症でも必ず爪先立ちをするとは限らない。

たまたま、のび太は爪先立ちが目立っていたおかげで
やっと、診断にたどり着けた。


爪先立ちが出会いをくれたし、
のび太と私の出口のない不安から未来を切り開いてくれた。


今でも、ふと、爪先立ちをしているのび太が
何だか、とっても可愛い・・・


可愛いなんて言ったら、今じゃ、怒られるけどね・・・!




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