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2008-04-14 (Mon)
この記事もいよいよ最終回です。

私の記録作りにお付き合いいただきありがとうございます。


①~⑤まで読んだあと、お読みくださいね。






今まで3クラスだったのび太の学年は転校していった生徒の関係で
2年生進級時は本来なかったクラス替えがあることになった。

それは、担任の先生も変わる可能性が大きいということだ。


ショック・・・

まずは、のび太より私がかなりのショックだった。

しかし、仕方がない。

早めにのび太に伝えておかねば・・・

「のび太、本当は2年生になるときは
クラス替えもないはずなんだけど、
人数の関係でクラス替えになります。
そして、S先生も代わるかもしれません。」

「ふ~ん」

・・・なんだ。
あっさりしてるもんだ。

やっぱり、早めの予告がよかったんだな・・・。

と、思っていた。



しかし・・・甘かった・・・!

1年生修了式の前の晩、一度は寝室に入ったのび太が
泣きながら起きてきた。

「S先生とお別れするのイヤだよ~
 だって、放課後のお勉強もなくなっちゃうんだよね・・・
 イヤだよ~ボク、S先生とずっとお勉強したいんだよ~~~」



そうなのだ。

ただ、単純に毎週1回放課後、
先生となんとなく過ごしていたわけではなかったのだ。

のび太にとってもS先生との放課後の時間は、
とっても穏やかに過ごせる特別の時間だったのだ。

家族以外の人が自分を認めてくれる、
失った自信を取り戻し、
自分の存在価値を見出せる時間でもあった。


修了式の日、のび太が登校した後、
すぐに学校のS先生にに電話して、
夕べのできことと、のび太の気持ちを先生にお話した。

「わかりました。のび太さんにそんな風に思ってもらえるなんて
教師冥利につきます。
私からきちんとのび太さんが安心できるようにお話します。」




帰ってきたのび太・・・

「S先生が帰るとき、僕にお話してくれた。
先生が変わってしまっても、次の先生に、
ちゃんとボクのことをお願いしておくって。
また、放課後のお勉強もやってくれるように、
次の先生にも頼んでくれるって」

笑顔でした。

S先生に言われたことで、踏ん切りがついたのでしょう。


そして、2年生始業式の前日、S先生から電話。

「明日から教室も変わるし担任も変わる事になりました。
もしよかったら、新しい先生と顔合わせしておいた方が
いいかな、と思いまして。
どうしますか?」

「あ!ありがとうございます!うかがいます!」

ということで、S先生の最後の配慮に甘えることにしました。


学校に行くと、S先生がすでに昇降口で待っていてくださりました。

そして、新しい靴箱の場所を確認し、
のび太だけに新しいクラス編成を教えてくださり、
「明日まで誰にも言わない・・・先生との大事な約束!」

と、指切りして、2年担任のあのKP先生と
顔合わせをさせてくださいました。

「KP先生には、放課後のお勉強も続けてやってくださるように
お願いしておきました。
2年生になってすぐには出来ないかもしれないけど、
絶対にKP先生もやってくださるからね。」

と、新卒2年目のS先生の誘導のもと、
KP先生と握手を交わしました。

このとき、S先生の頼もしい雰囲気と対照的に、
緊張気味でどうしたらいいか・・・と困惑気味で
「20年前の浪人生」みたいな雰囲気を漂わせたKP先生が
(大変失礼・・・だって、ホントなんだもん!)
エラクたよりなげに感じたワタシ・・・

・・・ま、それは置いといて・・・



S先生の最後の配慮に心から感謝した。

のび太小学校は、校長先生(当時)が特別支援にご理解がある、
ということもあっただろうが、
学校全体で配慮の必要な子供に心を寄せてくださる、
という雰囲気が満ちている。

なにせ、のび太ひとりのために、
入学式の予行練習をしてくださったほどだ。(詳しくはこちら

しかし、学校全体としては理解へ向かっていても
教師個人の力量や考え方で対応や配慮は様々だ。

実際、KP先生がS先生の後を引き継いで
放課後指導をしてくださったが、
S先生のようなソーシャルスキル的なやりとりはなく
(彼には無理だったのだ)
本当にただ、のび太の好き勝手な趣味につきあってもらった・・・

・・・みたいな様子だった。

無駄にお忙しい時間を過ごしてもいかがなものだろう?

・・・という疑問がわいてきて、
3年生進級を機にやめていただいた。


結局、同じように配慮(といっていいのか?)をしたつもりでも、
教師個人個人の力量と理解度によって、
全く意味を成さない結果になったりもする。


本当に配慮をお願いするというのは難しい。

サポートブックを毎年作るけれど、
実際に毎日接する先生に、
どこまで伝えればいいのか、
どこまでお願いしていいか、
どこまで求めていいのか・・・。

もちろん100%ということはありえない。

親だって、日々、子供とのやり取りでは失敗し後悔し、
過ごしているのだ。


だけど、ひとつのなんてことのないはずのつまづきで、
この子たちは簡単に崩れて立ち上がれなくなるというもろさを、
どこまで理解してもらえるか・・・


本当に、親として人として、日々、勉強、精進です。



ただ、S先生という、若い新米先生が、
ここまでのび太とのび太の親の気持ちに寄り添ってくださった、
という記録を残して、将来ののび太に伝えたいと思いました。

S先生は去年、市内の別の小学校に転勤されました。

きっと、もっともっと素晴らしい先生になられていると思います。



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