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2008-03-21 (Fri)
療育で知り合ったBくんは今、5年生。

自分がアスペルガーということを受け入れて、
今は普通クラスで頑張っている。

でも、聴覚、触覚、嗅覚の過敏が激しいBくんには、
普通クラスはかなりしんどい。

中学は普通クラスにするか、特別支援級にするか、
ということで、
学区内の中学校の特別支援級の見学があったので、
お母さんと行って来たらしい。

しかし、パニックになると暴れたり騒いだりはしないが、
ふら~っと教室から出て行く生徒に、
理由も聞かず強引に連れ戻す、

耳ふさぎをして独り言を言う子に、ただ、
「静かにしなさい」とだけ注意する、

そういう無機質な対応がなされていたらしい。


BくんもBくんのお母さんも、
「中学校だからこういうものなの?」
と、思いつつ、見ていたらしい。

でも、何かが違う・・・。


それは、指示も注意事項も予定変更も、
視覚的に指示されることがないまま、
授業が進められている、ということ。

黒板に先生が書くことは授業の内容のみ。




そして、見学が終わり、学校側から特別支援に関しての
説明やら、学校の説明やらがあり、
質疑応答があったので、Bくんのお母さんが、

「ひとりひとりの弱いところに対応していただきたい。
 口頭での指示が理解できない子が多いと思うのですが
 文字などで示して指示していただきたいのですが」

と、言うと、

「そうですね。障害は同じでも弱いところはみんな違います。
 このような『個人手帳』を作っています。
 支援級の子、ひとりひとりの障害カルテのようなものです。
 保護者に書いていただいて、弱いところを補う指導をしています」

と、学校側。


ふ~ん・・・

でも、でもさ、
さっきの授業、見ている限りでは、
一人一人の弱いところに対応している様子はなかったな~

と、思いつつ、Bくんママは聞いていたらしい。


で、最後に学校側からのひとことに腰を抜かしたらしい。



「この学校の普通クラスに入るにしても支援級に来るにしても、
 先生の言った言葉を理解して行動できるようにしてきてください








へ?

なんですと?


この中学校の特別支援級には発達障害の生徒しかいない。

それなのに、「言った言葉を理解できるように」だと?


っていうか、さっき、私の質問に、
「一人一人の弱いところを補う指導をしている」って言ったばかりじゃない?




そうなのだ。

「一人一人の弱いところを補う指導をしている」とは、
世間的な売り文句でしかないのだ。

「一人一人の弱いところを補う指導」をするように、
と言われているんだろうが、
自閉症そのものが全くわかっていないから、
「言った言葉を理解できるように」なんて、
さも、当たり前のように偉そうに言えるのだ。



Bくん一家は今、引越しを考えているらしい。

「あちこち見学してから引っ越そうと思って」


せっかく、小学校でいい環境で理解されて頑張ってきたBくん。

中学校の進学が、「怖い」と言い出しているらしい。
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