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2008-04-11 (Fri)
前回の記事で入学早々ハジケルのび太に、
ちょっと安心した私でしたが、
それもすぐに脆くも崩れ去ってしまう出来事が・・・。



当時、のび太と一緒にお風呂に入っていた。
お風呂はいい!
他に外界からの情報が何もないから、
のび太も気持ちをこちらにちゃんと向けてくれる場所だった。

ある日・・・

「帰るとき、Aくんがボクに何回もグーで叩くんだ。
 だからずーっと怖い顔をして帰ってきた。」

「やめて!って強く言わなくちゃダメだよ。
 言わないとAくん、のび太に叩いても何も言わないから
 叩いてもいいんだ、って思うかもよ」

「やめてって言えないんだ」


即、連絡帳に書く。(のび太の了解を得て)

次の日、担任のS先生(新卒2年目の素敵な女性の先生)は
即、のび太にそのことを改めて聞き出し、帰りの会で全員に
「叩く、殴る、引っ張る、など暴力は絶対にいけないこと」と、
注意してくださり、そういう事をされたり、しているのを見たら、
先生に教えること、と指導してくださる。



またある日のお風呂で・・・

「いつもボクのこと、『バカ』とか『マヌケ』とか
 言われるんだよ。すごくすごく嫌だ」

「どうしてお友達はそんないやな事、言うんだろう」

「『訳のわかんないこと言ってる』って」

そう。
のび太はいつも気持ちに浮かんだことをブツブツつぶやいていた。

この頃、「オデッセイ」というタッチペンで指した部分を
音声で教えてくれる地球儀にはまっていて、
世界地図を制覇していたのび太。

スリジャヤワルダナプラコッテ・・・パシフックオーシャン・・・

などと、いつもつぶやいていた。

小学1年生のほかの子にとったら、
「いつものび太くん、わけわかんねーこと、しゃべってる~」
ってな具合に思われるのだろう。

しかし、のび太にとっても私にとってもショックだったのは、
幼稚園時代にいつも行事のときにのび太の横にいて、
さりげなくのび太を誘導してくれていたHくんが
悪口を言う子の中にいたことだった。



もう、幼稚園時代とは違うんだ。

がーん・・・



数日たってもずっと同じように「言われていやだ」を
訴えるので、またまた連絡帳に書く。

即、S先生はのび太に、
誰にどんな風に言われているのか、
どうしても「やめて」とは言えないことをのび太に確認し、
クラス全体に指導。

「バカ、マヌケは言われて気持ちいい言葉ではない。
そういう言葉を人に言うなんて絶対にいけないこと。
のび太さんがいつも言われていやだと言っています。
のび太さんの独り言は癖です。
誰にだって癖はあります。それをバカなどというのは
絶対にいけないことです。
もし、授業中などでうるさかったら『静かに』と
教えてあげればいいことです」


もちろん「もう言われなくなった」と言うことでしたが、
のび太はみんなの前で自分のことを言われたのが
かなりショックだったらしく、
先生がみんなの前で言ったことは私には教えてくれませんでした。

また、連絡帳に書く私。

「クラスの皆さんに理解していただくために先生が話されたことは
本当に感謝しております。
ただ、のび太は自分のことをみんなの前で言われたのが
少なからずもショックだったらしく、私には話してくれませんでした。
今後ものび太のことでクラス全体にお話していただかなければ
ならないことが出てくると思います。
その際、のび太が周りとの距離感や違和感を感じることのないように
配慮していただきたいと思っています。」

先生からのお返事・・・
「みんなに理解してもらうにはどう話したらよいか、
考えて話したつもりですが、必ずしも適切な説明では
なかったかもしれません。
でも、のび太さんの個性もほかの子の一人一人の個性も
分かち合って欲しいとの願いを込めて話しました。
今後、のび太さんの自尊心を傷つけないように
うまく伝えて生きたいと思っております」




そんなこんなが5月までの出来事・・・。

この間、のび太は微熱、足が痛い・・・を繰り返すが、
絶対に学校は「休みたくない!」と通っていました。

S先生は、体調が悪くても
それをうまく訴えられないのび太のために



1・・・すごくいい調子
2・・・まあまあいい
3・・・ん~・・あまり・・・
4・・・ぜんぜんよくない


と言う風に、気持ちをこの絵から選ばせてくれるなど、
様々な手法でのび太に配慮してくださいました。
(これはクラス全体でも使っていたらしいです。
 「何せ、1年生は・・・」と、先生談)


まだまだまだまだ、いろいろあれやこれや、ありました。
こんなことは、まだ、つまずきの第一歩だった。

だけど、このS先生はさすがでした。

いつも早い対応、配慮でした。

それについても、また次回に・・・。


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