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2007-11-12 (Mon)
私は子供はのび太ひとりしか産んでないし、
のび太しか育てたことがない。

で、のび太は5歳ころまでは典型的な自閉症だったから、
語弊があるかもしれないけど
私は「普通の子」を育てたことがないわけだ。

だから、友人が子育ての悩みを話しても、
的を得た言葉も返してあげられない。

私の現在の数少ない友人であり、ママ友達のAちゃん。

彼女とはのび太が1歳になったばかりのころ、
育児サークルで出会い、
今ものび太とAちゃんの息子Yくんが同じクラスという、
つながりがある。

もちろん、のび太のことも診断されたばかりのころに
彼女には話してある。


Y君は厳しく育てて、「自分のことは自分でしなさい」
がモットーで、
母ライオンがわざと子ライオンを崖から突き落とす、
かのように、接していた。
4歳のY君は、
うちに遊びに来ておやつを食べるときに、
おやつがこぼれないように手を添えて食べる姿を見て、
私は腰が抜けるほど驚いたことがある。

今でももちろん、しっかりもののYくんは、
きちんとしてるお子ちゃまなのだ。

でも、Aちゃんは
「Yは若いときの子供だったし、
 私も神経質に厳しく育てたかな~って・・・。
 もっと大らかにいっぱい甘えさせてあげればよかったな~」
と、振り返る。

で、5歳下の次男のKくんも、ゆったりのんびり育てたいと言う。

ちょっと発達が遅い気がするけど、ま、いっか~・・・
って雰囲気で、確かにY君を育てていたときのAちゃんとは
別人のようだ。

しかし、Kくんが今年、幼稚園に入園したが、
言葉も遅いし、幼稚園でもほとんどしゃべらないらしく、
ますます発達の遅れが気になってきて、
保健センターの発達相談を受けたらしい。

部屋に入るなり、床にごろんと寝そべったKくんを見た相談員の人が、

「う~ん。発達の遅れって言うよりも、
 きっと『もっと自分を見てほしい、受け入れてほしい』
 っていう不安があるんじゃないかな~
 言いたいことがあっても
 受け入れてもらえない不安があって
 しゃべれなくなっている、ってこともあるかもしれませんよ。」

と言われたらしい。

「たとえば転んだら『痛くないよ~』ってなだめないで、
 『痛かったね~』って子供の気持ちを
 受け入れてあげてください。
 どんなに子供が間違っていることでも、はじめに
 『○○だったんだね』って抱きしめてあげてください」

・・・と。


そこで、彼女はガ~ンと大きなショックを受けつつ、
私のことを思い出したらしい。





私は彼女と違って、厳しく育てたくても
言葉の通じないのび太に理解できるはずもなかった。

だから、Aちゃんみたいに母ライオンになれず、
子ライオンと同じ土俵に上がって、
育てていくしかなかった。


のび太が転んでパニくれば

「痛いね~どこが痛いの?足?手?
 あ~手が痛いんだ~痛いね~」

と、これが「痛い」って表現するんだよ、
って印象付けたくて、「痛いね~」と、
何度ものび太側の気持ちで話しかけた。

これがかなりAちゃんの中でも印象的だったらしい。


それに、たとえば私が間違って水をこぼしたら
「のび太~お母さん、お水こぼした~
 どうしよう~」

などと言って、のび太がこぼしたときのように
ウソ泣きしてみせる。

そうすると、のび太は自分がこぼしたときに私にしてもらったこと、
私がのび太に言ったことを真似して、私に言うのだ。

「大丈夫だよ~こうやって拭けばいいんだよ~
 誰でも失敗するんだよ~気をつけようね~」

そうやってのび太は、
失敗してもパニクらなくてもいいんだ、と言うことを、
教えてもらったことをもう一度、自分で再現しながら、
覚えていく。


Yくんが1年生の時、学校に行きたがらない時期があった。

そのときも彼女は

「ズル休みはいけません!」
と、ムリヤリ車に乗せて学校に連れて行ったらしい。

私は、と言えば

「え~私はぁ~『学校なんて、行きたくなかったら
 行かなくて良いよ~辛いなら、ゆっくり休め~』
 って言ってるよ~」

と、Aちゃんに言ったら
「ええ~!!!」と驚かれたこともある。


Aちゃん「のび太ママってすごいな~って思ったけど、
 私にはできないって思ってた。
 のび太くんは障害があったから、特別なんだ、
 って見てきたけど違うよね。同じだよね。
 親がそうやって失敗すらも見せることで、
 きっと、安心して何でもさらけ出してくれるのかも、
 って思ったよ。」

Aちゃんは、自分の失敗なんて、
子供に見せることは絶対になかったらしい。

だから子供たちも家でも緊張していたんじゃないか、
と言うのだ。



Aちゃん「だから、のび太くんって、
 あんなに天真爛漫なんじゃないかな?」


・・・う~ん・・・それはまた、違う問題のような気もするけど・・・


でも、きっと、子育てって障害があるなしに関わらず、
共通なんじゃないかな?


きっと、のび太に障害がなければスパルタママだったはず・・・


私ものび太に「受け入れる」ことの大切さを教えてもらった。

「普通の子育て」をしたことのない私でも
誰かが見ていてくれて、私のやり方を認めてくれたことに
ちょっと感激した出来事でした。





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