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2008-03-12 (Wed)
愛犬ロックの散歩で、初めてのび太も卒園した幼稚園の方へ行った。


久しぶりにゆっくり眺める、のび太幼稚園。

一クラス30人、1学年1クラスのこじんまりした園。

でも、園庭で運動会が出来るほどの広い園庭。
ここでのび太は育ててもらった。


入学して気が付いた。

のび太幼稚園の出身の子は学年の半分いるのだが、
他の園から来た子と比べるとみんなおっとりゆったりしている。

もちろん、子供らしく元気だけれど、
大騒ぎする子も、大喧嘩するような子もいない。



のび太幼稚園は自由で伸び伸びした園だった。

卒園アルバムを作る係だった私は、
時々、素の子供たちの姿を写真に収めようと、
園に通った。

私立幼稚園のように英語や体操やお勉強に
力を入れているような特徴もなく(市立幼稚園なので)
毎日、ほとんどを園庭で遊び、
子供同士の喧嘩があっても、ちゃんと謝ること、許すことを教えられ、
親同士もおっとりゆっくり関わり合っているせいか、
変に子供のいざこざに介入する親もない。

発表会の役やクラスの係を決めるときも、
順番やじゃんけんなどはない。
ちゃんと自分の意思を言わせ、お互いの気持ちを理解しあい、
譲ったり、譲られたりして、
「じゃあ、君がこれをやって。僕はこっちで頑張るから」
などと、言える子供たちに成長していった。

第一、年少の時、みんなと遊べずパニックの連続で泣いてばかりいて、
職員室のカレンダーにかじりついていたのび太に、
クラスの黒板に、○月○日と、毎日書かせてくれて、
わざと、「先生はすぐ、日にちを忘れるんだよね~」と言い、
クラスのお友達に、
「のび太くんって、数字も漢字も書くんだ!すごい!」
という意識を植え付けてくださった先生。

そのうち、折り紙、あやとりは大人以上に上達したのび太を、
「折り紙先生」として、みんなでのび太の指導で?
折り紙をしたこともあった。


発表会などの時は、必ずのび太の隣には、
しっかりした子を並ばせてくれた。

我が家では「のび太シフト」と呼んでいたが、
段取りを忘れてぼーっとしているのび太を、
さりげなく誘導したり、お世話してくれるのだ。


もちろん、のび太だけではない。

ひとりひとりの良いところをみんなで誉めて認め合い、
ひとりひとりの苦手なところをみんなで助け合って成長した。

先生方の100%子供を愛してくれる気持ちと、
ひとりひとりを認めてくださる広い心・・・。


元々、のび太はパニックはあっても穏やかな子だった。
叩かれても叩き返すことはない子だった。

そして幼稚園生活が、
さらにのび太を穏やかで温和な性格にしていった。

同じ園出身ののび太の友達を見ても、
このくらいの年齢で見られる荒っぽさもズル賢さもない。

みんなのび太と同じように穏やかで温和な空気をかもし出す。




のび太は今でも嫌いな人がいないらしい。

イジワルされても「キライ」と言った事はない。

愛されて育つ、というのは、こういうことなのだ、と思う。
(ちなみに、旦那も「嫌いな人」はいないらしい)



私が幼い頃は幼稚園の頃からすでに、
「自分はひとりだ」
「誰も助けてくれないんだ」
と、悟った冷めた子供だった。

キライな子はいっぱいいた。

・・・というか、遊ぶ子はいても好きな友達はいなかった。
遊んでいても友達の心の裏ばかりを探っていた。
誰も信じられる人はいなかった。



親以外の人たちからも無条件に愛されて認められて育ったのび太。

親は自分本位の愛情?で私の心をがんじがらめにし、
世の中は恐ろしいことしかないと、
4歳で生きることの孤独感を知った私。

きっと、同じ性質を持って生まれた(と思う)私とのび太は、
環境の差で(愛情の差?)、これだけ違った性格を形成したのだ。




幼稚園のホールではどうやら卒園式の練習らしい。

懐かしい歌が聞こえてきた。

そうそう。

のび太も歌った・・・。
この曲を思い出しただけでも、涙がこみ上げる。 





      ♪はじめの一歩


   小さな鳥が 歌っているよ 

   ぼくらに朝が おとずれたよ、と

   昨日と違う 朝日が昇る

   川の流れも 輝いている

   はじめの一歩

   明日に一歩

   今日から 何もかもが 新しい

   はじめの一歩 明日に一歩

   勇気を持って大きく 一歩 歩き出せ




愛情あふれる幼稚園で育ったのび太。

この、幼稚園がのび太の原点。

のび太にとっては、この幼稚園が「はじめの一歩」だった。

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