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2008-02-26 (Tue)
のび太は、かなり前のことでも、
何かのきっかけで思い出して、話してくれる。

幼稚園に入園したばかりの頃は、
会話によるコミュニケーションと言うものが
ほとんど出来なかった。

何かあったとしても、理由など教えてくれるはずもない。

しかし、卒園間近になって、

「あのね、年少さんの頃、5月頃、
 バスに乗るとき、泣いたでしょ?
 あれね、歯科検診が怖かったからなんだ。
 また、今日も歯医者さんが幼稚園にいたら
 どうしよう!って、心配だったの。」

そう。
入園から一度もぐずらずに、園バスに乗っていたのび太。

それが、5月半ばになって、急にバスを拒否しだした。

しかし、1週間くらいでまた、泣かずに乗れるようになった。

確かに歯科検診はパニクって、
先生に羽交い絞めにされて受けた、と言われた。

余程、怖かったのだろう。
しかし、1週間たって、「もう、歯医者さんは来ない」
と言うことが分かって、安心して行ける様になったのだ。



こういうことは、多々ある。

小さいころによく並べていた積み木の形。

この謎も、最近になって教えてくれた。
(面白いですよ~こちら←で見てね)




先日、出かけたときに、
ある中華料理屋さんでランチしようか、
という、話になった。

「あれ?でも、このお店、のび太、
 嫌な模様があるお店じゃなかった?」

「違うよ!ここじゃないよ!
 あれは○○のお店だよ!」

のび太がまだ幼稚園にも上がる前だったと思うが、
ある中華料理店の席に着いたとたんに、パニくった。

座ってちょうど目線に当たるあたりに、
アートな中華模様が帯状に延々と連なっている。
(詳しくはこちら←を見てね)

そのことを思い出したのか、涙目ののび太。


「やめてよ~嫌なこと、思い出させないで~」

パニックの原因になるようなことは、
これほど前のことでも覚えている。

そして、思い出しただけでも再び、気持ちがパニくる。





またまたある日、

「航空写真を撮るときに、
 ず~~~っと長い時間、校庭に立たされてたんだ。
 目の前が真っ暗になって、立っていられなくて、
 KP先生に『具合が悪いから保健室に行きたい』
 って言ったのに『我慢しなさい』って言われた。」

・・・と、言いながら、すでに涙目・・・!

「ええ?!そんなのおかしいよ?!
 いくら先生でもそれは間違いだと思うよ。
 具合が悪かったら、先生がダメって言っても、
 保健室に行きなさい。
 航空写真より体の方が大事なんだよ!」

「でも、先生がダメって言ったら出来ないよ~
 もう、思い出しただけで悲しくなってくるよ~」




この子たちは、私が過去の嫌なことを思い出すよりも
もっとリアルに鮮明に、
心の痛みとともに思い出してしまうんだろう。

抜群の記憶力も手伝って、
嫌なこと、辛いこと、悲しいことも、
そう簡単には忘れないのだろう。


辛い記憶の上に、
楽しく素敵な思い出を上塗りしてあげたい。

いつも、のび太の「思い出し涙」を見ては、
思うのであります。
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