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2010-06-29 (Tue)
さて、じゃあ、公立中高一貫校を目指して
勉強しようぜ!


・・・と、簡単に言っても、
どうしたらいいか・・・


ということで、
試しに、のび太に過去の入試問題をさせてみた。

例えば過去問題の一例は→こちら










・・・・・のび太、自爆・・・・・(笑)



問題の意味がわからない

答えはわかるけどそれを説明できない

問題の質問と違う事を解答している

文字が汚すぎ(笑)




そんなこんなでまともに一問も答えられなかったのび太。





さて、これは困った。

のび太もガックリしてる(笑)




「受験、諦めるか?」と、聞いてみたら、


「いや!ボクは頑張ってやるよ!
 苦手な部分を克服したい」


と、私にとっては残念な強い決意(笑)




そうか。

それならお母さんも頑張るぜ!




じゃあ、まず、ポイントを絞って勉強しよう。

とにかく文章(言葉)を表現する力、
文章を正しく理解する力を養わなければ。



塾には行かず家で頑張る、というので
近所の市内で一番デカイ本屋で物色するも、





ない!




第一、中高一貫校入試へ向けたガイドも問題集も
ちょっぴりしか、ない!


要するに、のび太市はまだその程度なのだ。

つまり、中学受験というものが全く浸透していない。

そういう所に何で中高一貫校なんて作ったんだ?!
と、改めてため息が出る。



市内では事足りないので、
多くの公立中高一貫校がある隣県に行き、
デッカイ本屋さんで探してみると、
参考書類のコーナーの一面全部が公立中高一貫校用の
入試対応の参考書やら問題集が埋め尽くされている。

おおお!

しかし、ありすぎて、選びきれない(笑)



そこで親子3人で1時間弱も物色して

「算数文章題」
「国語読解力」
「作文力を身につける」

といった、のび太の苦手ポイントに的を絞り
項目別問題集3冊を買った。


のび太は

「参考書みたいなのも欲しいな」

という事で、

全教科の要点がまとめてある参考書を選ぶ。




のび太はそれ以来、この参考書を
肌身離さず持ち歩いて
「あ~面白い」なんて言いながら愛読している。






さて、そういうわけで購入した3冊の問題集を
1日2冊を一項目ずつ1時間ずつ(計2時間)
勉強していく予定を立てた。



学校の宿題も1時間。

受験勉強は2時間。



きっと、辛くなるんじゃないか、

やっぱり、「やめる」「無理」って
投げ出すんじゃないか、


そう思いながら1週間。






正直言って文章題も作文力も
そう簡単には身につかない(笑)

相変わらず「問題の意味がわかんない」とか
質問されていることに答えていなかったりで(笑)
問題集ですらまともな点は取れない。


それでも、のび太は愚痴も言わず、
辛い とも、嫌だ とも言わず、
真剣にやり続ける。




私や旦那のダメ出しに
ちょっとふくれっ面になったりはするが(笑)




のび太、本当に本当に、真剣なんだ。





小さい頃から物を選ぶ事も、何かを決める事も
全く出来なかったのび太。


チョコにするかビスケットにするかも
選べなくてパニクッたのび太。



それが、親が一言も「受験したら?」なんて
勧めてもいないし誘ってもいないのに
自分で考えて自分で決断した受験。





出来そうもないことは
始めからやろうとしなかったのび太。

公園の遊具もみんなやっているゲームも
「ボクはできない」といって
やってみる事すら拒否していたのび太。


そんなのび太が、最も苦手なことに向かって
チャレンジしているのだ。





スゴイ。








はっきり言って、険しく遠すぎる目標ではあるが
のび太の本気のヤル気に
親も応えて行かなければいけないだろう。







・・・まだまだ、続いていくだろう・・・
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| 発達障害児公立中高一貫校を目指す受験 | コメント(4) |
2010-06-28 (Mon)
さて、公立の中高一貫校を目指す!と
突然決意したのび太。

決意したものの、そんな簡単なものではない。


のび太は暗記物は大得意だ。

興味のある事柄だったらAS特有の特技、
「カメラアイ」を発動して
瞬時に物事を覚えられるらしい。

はっきり言って、ズルイ(笑)


だから
「あら、のび太君だったら勉強しなくても
 合格できるんじゃないの?!」

なんて思われているようだ。



しかし、「公立の」中高一貫校には
いわゆる「入学試験」はない。

「適性検査」なのだ。



「適正検査」の一例はこちら→過去問題一例

要するに、私たちが経験してきた一問一答的な
問題とは全く違う。


長文の読解力、長文での説明力、作文力、
さらに全教科をまとめた総合力を求められる。




つまり、語彙の豊富さ、言葉での表現力、
それを文字にして的確にまとめられる力がなければ
いくら計算が出来ても漢検1級の知識があっても
合格は出来ない、という事なのだ。


つまり、つまり・・・

のび太のように言葉の遅れが顕著な事から
アスペルガーではなく高機能自閉症と診断されているような
医学的にも「言葉の遅れが目立つ」とされているような子は
はっきり言って、圧倒的に不利だと思われるのだ。



今までも散々、記事にもしてきたが
のび太は本当に言葉での表現力が乏しい。

普段の会話でさえ正直言っておぼつかない(笑)

それを文字に書こうとしても書けない。

作文、感想文、日記、などといった類のものは
「○○は楽しかった」とか
「○○は○○したところが良かったです」
と書くのが精一杯なのだ(笑)

笑い事ではない。

だって、本当のことなのだ。


毎日書いている「今日の3行日記」も
「今日の○○は面白かった」といった文が
毎日続いているので、先生が
「どんなところが面白かったか、
 どんな風に感じたかも教えてください」
なんて書かれているのび太。






「P中学の入試問題はのび太が学校でやっているような
 テストの問題とは全然違うよ。
 のび太が苦手な長文読解とか作文もあるんだよ。
 そういう入試問題を家で勉強できる?
 キライな勉強を頑張っていける?」



と、私としては諦めて欲しい気持ちも半分ありつつ、
のび太に諭した。


しかし、のび太の答えは


「うん、頑張るよ。
 ボク、本気で頑張る。
 だからどうやって勉強したらいいか
 教えてください」






のび太、生まれて初めて
自分で考えて自分で決意したのだ。

それも、強い意志で。





だから、親としてもやるしかないだろう(汗)








さてさて・・・


ということで、

言葉の発達に遅れのある高機能自閉症児のび太が
公立中高一貫校を目指す、という、
無謀ともいえるチャレンジが始まったのだ。





・・・まだまだ、続く・・・





| 発達障害児公立中高一貫校を目指す受験 | コメント(6) |
2010-06-24 (Thu)
突然の決意表明だった。



「お母さん、ボク、P中学、受験する」





P中学(もちろん仮名)とは
のび太地方の公立中高一貫校である。





以前から、

「どーしよっかな~受験しようかな~
 う~ん、でもやっぱりのび太中学(地域の中学)に
 行った方がいいや~」


なんて言ってたし、
第一、P中学について正直言ってよくわからないので
「行きたい」なんて考えないだろうと思っていた。

のび太は地域の中学で
自分の趣味も楽しみながら
のんびりと今までどおり過ごして欲しいと思ってた。



第一、この田舎に「中学受験」なんて似合わない。

小学生が受験勉強なんてありえないはずだった地域だ。




私個人的な思いとして、
小学生で中学に入るために必死に勉強する(させる)
ということがありえなかったし、
小学生なんて一生のうちに一番ダラダラして
好きなことを好きなだけやれる時期なのに
それを我慢してまで受験勉強・・・?
と、思っている。




そんな私の息子ののび太が

「中学受験したい」と言い出した。




しかし、現在、小6の6月。

受験まであと半年余り。

準備するには正直、遅いだろう。



のび太がどう考えて「受験したい」と思ったか、
考えてみた。


おそらく、

「のび太くん、そんなにいろんなこと知ってるんだったら
 P中学、受験すればいいのに」とか

きっと周りに言われたのだろう。
(以前、そんなことを言われた、と言っていた)




そして、更に驚いたのは、塾には通わないで
家で問題集や参考書などを活用して勉強したい、
と言うのび太。


オイオイオイ・・・(汗)



コイツはP中学受験を軽く考えてやいないか?





そこで、のび太の決意を確かめるために
受験するに当たってのマイナス面を話してみた。



★受験勉強を始めるのが他の人たちより
はるかに遅い。
他の人たちは5年生から塾に通っている人もいるし
塾というのは、毎日のように2,3時間、
夜8時9時頃まで勉強している。
そういう人たちに負けないでこれから勉強を
頑張っていけるのか

★入学試験の内容は普段学校でやっているテストとは
全く形式も違う。
のび太の苦手な長文読解から問題を解いていく。
さらに「作文」もある。
苦手な項目ばかりの受験勉強をやり続けられるのか

★そんな苦手な項目の勉強を家でやるというのは
余程、気持ちを強く持たないと続けられない。
テレビラジオゲームなどの誘惑に負けないで
頑張れるのか

★家で勉強する、ということは
必然的にお父さんお母さんにダメだしされると言うこと。
先生に注意されればちゃんと聞く耳を持つだろうが
親にいろいろ言われることに耐えられるのか。
また、親の注意を素直に聞くことが出来るのか。

★P中学校の去年の倍率は2倍以上。
半分以上の人が不合格になる。
不合格になっても気持ちを切り替えて
地域の中学で頑張れるか。

★たとえ合格して入学できても
各小学校の優秀な子が集まるという事。
今までのようにクラスで上位の成績を
取れなくなる可能性が大きい。
それにP中学校は学問のスペシャリストを育てる、
なんて言っている、ということは
入学後の勉強も大変だと思うが頑張っていけるのか。




そのほかにもいろいろマイナス面を吹聴したが
これらのすべてに

「大丈夫、頑張る」

と、答えたのび太。




そして、のび太はこうも言った。



「ボクは勉強が好きだから、
 好きなことを頑張っていきたい。
 作文とか自分の考えを言ったり書いたりは苦手だけど
 苦手な事を克服できるように頑張る」




そうか。

確かにのび太は勉強が好きなのだろう。


スポーツや芸術的なことが得意な子もいるけれど
自分の好きなことを考えた時、
やはり「勉強」だったのだと思う。







さてさて・・・

大変な事になっちゃいました・・・(汗)







のび太の受験宣言で、大騒ぎ・・・


次回に続く・・・(かも・・・笑)






| 発達障害児公立中高一貫校を目指す受験 | コメント(8) |
2010-06-21 (Mon)
サッカーワールドカップで大盛り上がりの日々。

私と旦那は元々、サッカー大好き。

Jリーグも見るし、A代表の試合は欠かさずに見る。

もちろん、Wカップなんてのはオリンピックより楽しみだ。

日本戦だけじゃなく全ての試合をフルで見たい!

経済的に余裕があれば、
南アフリカにでも行きたいくらいだ。





さてさて、そんな夫婦の子供、のび太は
サッカーなど全く興味が無かった。

代表の試合がある時などはつまらなそうにしていたのび太。


サッカーなんて
「ボールをゴールに入れる」ことしか知らず
それもどっちがどっちのゴールに入れるかも知らないほど
ルールもよくわからない程、興味が無いヤツ。




そんなのび太が毎日、新聞のスポーツ欄を開いて
ワールドカップニュースのチェックに余念が無い。


そればかりか、朝起きると、

「○○対△△、どっちが勝った?」

と、他国の試合結果が気になっているのび太。



ついに、サッカーの面白さに気が付いたのか!!!






と、思いきや・・・




のび太の興味はランキングや予選リーグの勝敗表。

○○は世界ランキング○位なのに△位の△△に負けた、

とか、

次の○○と◎◎の試合で◎◎が勝ったら、
○○は決勝に行けなくなる、

とか、

そういったデータ的なことが気になるのび太。




う~~~ん・・・

なんてASらしい興味だ(笑)

私もそういうことはとっても気になる。





しかし、今回の大会は番狂わせが多い。

圧倒的に勝利すると思われがちなチームが
苦戦を強いられ、
どの組も簡単に予選を突破できない状況だ。



そんな状況に、のび太。




「ランキングって、当てにならないんだね。
 勝負の世界は厳しいんだ」



そう。

世の中、なんでもそうなのだ。

力の差がありすぎる、と諦めてはいけない。

人生、なんでもやってみなければわからない。

力のあるものも、その力に甘んじていてはいけないという事だ。





・・・というわけで、我らがサムライブルーも
当初の世間の予想を覆してベスト4へまっしぐらだ!







のび太も「試合」を応援してくれよ~~~!






| 母のつぶやき | コメント(4) |
2010-06-18 (Fri)
前の記事で「告知」のタイミングを計っている・・・

なんて書きましたが、




これがなかなかいいタイミングがない!!!




・・・というか、ここ最近ののび太、



いわゆる「反抗期」ってヤツですか?!

とにかく、私が言うことの全てが気に入らない風で

特に、

「○○しなさいよ~」とか
「○○しちゃダメ」とかの言葉には、






返事しない(笑)



シカト(笑)







・・・で、



「のび太!聞いてんの?!
 返事くらいしなさい!」


なんて一喝すると、





「ああ、ゴメンナサイ、ハイハイ、わかりました。」




みたいな(笑)






「○○って○○なんだって」


って、ちょっと新しい情報を報告しただけで、




「えええええええ~~~~~~~!!!
 何でだよ~~~~~!!!」



とか、なんでもかんでも否定的に言うし(笑)






いつもしてくれてたお手伝いとかも、
ちょっといい加減にテキトーにやってたりするから


「これ、ちゃんとやってくれない?」

なんて言おうものなら、





「・・・ったく(怒)ブツブツ・・・ブツブツ・・・
 ブツブツ・・・」

と、明らかに文句言ってるし。




「いい加減にやって注意されて文句言うって
 おかしいでしょ?
 そんなに嫌なら頼まないよ」

と言い返すと、



「あああ、ゴメンナサイ、文句言ってません」


だって(笑)









まあ、これも人並みな成長だ。



喜ばしい事である(笑)







しかし・・・








正常な成長の証の反抗期とはいえ、







ムカつく(笑)











| 母のグチ | コメント(6) |
2010-06-16 (Wed)
私は未だに、のび太に告知していない。

のび太が診断されたのは4歳。

全く言葉によるコミュニケーションがとれず、
検査しても設問の意味も分からないのび太は
中度の知能の遅れも指摘された。


とにかく、いかにしてお互いの気持ちを伝え合うか、
そればかり意識して療育していた。


その後、言葉の獲得と共に
「中度の知的な遅れ」が「知的には年齢以上」になり、
それでも「言葉の遅れ」はあるものの、
何とかコミュニケーションを取れるようになると
それとは別の諸問題の対処に追われた。


目の前のパニックの対処、
目の前のパニックを起こしそうな出来事への対処、
そして、のび太がぶち当たる出来事への対処、
それらをこなす事で精一杯だった。



診断が入学後だったら、間違いなく
その時点でのび太に「告知」していただろう。







それにしても、
「告知」とか「カミングアウト」とか言うから
何だか仰々しく感じられて躊躇してしまうが
要するに自分の持って生まれた性質を
知る権利は誰にだってあるのだ。

だから、親や周囲だけが自分の発達障害を知っているのに
自分だけが知らない、という状態は
やはりオカシナことであるように思う。



冒頭、「告知していない」と書いたが、
何かあるたびに、のび太には

「のび太は一度に二つのことをやったり
 考えたりするのが苦手だから
 ちゃんとひとつずつ、じっくり実行する事」

とか、

「のび太は大事な連絡とかは聞いただけでは
 頭に入らないタイプだから
 自分でメモしたりして文字に残す事」

などと、障害特有の特長の対処法は
事あるごとに伝えてきている。

そして、のび太自身も
「自分は~~だから○○した」と言う風に
自分である程度、対処できるようにもなってきた。



「告知」というのは「障害名を伝える」ことではない。

障害ゆえの生活上のウィークポイントを
どのようにしたら生き易くなるのかを
伝える事なのだと思っている。


だとしたら、日々の生活でのび太には
常々、「告知」していると思う。




だけど、思うのだ。


私は自分ものび太と同じ少数派だからわかるが、
「自分はアスペルガーだ」とか
「自分は高機能自閉症だ」とか
ハッキリ理解してたら、何かにつまづいた時に
診断名が道しるべになろのでは?と言う事だ。

私はのび太の障害から
あまりにものび太に似すぎている自分を知り、
診断へと繋がった事で
自らのこれまでの生き辛さの謎が解け、
精神的に解放された。


全ての発達障害者が私と同じように感じるとは言えないが
例えば、人とのやり取りで傷ついたり迷ったりした時、
今現在はほとんどの出来事を私に話してくれているが
成長と共に全てを親に話せなくなって当然だ。

そんな時に、自分の障害名を知っていたら
自分で調べて対処したり出来るわけだ。

ネットを検索すれば、当事者のHPやブログなども
たくさんあるわけで、
私がそうだったようにのび太も
「同士」であり「同志」と繋がる事で
悩みの解決の糸口を探せたり希望を見出せるかもしれない。





のび太は来年、中学校へ進学する。

地域の中学校にそのまま入学するか、
それとも中高一貫校を受験するか、
未だにのび太は迷っている。


どちらにしても、新しい環境で、
小学校と全く違うたくさんのあれこれを目の前にして
落ち着いていられるはずもない。






精神的に今ののび太は落ち着いていて
かなり自分に自信も持てるようになってきている。


伝えるなら、「今」だな・・・と思う。


私は密かに「その時」を伺っている。








しかし、なかなかタイミングが無いのだ(笑)





私自身がすっかり忘れていたりするし(笑)
















| 我が家の自閉症との関わり方 | コメント(10) |
2010-06-14 (Mon)
のび太が修学旅行に行ってきた。

入学する時は、修学旅行、なんて行事には
いちいち学校側に配慮をお願いしたり、
あれやこれやとあらかじめこちらも準備やら
シュミレーションやらをさせて、
それでも帰ってくるまではハラハラドキドキしながら
帰りを待つことになるのだろう・・・

なんて思っていた。



しかし、なぁ~んにも心配することなく、
なぁ~んにも配慮をお願いする事もなく、
気楽な気持ちで見送り、
帰ってくるまで心穏やかに待っていられることに
心から感謝してしまう。




先生が決めたと言う、班編成や宿泊の部屋割りは
仲の良い人同士を一緒にして下さり、
修学旅行といういつまでも思い出に残る行事を
楽しく思い返せるような心遣いが感じられる。


のび太の班もみんなおっとりした優しい男の子と
しっかり者の女の子で編成され、
宿泊部屋割りは2クラス混合の部屋割りだが
昔からのび太を知っていて優しくしてくれる、
気の合う子達と同室にして下さっていた。

他の班や部屋割りを見ても、
仲良し同士一緒で、さぞかし楽しいだろうなぁ~
と想像させられる。






そんなのび太が修学旅行で唯一、
心配していた事・・・それは・・・




お土産。






この修学旅行に行くに当たって
父方のおばあちゃんと母方のおじいちゃんおばあちゃんから
お餞別を頂いてしまった。


「立派なものじゃなくていいんだから
 お土産、買っておいでよ」

と言うと、


「お土産って、どんなの選んだらいいのか
 わかんないよぉ~!!!」


と、半ばプチパニ(笑)



「何でもいいんだってば。
 わかんなかったらお友達に相談してみたら?
 『おじいちゃんおばあちゃんにお土産、
  何買うの?』って」


「えええ~?!恥ずかしいよ~」


「恥ずかしくなんかないよ~
 じゃあ、他の人が買っているもの見て
 真似すればいいじゃん」


「えええ~?!真似するのなんてヤダ~」

「だって、お土産なんてそんなにたくさん
 種類あるわけじゃないんだから
 誰かと同じのになるんだよ。」

「・・・お土産って・・・(ため息・・・)」


「じゃあ、お守りとかストラップとか
 そんなヤツでいいよ~」


「・・・えええぇ~・・・」




元々、「物を選ぶ」とか「物事を決定する」という事が
異常に苦手なのび太。

二者択一ですら迷いに迷うタイプなのに
無限にある「お土産」という漠然としたものを
決定するということは、
そりゃあ、のび太にとっては至難の業だろう。






そんなのび太が買ってきたお土産。


その名も「○○(ここの名産)のお菓子」(笑)



「テキトーに選んできた。
 結構、これ、買ってる人が多かったから、
 これ、お土産にいいんだな、って思って」


そうそう。

それでいいのだ。




早速、じーちゃんばーちゃんにお土産を持っていった。




「修学旅行のお土産。
 630円。」







・・・・・オイオイ・・・・・


余計な一言を(爆)






何はともあれ、

「メチャクチャ楽しかった♪」

そうです。



よかったよかった。




それにしても修学旅行に行ってきたか・・・

大きくなったもんだな、のび太。







| 小学校 | コメント(4) |
2010-06-10 (Thu)
発達障害児の支援をしてらっしゃる方で
その方自身も発達障害のお子さんを持つ方が
書かれた本を読んだ。



「子供の障害について
 『どうしてうちの子が・・・』とか
 『私が~~したから障害児になった』とか
 受け入れられなくて悩む方は
 元々、自分自身が障害者に対して
 否定的な感情を抱いていた人に多い。

 だから、そういうマイナスに思っている出来事が
 自分自身に降りかかったときに
 自分の人生を否定された様な気持ちになり
 子供の障害を受け入れられなくなる。

 酷いときには、我が子の存在そのものを
 否定的に感じ、虐待などに走る場合もある」


(正しい文章ではありません。
 だいたい、こんな内容でした)




なるほど。

納得だ。




自分の穏やかな人生に
波風を立てるような子供が産まれるなんて・・・

ってことなんだろうな。





生きてく、ってことは
やっぱりプラスマイナスゼロなんだ。

いつも平穏無事で過ごせるはずもないのだが。








だから私は「受け入れている」ように見られるのか。




なにせ、診断されてホッとして
ケーキを買って帰った母親だもんね(笑)









| 子供の発達障害に悩む方へ | コメント(4) |
2010-06-07 (Mon)
真夏のような日差しの下で
私とのびパパは
のび太にこんな場所に連れてきてもらえた事に
感激してウルウルしていました。




そうです。

早朝練習、放課後練習と、毎日毎日頑張ってきて、
学校代表選手の走り高跳びの選手に選ばれた
陸上の大会が昨日、行われました。




自閉症独特の特長あるぎこちなさも手伝って
運動はからっきし苦手だったのび太。

走るのも決して速いほうではなく、
ドッジボールなどの球技は全然ダメ。

「へたくそだからのび太と同じチームになったら最悪」

なんてイヤミを言われたこともあるというのび太。

だから体育は「大ッキライ!」だったのび太。





体育の授業で高跳びをやった時に
たまたま去年、陸上大会に高跳びで出た子より
高く飛んでしまったのび太に、C先生が、

「のび太くん、高跳び、才能あるんじゃない?」

と、かけた一声。


それをきっかけに、冬季陸上練習に参加。

学校の中でも特に運動神経抜群の子たちに混じって
苦手な運動をするのび太。

練習期間の最後まで続けられただけでも
のび太にとっては大きな第一歩でした。



しかし、春の陸上練習は
「陸上大会出場を目標に練習します」
という一文に恐れおののき、

「ボク、大会に出るつもりはないから
 この練習は出ない」

と、始めは行かなかったのび太。




しかし、陸上練習担当のK先生に

「のび太くん、走るフォームとかもよくなってるし
 陸上練習、出ればいいのに」

という一言で「明日から練習に行く」と言い出した。




そして、校内選手選抜で一番いい成績で
走り高跳びの選手に選ばれたのび太。



毎日毎日、運動会練習だけでもヘロヘロなのに
朝も放課後も練習に励むのび太。

のび太以外の選手の顔ぶれを見ると、
必ずリレーの選手に選ばれる子やら
運動神経がいいと評判の子やら
そしてのび太以外の子、全員、スポ少で頑張っている子だ。

そんなスポーツマンだらけの中で
よくみんなについて行って頑張ってきたよ。



日に日に自己記録を伸ばしていって

「○センチ、跳んだ!
 ○センチって去年、高跳びで優勝した人の記録だよ」

って位、跳べる様になったのび太。



しかし、人間の才能って、どこに潜んでいるか解らないものだ。

だって、自他共に認める運動オンチののび太の
高跳びの才能を見出す先生の目ってスゴイ。

そして、自信のないのび太を
その気にさせてくださる話術にも驚く。



そして、最近では

「走ったりするトレーニングは辛いけど
 高跳びで跳ぶ練習をしてる時は
 すっごく楽しいし、ワクワクする」

と、のび太に言わせる先生に感謝してしまう。





そして、当日。


事前練習で早朝に家を出るのび太と
「ガンバレ」と握手を交わした。

のびパパの車で送ってもらうのび太は
窓越しに私にガッツポーズして見せた。





競技場の観客席に座ると、
太陽の熱さと会場の異様な熱気が立ち込める。

トラックでは中学生の競技が行われ
フィールドでは小学生の投てき競技が行われ
ちょうど、走り高跳びの選手が集合して
今から、試技、というところだった。

のび太はアップに余念がない。


「緊張すると筋肉も堅くなってしまうから
 手足をほぐしておくこと」

というのびパパの言葉どおり、
手足を軽くバタバタしたりストレッチをしたり・・・

まあ、いいんだけど、はっきり言って落ち着きない(笑)



試技を終えて、一番初めは100センチから。

・・・・・あれ?のび太、跳ばないの???



イッチョ前に100センチはパスしたらしい(笑)

練習代わりに跳べよ!なんて笑ってみている私とのびパパ。





しかしだ。

このドキドキ感。

市内のスポーツの精鋭たちが集まる大会に
我が子の応援に来る、なんてことが
あるなんて想像もしていなかった。

もう、結果なんて、記録なんて、順位なんて
そんなもの、どーでもいいのだ!


こういう幸せを味わえる喜びは
小さい頃からスポーツ万能で
こういう大会に出て当たり前な子供を育ててきた人には
わかんねーだろー!


なんて、心の中で叫んでしまうワタシ。








結果、のび太は自己ベストを出す事は出来ずに
終わってしまいました。

のび太より更に頭ひとつ分デカい子が
のび太の自己記録より1センチ高く跳んで
1位でした。




だけどのび太は素晴らしい頑張りでした。

何でもそうだけど、結果だけじゃない、
ここまで来る過程の充実度からいったら
1位です(親ばか・・・笑)






帰ってきて、多くを語らないのび太に、

「残念だったけど頑張ったね~」

と言ったら、

「・・・今日は全然ダメだった。
 ボクは秋の大会に向けてもっと頑張る!」

とのこと。




そして

「のび太、ありがとうね」

と言うと、

「どーして?どーしてお母さんがありがとうなの?」

と、しつこく聞くので、

「陸上大会に連れてってくれて。
 まさかのび太に陸上大会に連れて行ってもらえるなんて
 思ってもみなかったよ。
 あんなにスゴイ大会に出るのび太を見に行けて
 お父さんもお母さんも嬉しくて感動しちゃったんだ」

と、言うと、


「へえ~・・・」


だって(笑)



照れるなよ、のび太(笑)






のび太の才能の小さな芽を見逃さず、
その気にさせてくれたC先生、K先生、
本当にありがとうございます。



そして、のび太、本当にありがとう。








| 母からのび太への想い | コメント(4) |
2010-06-03 (Thu)
陸上練習は毎日続いている。

5時に終わり、後片付けなどなどを終えて、
競技場から自転車で家に帰ってくると
6時近くになる。

のび太はもちろん、落ち着かないのだ。



宿題→ヤマハの練習→お風呂→夕飯という、
自分なりのスケジュールをこなさねば。

それにそれに自分の好きな地図とかもゆっくり見たいし・・・



で、提案してみた。


帰ってきてすぐ宿題、よりも、
ちょっと一休みしてお風呂に入ってご飯の後に宿題、
っていうパターンも、アリじゃないですか?

それに、ヤマハの練習は今週はちょっと時間を少なめに
練習してもいいと思うよ



「う~ん・・・じゃあ、ヤマハの練習は
 1日に1曲を1回ずつにする。

 でも、宿題は一番最初に終わらせないと
 落ち着いてご飯、食べられないから
 やっぱり最初にやる」

と、自分で決めたのび太。



そうかぁ~

やっぱり、絶対にやらなければいけない宿題は
一番に片付けないと気がすまないのだろう。

仕方あるまい。
そういう性分だもんね。





で、今日、ヤマハのレッスン日。

5時に陸上練習が終わって片付けて
5時半からのヤマハは、時間的にはギリ大丈夫だが
体力的、精神的、その後のスケジュール的に辛いかも?

という母心で、
ヤマハのレッスンは休んでもいいかなぁ~
なんて思ってた。

しかしだ!

来週の木曜も修学旅行でヤマハは休まねばならない。

う~ん・・・コンクールを来月に控え(イヤイヤ、忙しい)
アンサンブルなので合わせの練習は大事だし。


で、のびパパに相談したら、

「ウ~ン・・・休ませたいけどね。
 もう、のび太、イッパイイッパイでしょ?
 でも、本人が『行く』ってのを
 無理に休ませるのも何だし、
 のび太に決めさせたらいいんじゃない?」

そりゃそうだね。


で、聞いてみた。



「のび太、今日のヤマハ、レッスン、どうする?
 大変だったら休んでもいいんじゃない?」


「ウ~ン・・・どうしようか~
 でも、今日休んで来週も修学旅行で休んで
 2週続けて休む事になるし・・・
 
 ・・・行く!!!」


「行く?でも、大変じゃない?」


「ウ~ン・・・でも、行く。
 お母さん、5時に学校に迎えに来てくれる?」


「いいよ。」

「5時だよ!5時!」





・・・・・結局、生真面目すぎるのび太は休めないのだ!

親が「休んでいいよ」って言ってるのに
「木曜日はヤマハ」のスケジュールは変えられないし
2週続けて休む、なんてことは
のび太の中ではありえない話らしい。






で、5時に迎えに行くけれど、
一応、その時もう一度、

「大変だったら休んでいいんだよ」

って言ってみようと思う。







・・・・・まあ、絶対に、行くんだろうけどね(笑)








| 発達障害の不思議 | コメント(10) |
2010-06-01 (Tue)
陸上練習を競技場でやるというので
迎えに行った時の事。



まだ、誰も出て来ていないな~
と思って、愛犬ロックとその辺を散歩していたら
競技場の方からひとり、
プラプラと見覚えのある独特の歩き方の子が
出てきた。




・・・ん?のび太?


でも、まだ誰も出て来ていないし、
その子のあとにも誰も出てこないし、
違うな・・・


と、思っていたら、

やっぱりのび太だった。





「のび太~こっちだよ~
 練習、終わったの?」

と聞くと、

「終わった」

「でも、のび太小学校の子、
 誰も出てきてないけど、本当に終ったの?
 大丈夫?」

「うん。終ったってば。
 ボクが一番最初に出てきたんだよ」



ロックをゲージに入れて・・・と、
なんだかんだ帰る準備をしても
まだ誰も出てこない。


「ねえ、本当に終ったの?
 のび太が出てきてから大分経つけど
 まだ誰も出てこないけど・・・」

「終ったってば!
 みんなダラダラ喋ったりしてるんじゃないの?」





のび太はいつも単独行動だ。

登下校も誰かと、ということはない。

たまたま途中で誰かと会えば一緒に・・・
ということもあるようだが
基本的には単独行動派だ。


休み時間も誘われてその気になれば遊ぶこともあるが
基本的にはひとりで本を読んだりするらしい。

以前、いじめられていた頃、
休み時間に嫌な人と関わることで
酷い目に遭っていたというのもあり、
休み時間に穏やかに過ごす方法を考えてのことのようだ。



陸上練習の日は、
他の子達は友達と遊びながら帰ったりするので
帰りも遅いらしい。


以前、競技場練習に自転車で行った時も
他の子たちは終っても帰り時間が遅かったらしいが
のび太は家が一番遠いのに
定時に帰ってきていた。




もちろん、自分のスケジュールのとおりに
動きたい、というのもあるだろうが、
友達と何気ない会話を楽しんだり・・・
と言うところに楽しさを見出せないのかもしれない。




・・・まあ、そういう私も小学生の時は
誰よりも早く教室を出ていた。

誰かを待って一緒に帰ったり、
ダラダラと他愛もない会話に花を咲かせる、
と言う事が、大嫌いだった(笑)

ただでも神経を使って学校生活を送ったあとに
また、誰かと気を使って会話したり
ダラダラ歩いて帰るのが耐えられないのだ。


女の子にありがちな
お友達と一緒にトイレに行く、とかいう行動も
理解できなかった。

トイレに行くのに誰かと一緒、
友達を待ったり待たせたり、という行為が
メンドクサイ(笑)




そんな私の息子じゃないか!!!


のび太は「大の仲良し」という友達もいない。

放課後、誰かと遊ぶ事もない。

誰かと関わる事で学べるコミュニケーションスキルは
圧倒的にレベルが低いかもしれない。


だけど、そういう生き方も、アリ、なのだ。




友達はたくさんいた方が良い、というのが
世間一般的な評価かもしれないが
「友達」って、なんだろう?


放課後、ゲームして遊ぶ相手が友達なのか?

一緒にトイレに行く相手が友達なのか?

ダラダラ他愛もない会話で時間をつぶす相手が友達か?




なんか、違う気がする。




大人になれば本当に大切な友達なんて
ひとり、いればいいのだ。


のび太のマイペースぶりや
人とつるむのが苦手なところや
自分の予定が優先なところ、
そういうところを理解してくれて、
お互いに自由に本音で話せる友達が
一生にひとり、見つけられればいいのだ。




本当の友達、って数じゃない。

「質」でしょう。




我が道を行くのび太に
私の幼い頃の姿が重なって、
ちょっと、笑えた。










| 母のつぶやき | コメント(11) |
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