2010-07-28 (Wed)
週末に放送された2○時間テレビの冒頭で、




「私達は2○時間、精一杯頑張って
 最後に感動したいと思います!」・・・って。





感動する事を目的にやる事に、

それもテレビ番組なのに視聴者じゃなくて

まず、自分達の感動が優先、って所に、

それを大々的に目標に掲げてやってしまうところに、

違和感を覚えたのは、私だけだろうか?





なんか、しらけた。





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| 母のつぶやき | コメント(6) |
2010-07-26 (Mon)
終業式前日、のび太はブルーな表情で帰ってきた。




「あのね、テスト、返されたんだけど、
 ビックリしないでね。
 ボクも大ショックだから」





なんだ。テストの点が悪かったのか。

そんなことで「この世の終わり」みたいな顔、するなよ~!





国語のテスト2枚。

点数は50点と53点。



あらら~、のび太にしては確かに珍しい点数。

だけど、そんなこともあるでしょ。

別に、気にしなくて良いんじゃないの~




・・・と、いつもなら思うのだが、そのテストの内容は
放送問題を聞いたあとに答える「聞き取り問題」と
表やグラフ、資料から内容を読み取る問題。


つまり、公立中高一貫校の入試適性検査に
いかにも出てきそうな問題なのだ。


確かに、家で受験勉強で適性検査の模試とかをやっても
いつも大体、半分くらいしか点数が取れない。


・のび太の欠点はわからないと白紙状態で終わらせる事

・『「具体的に」「詳しく」書きなさい』と言う問題でも
一言しか書かないことも多い

・求められている答えの意味がわからない(笑)


という根本的な問題があるのだ(笑)


元々、「聞き取る」ことが苦手で担任が変わるたびに
「話し言葉では伝わりにくいので配慮を・・・」
と、お願いしていた発達障害児(笑)

だから、仕方ないじゃん!どーしよーもないじゃん!

と、言いたいところだが、そうは行かない(笑)



家で適性検査の模試で半分の点しか取れなくて、
私にアレコレダメだしされてたときは
反抗的に(笑)捉えていたのび太だが、
さすがに学校のテストで50点53点と
具体的にダメだしされるとさすがに凹んだらしい(笑)





そして先日、のび太の志望校(P中学校)の学校説明会があった。

のびパパと出かけたのび太は、
数学の公開授業に魅了されて帰宅。


「ボクも、中学生と同じ数学の問題、解いたんだよ!」

と、紙いっぱいに計算してきたのび太。



「ボク、やっぱり、P中学に入りたい!
 だから受験勉強、すんごく頑張るよ!!!」




凹んだり、ヤル気になったり。




母としては、そんなにシャカリキになって勉強しなくても・・・

なんて思うのだが、
のび太は宿題1時間、受験勉強2時間、みっちりやる。

エアコンのないのび太の部屋で
扇風機とアイスノンを首に巻いて麦茶を水筒に入れて、
気合入れている(笑)

そして、それ以外に、間違った問題やら
お気に入りの問題(笑)を自分なりにノートにまとめて
「ボクの参考書」を作っている(笑)

あくまでもそれは「趣味だから」勉強時間に入らないらしい(笑)

つまり、ほとんどの時間を勉強に費やしている。






見ていると、疲れる(笑)




そして、暑苦しい(笑)






そして、今、のび太はプールに出かけた。


「夏休み中に50メートル泳げるように頑張る!」





全てにおいて気合が入りすぎているのび太。








暑い暑い夏休みが始まった・・・(激汗)










| 発達障害児公立中高一貫校を目指す受験 | コメント(2) |
2010-07-22 (Thu)
「発達障害者に『常識』を押し付けるな」


と、言われているらしいです。


(発達障害者、というか、AS系の人々のことだと思います)




つまり、AS圏の人間に常識を押し付けても
その「常識」とやらが苦痛だったり、
パニックに繋がったりするからである。




例えば学校生活の中では
パニックになる事柄には理由があるので
その不快感を与える事象を取り除いてあげることが
何よりの配慮であると思う。

不安を感じることなく学校生活を送れるように
周りがサポートしてあげることが重要だ。




でも、でも、
私はここで言いたいのは、
パニックになるから、不安で不快感を感じるので
自分勝手でもいい、
他の人に迷惑をかけても仕方がない、
常識やマナーやルールを守らなくていい、

と言うわけではないと思うのだ。



世の中にはこういうルールやマナーがある。
だけど、これを守ろうとすると君は辛いんだよね。
じゃあ、辛くならないように私達は配慮してあげる。

だから、今度はこの方法で辛さを回避してみよう。

スゴイ!パニックにならなかったね!



と、配慮と賞賛で、苦手を克服して、
マナーや常識を学んでいくものだと思う。





例えば、レストランで待っているのが苦痛である、
ASだから騒いでも仕方ないでしょう?!

と言うわけには行かないのだ。



周りの配慮と言うものは、
「待つ」のが苦手、と解っているのなら
待っている間の安心できるアイテムを準備するとか
落ち着けるように配慮するべきだと思うのだ。

放っておいて、騒がせておいて、
それで平気でいるのではいけない。

そして、公共の場で騒ぐのはマナー違反である、
と言う事を、気持ちが落ち着いている時に
しっかりと教えなければいけないのだ。





かなり前の事だが、
「近所に目が合って挨拶をしても無視するオジサンがいる。
 それに比べてASなのに、ちゃんと挨拶するのび太は
 えらいじゃないか!」

と、親ばか記事をアップした(笑)時に、



「そのオジサンはAS圏の人間かもしれない。
 耳の遠い人かもしれない。
 挨拶しない人にはその人なりの事情があるかもしれないのに
 簡単に非難するな。
 それにAS圏ののび太くんに挨拶を強要するな」


と、コメントされたことがあった。


言っておくが、私はのび太に挨拶を強要した事は
一度たりともない。

オジサンの事に関して言えば、
確かにそういう心身的にハンデのある人かもしれないが
目が合っているので耳にハンデがあるとは思えないし、
例えば、コメントをくれた人の言うとおり
AS圏の人だとしたら、オジサンになるまで
挨拶を教えられてこなかった事自体が問題だと思うし、
一般論から言って、私が間違った認識の記事を
書いているとは思えないのだ。





つまり、「常識を押し付けるな」と声高に叫ぶのもいいが、
ASだから、発達障害だから、と、
マナーや常識を教えずに腫れ物に触るように接する事が
発達障害者に対する配慮だと、勘違いすることが
恐ろしい事だと思うのだ。



また、発達障害者自身が自ら、

「私、発達障害なのに常識を押し付けられても、
 そんなこと、知ったこっちゃないわ~」

みたいな開き直りも、いかがなものだろうな~と思う。





つまり、公園にお菓子のゴミを平気で散らかす子を
注意もせずにほったらかして置いて、
片付けひとつせずに帰っていく呆れた親子と
同じじゃないのかな~



・・・と、思うのである。









まあ、ASの私の意見ですからね(笑)

この考え自体もちょっと非常識だったりして(笑)





あ、それと、「オジサン」の記事のコメントみたいな
一方的な反論コメはお断りです(笑)









| 自閉症について思う | コメント(10) |
2010-07-20 (Tue)
「ボクのコンパス、壊れて使えなかったから
 ○○くんに貸してあげたの」



?????




のび太の会話は未だにこんな感じです。


正しくは

「○○くんに貸してもらったの」 もしくは

「○○くんが貸してくれたの」 ですな。




のび太は「ことばの遅れ」が目立つために
アスペルガー症候群の診断が高機能自閉症に変わったのだ。


幼稚園や小学校低学年の頃は
何かについて説明してくれても、
「て・に・を・は」が正しく使えないし、
言葉の組み立ても前後するし、
「誰が」「誰を」「誰は」「誰に」なのか、
全くわからない会話を一生懸命喋っていたのび太。


だから、友達といざこざがあってそれを先生に訴えても
正しく伝わらなくて歯がゆかったり、
友達に良い様に言いくるめられて悪者にされて罰を受けたり
それはそれは、苦難の連続だったのび太。





年齢と共に、経験と共に、少しずつ、言葉での伝え方を
会得していったものの、
未だに、訳わかんない説明をされるのだ。





出来事を説明する時に、目線をどこに置くかが重要だ。

大抵の人は自分の目線を固定して話す。



だから、

「ボクのコンパス、壊れて使えなかったから
 ○○くんが貸してくれたの」

と、言える訳だ。



のび太の場合は

「ボクのコンパス、壊れて使えなかった」は、
自分の目線だが、

「貸してあげた」の時は、○○くん目線にシフトチェンジする。



だから、「貸してくれた」のか「貸してもらった」のか
訳わかんなくなるのだ。



・・・・・と、思うのだが、

そもそも、言葉の使い方が
まだちゃんとわかっていないと言う事の方が
どうやら大きいらしい、

とも思ったり。






「これ、○○くんにあげたんだ」

「え?それ、ふたつ持ってたの?」

「ボク、持ってなかったから○○くんにあげた」

「???」



これもよくあります。



一番はじめの「○○くんにあげたんだ」

が、そもそも、間違いです。


正しくは「○○くんからもらったんだ」です。




そんなこんなですから、
国語の長文読解などは全くダメ(笑)

正解の解説するこちらも大変ですよ~(汗)






ううう~~~ん・・・

のび太よ、友達や先生とちゃんとコミュニケーション取れてるのか?






受験勉強より、そっちが心配だ・・・












| 発達障害の不思議 | コメント(6) |
2010-07-15 (Thu)
思えば、2年前の小4の頃は
毎日のように泣きながら帰ってきて、
毎日トラブルやらいざこざばかりで
のび太が帰ってくるまで落ち着かなかった。




ところが。





5年生になり、初めの頃は4年生の名残で
時々、いざこざがあったりしたものの
夏ごろには毎日学校が楽しくなり、
6年の今ではいざこざも嫌がらせもないらしい。

他人同士のいざこざやいじめで学級会で話し合った、
とかいう話はしてくれるのだが、
のび太に関わる話が全くなくなった。


それもこれも、5年生になってすぐに
のび太へのいじめ、嫌がらせを感じ取って
厳しく強く対処してくださったC先生の対処のおかげだ。
(詳しく知りたい方は→こちらの過去記事へ





でも、ホントに何もなくなったのだろうか?





「のび太、今、学校でいじめとか
 嫌な事されたりとか、ある?」


「今は全然ない。」


「そっかぁ~、良かったね~
 いろいろあったけど、頑張ってきたからだよね」


「あ~、まあ・・・」


「今、隣の席がAくんだけど、大丈夫?」



そう。

A君とは4年生の頃、しょっちゅうのび太に
嫌がらせをしたりで、当時の担任がA君の親に
「のび太くんへの嫌がらせがひどいので注意してください」
と、連絡したらしく、
すぐにAくんのお母さんから電話を頂き、
謝罪された事もあったのだ。

そんなことがあったにも関わらず、
Aくんはしつこく、のび太への嫌がらせをやめなかった。

私としてもAくんはのび太にとって要注意人物だと思ってた。

人間には相性と言うものがある。

個人の人間性云々以前の問題で「相性」が悪くて
いざこざが起きる、と言う事も多々あると思うのだ。





「大丈夫。」


「Aくん、嫌がらせしたりしなくなったの?」


「しなくなったよ。
 時々、ムカつくような事、言うけど、無視、だよ」


「へえ~!のび太、無視できるようになったんだね」


トラブル続きだった頃、
嫌がらせは無視!そういう人の相手をするから
相手はますます嫌な事をし続けるんだから!

と、教えていたのだが、幼かったのび太には
そんな事は出来なかった。

ひとつひとつの嫌がらせを真に受けてパニクリ、
相手もますます面白がって続いていたのだ。



それが、やっと、「無視」という一種の自己防衛方法を
実践できるようになってきたのだ。






「そう!無視、っていうか、フリーズ、っていうか。
 一回、嫌なこと言われた時『ガーン!』って言う意味で
 フリーズしてみたら、Aくん、『チェッ』って感じで
 言わなくなったんだ」


「なるほどね。だからそういう人には
 無視が一番、効くんだよ。
 やっとわかったでしょ?」


「うん、やっとわかった」








「ねえ、『フリーズ』ってどういう風にするの?」


「・・・・・・・・・・」


「ねえ!のび太!『フリーズ』って・・・」



一点を見つめて微動だにしないのび太。




「ははぁ~・・・これが『フリーズ』ですか?」


「はい!フリーズ解除しました~!
 これがフリーズです!」







なるほどね。




「無視」という漠然とした対処法より、
「フリーズ」という「行為」の方が
のび太にとってはわかりやすく態度として
実行しやすかったのだろうな。



何はともあれ、こんな事でも「成長」を感じる今日この頃・・・








 
| 我が家の自閉症サポート | コメント(4) |
2010-07-13 (Tue)
「図1、図2を見て、次の問いに答えましょう。

 図1は石油があと42年しか使えないというグラフ。

 図2は石油から作られる製品の図。
  (車やストーブの燃料、ペットボトル、ビニール袋、
   アスファルト、ゴム等が描かれている)



問い・・・私達の暮らしと石油の関わりについて、 
   問題点をひとつ挙げ、その問題点を解決するには
   どうすればよいかあなたの考えを書きましょう。」




という問題を白紙状態で持ってきたのび太。




「あれ?ここはわかんなかったの?」

「うん。全然わかんない」




全然わかんない、って、図を見れば一目瞭然のことだし
それについての自分の考えを書くのだから
とにかく何でもいいから書くべきところだ。




「ここね、この図1、見て、何がわかる?」

「え?石油が42年使えるってこと?」

「そうだよね。図2見て、どう思う?」

「別に。へえ~って」




・・・・・そうなのだ。

のび太はこういうヤツだのだ(笑)



「あのさ、別に、でもいいんだけど、
 テストの問題だから、何かに気づかなくちゃいけないのさ。
 気づいて欲しくて問題にしてるんだから。
 それに、合格したいんでしょ?」

「合格したいけど、特に何も気づかないよ」

「でも、無理にでも何かを探さなくちゃ
 せっかくの点数を棒に振るんだよ」

「う~ん・・・」





こういう問題がのび太は何より苦手だ。

しかし公立中高一貫校の入試問題は
こんな風な問題ばっかりなのだ。






「図2はどういう事をわかって欲しくて
 描いてると思う?」

「ううう~ん・・・石油を使っている製品はこれだよ、って」

「少ないと思う?多いと思う?」

「う~ん、多いのかな?」

「じゃあ、こんなにいろんなものが石油で作られてる。
 図1は石油が使えるのはあと42年って。」

「へえ~」

「へえ~、じゃなくて!42年ってのび太54歳だよ。
 その時に図2のものが作られなくなるってことだけど」

「ええ~?!それは困るな~」

「でしょ?そういうことだよ。
 じゃあ、問題点が出てきたよね?」

「うんうん。」

「じゃあ、どうしたらいいと思う?」

「う~~~ん、それはボクにはわからない」






爆笑~~~!


だーかーらー!



そこを自分なりに考えるのが問題だって言ってるのに(笑)





そんなこんなで、私の誘導尋問で何とか答えに辿りつけたものの
こんな感じで大丈夫なのか?!








しかし・・・・・




のび太、面白すぎだぜ~♪







| 発達障害児公立中高一貫校を目指す受験 | コメント(0) |
2010-07-12 (Mon)
のび太が通っているヤマ○音楽教室の
アンサンブルコンクールがあった。

土曜日リハーサル、日曜日コンクール本番と
集合時間もカレンダーに書き込んでいたのび太。



土曜日、リハーサル。

会場は家から車で1時間弱のホール。







リハーサルが終わって一緒にアンサンブルをする
同じグループのお母さん方と
ああだこうだ、と立ち話をしていた。


・・・ん?

何だか話が噛み合わないけど・・・






あれれ?



「あれ?何?このあと何かあるんだっけ?」


「うん、○時○分、集合って言ってたよ」


「ん?何するの?」


「何するのって、本番が○時からだから・・・」


「・・・え?本番って今日なの?」


「え?」


「明日が本番じゃなかったっけ?」


「違う違う!今日だよ!」


「えええ~?!」


「だって、のび太もてっきり明日が本番だと思って
 ダラダラしてるよ~」









なんて、私がビックリしてオロオロしていたら、
のび太がステージ裏から半泣きで出てきた。



「お母さん、ヤバイヨ~!」


「そうでしょ?!やばいでしょ?」




何がヤバイってアンサンブルなもので
みんなで衣装を揃えているのだ。

その衣装を準備していない!!!



とにかく家に戻って衣装を持ってくるしかない!



・・・と言っても、片道1時間弱。

集合時間まで1時間半!!!




とにかく、のびパパは
プチパニ状態ののび太のそばにいてもらって
私が戻って持ってくるしかない!






くぅ~~~!!!

しかし、週末の国道は渋滞だ~!!!



仕方ない!


高速道路を使うしかない!













・・・・・で、集合時間は過ぎていたが、
なんとか開演前に着いて、
着替える事が出来た。










私が衣装を取りに行っている間、
のび太はのびパパとこんな会話をしていたらしい。




「あああ・・・ゴメンね~間違っちゃった~
 ああ、失敗しちゃった~・・・」

「今度からちゃんと先生の話を聞くんだよ」

「うん。でも、ちゃんとメモしたんだよ。
 ああ、お母さん、間に合うかな?」

「お母さん、高速で来るって。」

「え?お母さん、高速の運転、大丈夫かな?
 家からここまで○㎞で、お母さんは110キロくらいで
 運転すると思うから、
 えっと~・・・○分くらいで着くかな。
 だったらギリギリ間に合うよね」




こんな時まで落ち着いて算数の計算してるし(爆)




のび太が間違えたのには理由がある。


去年のこのコンクールの時は
確かに土曜日リハーサル、日曜日本番だった。

だから、土曜日曜に分かれてやるものだと
思い込んでいても仕方がない。

のび太は確かにちゃんと先生からの連絡をメモしてきた。

「リハーサル○時○分、コンクール○時○分」

もちろん、のび太がカレンダーに書き込んでいたし、
さすがに6年生ののび太、もう、大丈夫だろう、
と、私も先生に改めて確認していなかった。

それに、ここの楽器店ではお手紙としては
こういう連絡をしてくれないのが難点だ。







それにしても、何とか間に合ってよかった。



何事もなかったように本場で演奏するのび太達のグループ。



私はひとり、グッタリ疲れていた。








ああ、やっぱり、のび太は口頭だけの連絡は
伝わりにくいのだ。



のび太自身も気をつけてメモしていたのだが
思い込みで間違えてしまった。


今回は何とか間に合って事なきを得たが
こういうミスで大変な事にもなりかねない。

間に合わなかったら同じグループの人達に
とんでもなく迷惑をかけることになるのだから。






のび太も久々に落ち込んだが、
私も改めてのび太の障害の部分を思い知らされた。




油断大敵。









| のび太のあれこれ | コメント(2) |
2010-07-09 (Fri)
「『生徒達』の気持ちになって考えてごらん。
 もし、のび太が『生徒達』のひとりだったら
 どんな風に思うか、だよ。」



国語の長文読解の問題集である。




「友人の持ち物を盗った「ぼく」を
まわりの生徒達が先生に突き出して、
「ぼく」が盗みをしたことを先生に言いつけた。

先生はしばらく「ぼく」を見つめていたが、
やがて生徒達に向かって「もういっていいですよ」と
生徒達をかえしてしまった。

生徒達は少し物足りなそうに出て行った。」


問い「生徒達は少し物足りなそうに」とありますが
生徒達はどんなことが物足りなかったか?




正解は「先生が『ぼく』を厳しく叱らなかった事」

なのだが、



のび太は納得いかない。

「どうして?

叱って欲しくてみんなは先生に言いつけたの?

「悪い事は悪い」だから、先生に言うんでしょ?

叱って欲しいために先生に言うの?」




う~ん・・・

「でも、世の中では悪いことをしたら罰せられるんだよ。

だから「生徒達」も先生が叱るとか「罰」を与えるとか
そういう事を想像していたのに
先生は「生徒達」の前ではそういう事をしなかったから
物足りなかったんだよ。」




「ぼくはそういうつもりで先生に言いつけたりしないから
 全くわかんないよ」






長文読解の問題に関してはしょっちゅう、
のび太は理解できずにいるようだ。


どうして、そう思うんだ?

どうして、それが「正解」なんだ?

自分だったらそんな風には思わないのに。





「相手の立場になって考えよう」とか

「自分が作者だったらどう思うか」とか

そういうアドバイスを普通はする。




でも、のび太だってちゃんと「相手」の気持ちを
考えようと頑張っているし、
自分が作者だったら・・・と真剣に想像している。


だけど、のび太の考えと、問題の中の「考え」は
なかなか一致しない。




「世間一般の」「普通は」「大多数の人は」
で、ひっくるめて、
のび太の「考え」や「思い」を
否定しているかのような長文読解の問題に

ちょっと逆切れしぞうになる、母なのだ。







長文読解問題め~!















| 母のグチ | コメント(4) |
2010-07-08 (Thu)
クラス便りに、


「遊びプロジェクト始動」という記事があった。


6年生として学校全体のリーダーとして
いかにリーダーシップを発揮していくか

と言う事らしい。



普段、あまりしていない部分の掃除を率先してやる、
という掃除プロジェクトと、

学年の枠を超えてみんなで楽しく遊ぶために
リーダーとなって下級生と休み時間を
遊んで過ごす遊びプロジェクト。



昼休みなど、低学年のクラスにお知らせして
「一緒に○○をして遊びましょう」
というものらしい。




「これって、全員が同じ遊びをする、っていうこと?」

と、のび太に聞いた。


「そう。
 今日はコロコロドッジボールだった。」




「これって、全員、参加しなくちゃいけないの?」


「うん、クラスで決まった事だもん」


「へえ~。
 でもさ、休み時間くらい、ひとりで自由に
 過ごしたい人だっているんじゃないの?」

「うん、まあ、ボクもそうだけどさ~
 でも、決まった事だからしかたないし」

「1、2年生の子も全員、参加しなきゃいけないの?」

「しなきゃいけない、っていうか、
 一応、そんな感じみたい」

「なんで?」

「6年生のリーダーシップを発揮するため」

「そのために1,2年生が無理に遊ばされるんだ」

「無理矢理には誘わないけどね。
 でも、嫌な子もいるみたい」

「そりゃあそうでしょう。
 のび太だってひとりで居たい時だって
 あるでしょ?」

「あるけど、決まっちゃったし。」

「だよね~集団生活って辛いね。」

「辛い(笑)」

「1,2年の子、無理に誘っちゃダメだよ。」

「解ってるって」







学校生活の中で唯一、自由になれる(可能性のある)
休み時間まで管理されちゃうのか・・・


みんなで何かすることがそんなに素晴らしい事なのか?




私が小学生だったら、タマラナイ・・・







| 小学校 | コメント(2) |
2010-07-06 (Tue)
アスペルガーは非凡な才能に恵まれている




という風に、あちこちの本などに書かれたり
マスコミで紹介されたりしている。





「パニック、こだわり、視線が合わない、
周囲とうまくコミュニケーションがとれない・・・

どう育てたらいいか解らずに、
困惑して大変な思いをされていることでしょう。

だけど、アインシュタインもモーツアルトも
アスペルガーじゃないか?と言われています。

お宅のお子さんも
それくらいの才能のある原石なんですよ!!!」




・・・なんてね。



つまり、アスペルガーのお子さんを持って
大変でしょう、辛いでしょう、悲しいでしょう、

だけど、お子さんは天才なんですよ!


って、希望を持たせようと言う、ある意味、
大げさすぎる慰めとリップサービスだろう。








まあ、私がわざわざここに書かなくても
皆さんお解かりだと思うが、

「アスペルガー=天才」なんてことは、ない。

もちろん、稀に、「天才」も出てくるのだろう。

だが、「稀に」だ。





確かに、抜群の記憶力や
特定の部分に対する異常なまでの敏感さは
我が子でも「天才かも?!」なんて
幻想を抱く瞬間が全くないわけではない。


だけれども、アスペルガー=天才、ではない。




のび太が小さかった時、ちょっと知り合った人に

「のび太くん、あんまり言葉が伝わらないね」

と言われたことがあったので

「のび太、発達障害があって言葉の発達が遅いんだ。
 だから、無視してるわけじゃないから。
 ごめんね」

と、言い訳した事があった。


その時、

「ああ!発達障害って天才なんでしょ?
 この前テレビでやってたもん!
 すごいじゃん!」

って、真顔で言われた事があった。



テレビなどの影響ってスゴイ。

誤った情報でも(まあ、100%嘘ではないけど)
テレビでやっていると大抵の人たちが真に受ける。







さてさて・・・


フツーのアスペルガーのび太・・・
(イヤ、正しくは高機能自閉症だった・・・笑)



中学受験をする、と記事にしたところ、


「アスペルガーは記憶力がすごいんだから
 受験は有利ですよね。
 それって、ズルイですよね。」


なんて意味合いのメッセージが来た。



まあ、いつも読んで下さっている方々で
のび太のあれこれをご存知の方は
そんな風には思われたりしないでしょうが、
世間一般の、ちょっと発達障害のことを
聞きかじった人の見識なんてこんなものなのかな、と。



もし、アスペルガー全員がスゴイ記憶力で
受験勉強をしているのだとしたら、
高偏差値有名校などは生徒全員が
アスペルガーになってしまうだろう(笑)





こういう部分で、今までと逆の目線で見られる発達障害って
どこまで行っても偏見に悩まされるのかなぁ。



「アスペルガー」とか「発達障害」とか
ネーミングだけは知られてきたけれど、

ドラマチックな部分だけがマスコミで紹介されて
おかしな認識が世間にはびこっているのも
考えものだな、と思うのだ。









| 世間の目 | コメント(6) |
2010-07-05 (Mon)
のび太の受験勉強は見ているだけで疲れる(笑)

「見ているだけ」とはいえ、
家で勉強しているので必然的に
親がかかわる事になる。


例えば、ドリルの丸付け、答えあわせなど。

それに作文など「正答」というものがないものは
こちらもきちんと勉強して添削してやらねばならない。


我が家では自然と、

国語、作文系→お母さん担当

算数など  →お父さん担当

となった(笑)



国語の長文読解問題などももちろん
わからないところの説明などもしなければいけないが
問題は算数。

わからなかったところをのびパパに解説してもらいつつ
やり直しなどしていると
それだけで1時間2時間過ぎる。

つまり算数だけで2,3時間かかることも(爆)


そうすると、親も子もグッタリ疲れる。


気持ちもトゲトゲして
擦り寄ってくるかわいい愛犬ロックを邪険にしたり
冷たくあしらったりする。


おまけに、やらなければならないお手伝いなど、
やらないまま平気でいるのび太。

自分から「お皿を拭いて片付ける」と言って
やり始めたお手伝いもサボりだしている。

ヤマハの練習も怠る日が増えている。



黙っていたが、やっぱり違うと思って
のび太に言った。



「いくら勉強で頭がいっぱいかもしれないけれど
 だからと言ってお手伝いをしなくていい、
 ということにはならないし、
 イライラして周りを嫌な気持ちにさせるなんて
 許されないよ。

 受験勉強することは偉い事でも特別でもないよ。

 イライラしてロックに当たったりするなんて
 人としてはサイテーなんだからね。

 勉強のせいでほかの事が出来なかったり
 イライラしたりお手伝いが出来なくなるくらいなら
 受験するのはやめたら?」



親の考え方は様々だろう。


受験勉強で頑張っているカワイイ我が子に
お手伝いなんかさせられないわ、とか

お勉強以外の事は全部お母さんがやってあげる、とか

そういう家庭もあるだろう。




だけど、私はそうは思わない。

受験する事が偉いわけでもないし、
勉強をたくさんすることがスゴイこととも思わない。

自分でやりたくてやっている勉強だし。

私から言わせれば勉強よりもお手伝いの方が大事だ。

イライラして周りに当り散らすなんてとんでもない。

同じ屋根の下で生活している以上、
自分がやらなければ支障をきたしてしまうことがある、
家族に迷惑をかける、
自分がこの家で必要とされている仕事を
きちんと全うすることの大切さを
知る事の方が生きていく上で重要なはずだ。


だから、お皿拭きもお皿運びもテーブル拭きも
ズック洗いもロックのご飯係りもロックのトイレ掃除も

「勉強で忙しいから、勉強して遅くなったから
 やらなくてもいいよ」

なんてことは絶対にありえないのだ~!



 
それに、自分が決めた受験勉強で苛立って
カワイイカワイイロックに
イライラをぶつけるなんて絶対に許さないぞ~!





勉強をすること、勉強ができることが
エライことではない。

そういうことで偉ぶったり自慢したりするのは
私の一番、キライなタイプの人間だ。





世の中には勉強よりも大切な事がたくさんある。

人間の価値は学力なんかじゃない。





のび太には勉強より何より、知っておいてほしいことだ。 










| 母のつぶやき | コメント(0) |
2010-07-01 (Thu)
のび太の受験勉強は





本気だった。








宿題1時間

受験勉強2時間

これだけでヘロヘロだと思う。


好きな勉強ならともかく、
大嫌いな作文やら国語の読解力やらの問題集を
毎日毎日やり続けるのだ。


私が大嫌いな数学や物理の問題集を2時間することを思うと
辛すぎて気を失いそうだ(笑)

それをこなしているのび太は我が子ながら尊敬だ。



それなのに、のび太は3時間勉強したあとも頑張るのだ。


宿題も含め3時間勉強したあと
問題集の間違ったところ、
わからなかったところをヒントを出してもらいながら
再び解いてみるのだ。

もちろん、これをしないと進歩しないのだから
当たり前なのだが、
その集中力たるや、親の目から見ても驚く。

私の算数力では手に負えないものは
帰宅して一休みしているのびパパに全てゆだねられる(笑)

仕事でヘロヘロののびパパだが
聞かれた事は何でも応えてくれる。




そして問題集の復習を終えると、今度は
間違えたところの要点や
私やのびパパに指摘された注意点や
要点を自分でまとめていたのび太。

箇条書きで

*文字はていねいに
*始めは出来事、経験した事を書く
 そのあと感想や思ったことを書く
*「」以外で話し言葉を使わない


などなど。




まあ、当たり前のことばかりだが
こういうことを今まで「知らなかった」とか言うし(笑)




だいたい、のび太が自分で

「大事なところや注意点をまとめて書いておく」

なんてことを思いつくこと自体がビックリだし、
それを自ら実行しているというのが驚きなのだ。







まあ、とにかくのび太本人がヤル気満々で
がんばっているのだから、いいのだ。



しかし、親としてはいろいろ思い巡らせて心配してしまう。



例えば、万が一、合格できたとして、
のび太のように配慮の必要な生徒がやっていけるのか、
そもそも発達障害があるからと配慮してもらえるのか、
などなど。



アスペルガーやら高機能自閉症やらの診断をされて
公立中高一貫校に在学しているお子さん、
いらっしゃいますか?




ううう・・・



しかし、毎日毎日、
私の脳も今まで忘れていた算数やら作文やらで
グルグル渦巻いているぅ~~~









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