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2009-07-28 (Tue)
私はのび太がアスペルガーと診断されて
(最初の診断はアスペ、のちに検査等で高機能自閉症と確定診断)

自閉症に関することを知れば知るほど、
自分の幼い頃、感じていた違和感を
やっとこの世界に見つけることが出来た。

そして、私自身もアスペルガーの診断をされ、
やっと、深い闇の迷路から抜け出せたように感じるのだ。





自閉症の精神面の症状は割りと知られているものの
身体的にも症状が表れることがある、ということは
あまり語られていないが、
これが結構、あるらしいのだ。





私は幼い頃、いつも「姿勢が悪い」とか
動作に関して注意を受けていた。


小4の体育の時間、
運動会に向けて正しいラジオ体操を練習していた。

私は振りも大きく、きちんとしっかりやろう!と
頑張ってきっちりした動きを心がけて体操をしていた。

それなのに、何度も注意されてしまうのだ。

「まっぷーさん、きちんと腕を回して!」

「だらだらしないで!」



えええ?どうして?

私はこんなにきちんと真剣に一生懸命にやっている。

一体、私のどこがキチンとしていないんだ?!



と思いながら、何度も注意されているうちに
泣きたくなりながらも、
その頃の私は自分の感情を絶対に表に出してはいけない
と思い込んでいたので、
必死にこらえて、叱られつつも頑張った。



もう、ラジオ体操が大嫌いになった。

ラジオ体操のあの曲のイントロを聴くだけで
気持ち悪くなった。


だから夏休みのラジオ体操はずっと行かなかった。





姿勢も悪い、と、よく注意を受けた。


「気をつけ」の姿勢がダメだ、とよく言われた。

いつも注意されるので、特に意識して、
今日は注意されないように・・・と、
毎回毎回、背骨に力をいれ真っ直ぐになるように
頑張っていたのだが、どうも担任は私の姿勢が気に入らないらしく
いつもいつも注意された。

いつもいつも注意されるのだけど
一体、どこがダメで、じゃあ、どうすればいいのか
全く教えてもらえず、
私は体のつくりがおかしいのではないか?!

と、悩んだこともあった。







自分では全く気が付かなかったが
私は箸を使う時、字を書くときなどに
微妙に手が震えているらしかった。

「どうして、まっぷーちゃんはいつも手が震えるの?」

と、聞かれたことがあった。



「え?震えてないよ?」と言うと、

「震えてるよ~自分でわかんないの?!」

と、周りにいた子たちが口をそろえて言った。




え?

自分では全く気づかなかった。

そうなの?

私、みんなが見て解るほど、手が震えているの?


それから、自分で箸を持つ時、字を書くとき、
自分の右手を凝視したが、解らない。

でも、周りがわかるということがショックで、
箸を持つ時、左手で右手首を押さえて
震えないようにしたこともあった。





これがすべて、発達障害のためであるかもしれない、
ということが解ってきた。



発達障害による脳の運動機能の問題で
独特な動きや姿勢になることがあるらしいのだ。

「震え」と言うものについては発達障害が
直接関係しているのかわからないが、
私の場合は幼い頃は特に自立神経失調症と言われていたし
精神的に不安定なところもあったため、
それらの二次障害的なものでもあったのかもしれない。




発達障害にはこういう身体的な症状もある、

ということを知ってほしい。






こういう子供自身に自覚の無いことで
叱咤され自己否定感を持つことの無いように



本来、発達障害、特に自閉圏の子は
何事においても一生懸命に真剣に物事に取り組んでいても
逆にそれが障害ゆえの症状から
ふざけている、だらしない、と見られることもある。



発達障害という障害自体は本人にとって何も問題ないのだ。

問題なのは周囲の無理解から来る二次障害だ、


ということを、知ってほしい。





大人になって診断された者のひとりとして
伝えておきたいと思う。













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| 自閉症について思う | コメント(12) |
2009-07-27 (Mon)
先日、担任のC先生と個人面談があった。


「のび太くんは本当に誰に対しても
 同じように接することが出来る子です。

 以前、いじめられていた子に対しても
 優しく出来るし、 
 お友達の好き嫌いも全く感じませんよ」


C先生の第一声だった。





「○くんに対するいじめが発覚して話し合ったとき、
 『この出来事についてどう思うか』と
 意見を求めたんです。

 その時に、のび太くんが一番に手を上げてくれたので
 きっと、○くんの辛い気持ちを語ってくれるんじゃないか、
 と思ってのび太くんを当てたんです。

 そうしたらのび太くんは
 『いじめは絶対によくないけれど
 いじめた子達はちゃんと正直に自分のしたことを
 話してくれて、ちゃんと謝ってくれて、
 偉かったと思います。』

 って、いじめた側の子の話しをしたんです。

 去年、あんなに辛い思いをしたのに、
 ちゃんと自分とは違う、相手側の気持ちを
 思いやることが出来るというのは
 素晴らしいことだと思うんです」





涙ぐみながら話してくださるC先生。

私まで涙してしまった。





のび太を見ていると、正直言って、
相手の気持ちを察したり、いたわったり・・・

と言う部分について、理解できていないんだろうな、

と思う部分が多々ある。



それを非難するつもりも、だからといって「ダメだな」
などと思ったりはしていない。

ああ、やっぱり、アスペタイプだけに
そういう部分の「感じるアンテナ」の周波数レベルが低いんだ

と、思っていた。




だけど、ちゃんと、感じ取っていたのび太。

そして、それをちゃんと言葉や行動にする力も
持っていたのび太。


のび太のそういう部分を感じ取れなかったのは
私のほうだ。

私の「感じるアンテナ」の方がおかしかったのだ。





「のび太は去年、いざこざがあると、
 いつも『ケンカ両成敗』と言われて
 いじめられているのび太にまで罰が与えられました。
 のび太は『どうして相手の子は嘘を言うのか、
 そして、どうして先生はその嘘を信じて
 ケンカ両成敗になるのか、
 周りの子に聞いてくれれば本当のことは
 すぐにわかるのにどうしてすぐ『ケンカ両成敗』なのか、
 
 と、いつも言っていました。

 だから、正直に自分のしたことを言ってくれたことが
 ある意味、嬉しかったんだと思います。」




「そうだったんですか。
 本当にのび太くんは辛い思いをしたんですね。

 確かに、そんな辛いことは経験させたくなかったですけど
 今ののび太くんの姿を見ていると
 やっぱりそういう辛い経験も無駄ではなかったんだな、
 と、思います。

 だから、のび太くんは誰にでも分け隔てなく
 同じように接することができるんですね。」





人の気持ちが解らない、

場の状況がつかめない、



と言われている発達障害ののび太です。



だけど、そんなことは決して、ない。





本来なら知らなくてもいい心の痛みを
経験してしまいましたが、

その痛みも無駄ではない。







C先生とふたり、ウルウルしながら
笑顔で語り合った面談でした。
| 小学校 | コメント(2) |
2009-07-24 (Fri)
「夢は見るものではない、叶えるものなんだ!」


「夢に向かってがむしゃらに頑張れば
 絶対に叶えられるんだよ」






・・・・・と、よく、言われていますが・・・・・








私は、このような言葉にどうしても嫌悪感を感じてしまう。









大人になっても夢見がちで
上っ面のきれい事を並べただけのような言葉が大好きな母親が
甘ったるい現実感の無い言葉を言う自分に酔いながら
私に呪文をかけるように育てられた。

「頑張れば夢は絶対に叶う」とも言われた。



それが全くつかみ所も無く、虚無的で、
母親の実生活と言葉のギャップを疑問に思いながら
心に響くことの無いまま聞かされていた。





成果が無いと言うことは母親にとって

「あなたの頑張りが足りない」という評価になる。



母親にとって私は常に、

「器用貧乏」で「100%力を出さない」子であった。




どんなに精一杯やっても、母親の望む結果の出せない私は
常に否定されて育った。








私が可愛げのない子供だったのかも知れないし、
母親が単なる「きれいな言葉に酔う」だけの大人だったのかもしれない。



いづれにしても、そういう甘ったるい言葉を
言われれば言われるほど、
虚しくなり、悲しくなり、生きていくことの儚さを実感した。






私は真実が知りたかった。

そして誰かに本当のことを言って欲しかった。


というか、自分と同じように感じている人に
言葉を発して欲しかった。








高校生になってある本を読んだ。




「目的地が素晴らしいかなんて本当は誰も知らない

 道のりの険しさを自慢してもしょうがない

 価値があるのは、ここまで歩いた君の足だけ」


(正確な文章も作者も忘れてしまいました(汗))








そうなのだ。


夢見ることが素晴らしいとか、
それに向かって頑張ることが素晴らしいとか、
そういう曖昧で漠然とした言葉より、

大切なのはキミだよ


と、



それも、歩いてきた君の「足」に価値がある、と

言ってくれて嬉しかった。





もちろん、その「足」にも感情がある。

常に「ダメな足」であった私を
始めて救ってくれた言葉だった。







夏休みになり、出来るだけ毎日プールに通うと
頑張っているのび太。

5年生の目標は25メートルだが
目標は遠く、水泳が苦手なのび太。


1,2年生の時は「プールは嫌い」と言って
一度も通わなかったのび太が、

「苦手だけど頑張って練習する」と
毎日、真っ黒になって頑張っているのび太。


こんなのび太を私は人間として尊敬しています。







そして、私はのび太にこう話しています。




「どんなに頑張っても頑張っても
 叶わないこともあるんだよ。
 全ての人が
 思い通りに夢を叶えられるわけじゃないんだ。
 だけどそれは決して頑張りが足りないわけじゃない。
 やりたいことは悪いことじゃない限り
 何でも納得いくまでやってみたほうがいい。
 それでダメでも決してのび太が悪いわけじゃない」






夢の無い事を言う母親かもしれないけど、
本当のことを伝えたい。




そして、


夢に敗れて傷ついても

目標を果たせなくていらだったとしても

どんなのび太でも、間違いじゃない、素晴らしいんだよ

という事を、伝えていきたいと心から思う。
| 母からのび太への想い | コメント(6) |
2009-07-21 (Tue)
のび太は記事でも紹介しているように
興味のある事柄に関する知的欲求が旺盛な人間で
「オタク」とも言えるほどの詳しく深いところまで
知識を脳内にインプットしている。

まあ、その「知識」というものは
はっきり言って丸暗記であり、応用は利かない。


例えば、今、とても興味があるらしい日本史に関しても
歴史上の人物の生没年や出来事などは
まるで歴史年表を読んでいるかのようにスラスラと出てくる。

で、大まかな歴史の流れも頭に入っている。

○○が死んだことで○○の戦いが始まり、
そのために○○と○○が同盟を結んで・・・

とか、私から見たら


「おおお!歴史の参考書要らずじゃぁ~~~!」


なんて思っちゃうのだ。




漢字に関しては以前も記事にしたように
漢検1級並みの知識はある「漢字オタク」である。

クイズ番組などで高学歴芸能人が
「う~~~ん・・・」と頭を抱える難しい漢字を、
いとも簡単に正解を答えてしまうのび太。








しかし・・・しかしだ!





のび太は話し言葉がたどたどしい。

例えば一問一答的な会話だったら大丈夫だが



「○○した時、どうして○○しちゃったの?」

などと言う説明を求める質問などに関しては
簡単にスッと言葉が出てこないし、

「えっと、えっと、あ~・・・んと、あのね、あのね・・・」

などと、自分でも話し言葉がうまく出てこないことを
認識しているのもあって
余計に慌てて話そうとして「どもり」まではいかないが
何度も同じ言葉を繰り返しては、あせる。



だから、とても幼い印象もあるし、
とても大人以上の漢字や歴史の知識がある子には
見えないらしいのだ。





以前の担任の先生方の話しを総括しても

クラスや班で話し合ったり、何かをまとめて発表する、
と言う時は、なかなか話し合いに参加できないらしい。


意見を求められても「・・・」と言うことや
直前に誰かが話したことをそのまま喋ったりで、
自分の意見としての発言は出てこないらしいのだ。


そりゃそうだろう。

のび太は「~~の時、どう思いましたか?」とか言う質問が
一番苦手なのだ。

社会科見学の後の感想文とか、
読書感想文とか、「サイアク」の宿題らしい。


自分の気持ちさえ、うまく説明表現できないのだ。



それに、のび太は筋金入りの視覚優位アスペだ。

絶対音感があるのび太ではあるが
それは音楽的な音に関してのみ。

誰かの話し言葉を瞬時に理解することは難しい。

100回言われるよりも1回書いて見せられたほうが理解できるのだ。


そんなのび太がディスカッションやら意見を言い合うとか
そういうことは多分、のび太に関しては
頑張って努力してできるようになるものではないような気がする。





そんなのび太が、突然、








「○○中学校、受けてみたいな~」

などと言い出した。



軽い気持ちで言ってるんだろうなあ~なんて思ってたら、


「勉強、どんどん進むんでしょ?
 ボクはいろんな勉強をいっぱいしたいからいいと思う」



などと、もっともらしいことまで言い出した(爆)







今年、開校したばかりの県内有数の進学校の県立高校の付属中学。

社会の発展に貢献できる次世代リーダーの育成を
目標に開校したばかりの中学校だ。


中学入試などというものとは全く無縁だったはずの
田舎ののんびりしたのび太地方に
いらぬ荒波を立ててくれる(怒)唯一の受験で入学する中学だ。



入試に関しては適性検査、作文、面接、調査書(参考)らしい。

適性検査に関しては、表や統計を見て分析したり、
示された文章に関して自分の考えを記述するもので
問題の意味が理解できなければ答えられないもので
通常の学校のテストなどとは明らかに異なる。

おまけに入学後も、
1,2年のうちに中学3年間の中学課程を終え、
独自カリキュラムを組み、コミュニケーション能力や
思考力を高める教科を開設する・・・らしいが・・・




こんな学校にのび太は入学してやっていけるのか?!

というか、そもそも、適正検査や作文の入試を
突破できるのか?

もし、不合格だった時、どうなるのか?






しかし、本人が「やってみたい」と強い意志を持って
決断した時に、

あああ・・・どうしたらいいのか???






母としてはフツーに学区内の公立中学に
フツーに進学して心配事は絶えないと思うのに、

あああ・・・何故だ?!



うぐぐぐ・・・







| 小学校 | コメント(8) |
2009-07-16 (Thu)
先日のこと、



「今日、Aくんが嫌な事を言って
 ボク、頭にきてAくんのことを追いかけてたら
 途中でここ、ぶつけっちゃって~」


と、肘のばんそうこうを見せてくれた。





「あらら~大丈夫?」


「うん、ここはもう大丈夫」






5年生になってほとんどと言っていいほど
いざこざの無いのび太。

いかに先生の指導力が子供たちに大きく影響するか、
と言うことを実感してしまう。




毎日、地獄へ行くような気持ちで登校していた去年ののび太。

今年は・・・


「なぁ~んにも心配な~い」


らしい。






「・・・で、Aくん、のび太になんて言ったの?」

「♪~~~~~♪って、ふざけた替え歌で
 ボクのこと、馬鹿にしたんだ!!」



・・・・・まあ、聞いてみれば大したことではない。

もしかしたら、他の子だったら、無視して受け流すかもしれない。

だけどのび太はそういうことは黙っていられないのだ。

相手の仕掛けにまんまと引っかかる、
バカ正直とも言えるのび太。


まあ、そのうち、「ちぇっ!くだらないな、相手にしないよ」

って、受け流せるようになってくれればいいな~

と、思うけど・・・う~ん・・・




でも、こういう大人から見たら
大したことのないいざこざの積み重ねで
去年は地獄のようなドツボにはまっていったのだ。

大人の視点と子供が受けるダメージはイコールではない。

ここで去年の担任が子供の気持ちに寄り添って
くだらないいざこざでもきちんと対処してくれれば
繰り返されることは無かったはずなのだ。






「・・・で、C先生には言ったの?」


「うん、言ったよ。
 C先生が絆創膏、貼ってくれたんだ。」


「ふ~ん、C先生はAくんとのケンカ、
 解決してくれたの?」


「うん、はじめに相手に言い出した方が
 絶対に悪いから、謝りなさいって。
 Aくんがボクに謝って、ボクが『いいよ』って許した」


「ちゃんと納得のいくように解決したんだね」


「うん。C先生はちゃんとボクの話しを聞いてくれるから
 大丈夫なんだよ」







そうなのだ。


はっきり言って、幼稚園児並みの出来事だ。



悪口を言った。
   ↓

ケンカになった。
   ↓

先に仕掛けたほうが悪いんだから「ゴメンナサイ」と言わせる。
   ↓

ちゃんと謝ってくれたら「いいよ」と許すこと。





この、当たり前で基本的なやり取りでいいのだ。

こんな幼稚で当たり前で簡単なことを怠った去年の担任。



「ケンカ両成敗」なんて兄弟げんかでもない限り、
納得できることではない。



基本を怠ってのび太を追い詰めていった去年の担任の罪は
重すぎると思っている。





「C先生はちゃんとボクの話しを聞いてくれる」し、

「他の子のいじめの時もちゃんと学級会で話し合ってくれる。
 だから安心する」


と、のび太は言う。





先生だからと、必ずしも子供たちに信頼される訳ではない。



子供たちは見ている。

大人の言動を。



教師だからと言って全て正しい訳ではないことも
知ってしまっている。


その分、信頼できる人の前では
誠実であろうと頑張るのが子供と言うものだ。




そして、大人たちを見る目は

ある意味、もっとも正しい。











| 小学校 | コメント(6) |
2009-07-15 (Wed)
昨日、某大手スーパーで買い物をしようと出かけた。

この大手スーパーの火曜日は私にとって魔の火曜日。

何と言ってもセールの日なのでスゴイ混みようだ。


人ごみ大嫌いの私は滅多に火曜日にはここへ来ないのだが
どうしても今日はここにこなければいけない用事もあり、
やむをえなかったのもあった。



ううう・・・食品レジ、メッチャ混んでる・・・



あああ・・・ユウウツ・・・




ああ、その前に欲しかった本を買おう・・・


と、本を買ってから食料品売り場で買い物。



人ごみの中の買い物は苦手だ。

息苦しい上に行く手を阻まれるために
結局、買いたいものも買えないままレジに向かう。



そんなユウウツで不本意ながらも
安さの余り、結構な買い物になった。






エコバッグでは足りなくなってレジ袋をもらい、
両手に重い荷物を持つことに・・・


ああ・・・出口までカートの持ち手部分に
荷物をふたつ、ぶら下げていけばいくらか楽だ~






・・・と、やっと駐車場まで持って行き、
家路に着いた。










!!!!!








そういえば、買った本は???












ヤバイ!ない!








記憶を辿る・・・




そうそう、食品売り場で会計する時に
カートの持ち手の部分にかけた・・・


その後、本のことはすっかり忘れていたから
あのまま、カートの持ち手にかけたまま
置いてきちゃったんだ!!!




家について、すぐにスーパーに電話・・・




「今はそのようなお忘れ物は届いておりませんので
 届きましたらこちらからご連絡いたします」

ということで、名前と連絡先を伝えた・・・





・・・が!




電話は来ない・・・・






誰か、私の買った本、持ってっちゃったの?!





仕方ない。


私がうっかりしていたのが悪いのだ。





あああ、またやっちまったな~・・・










・・・と、自己嫌悪を感じつつも、「ま、いっか~」なんて

お気楽に考えていた私。








「お母さん~~~!!!
 ボク、やっちゃったよ~!!!!!」




帰ってくるなり叫ぶのび太。



どどどどどーした?!







「あのね、このテスト、見て!!!」





見ると、フツーの社会のテスト。


「ん?何?」


「実はね、ジャァ~~~~~ン!!!」



と、裏をめくると・・・・・





解答欄が真っ白~~~空白~~~










「ありゃりゃ~」


「裏があるなんて全然、忘れてたんだよね~」






まったく、注意散漫というか、なんというか・・・





で、今日の私の「やっちゃった話」を
のび太に話した。







「あ~りゃりゃこりゃりゃ~!
 お母さんも見事にやっちゃったね~!!!」







「のび太も、お母さんもさ、オッチョコチョイでしょ?
 お互いにさ、落ち着いていろんなことに気をつけながら
 生きていこうじゃないか~!
 ハッハッハ~・・・」



「そうだよね~お母さんはお金を損したし
 ボクは点数を損したしね~
 今日はダブルショックの日だね~
 気をつけよ~~~・・・」
 





あああ~親子でやっちまった一日でした・・・












| 母のグチ | コメント(8) |
2009-07-13 (Mon)
のび太が幼稚園の頃、お友達の家に遊びに行くと、

よく、出していただくのがオレンジジュースや乳酸菌飲料。


「はい、のび太くん、どうぞ」と出されても





のび太と来たら・・・



「お茶!お茶です!のび太くんはお茶です!」


と、泣きそうになりながら訴えていた。


(当時、のび太は自分のことを名前に「くん」まで付けていた。
 みんなにそう呼ばれていたからだと思うが・・・)




のび太は偏食大魔王だった。



今でも飲み物は麦茶、スポーツドリンク3種類しか飲めない。

オレンジジュースや野菜ジュースも飲んでいたこともあったけど

「何だか味が濃すぎる」らしくて最近は飲まなくなった。




お菓子も決まったものしか食べられない。

メーカー限定も食べ物もある。



療育で一緒だった子も

「ウインナーは○○というメーカーのしか食べられない」

という子もいるくらいだ。



私はのび太に

「キライなものは無理して食べなくていい。
 キライなものを辛い思いをしてムリヤリ食べても
 栄養にもならないと思う。
 食事は楽しく美味しく食べるもの。」


という主義だ。



それにのび太が発達障害とわかってからというもの
偏食の理由は口の中の過敏にも関係していて
耐えられないほどの不快感を感じる人もある、

と知ったことも大きな理由である。





それにしても・・・幼稚園の頃は毎日お弁当だったが、
お弁当として出せる食材で食べられるものが限られていた。

玉子焼き、ウインナー、ハンバーグ、煮物・・・

毎日のお弁当なのに入れられるものが数種類しかなくて
味付けを変えるともちろん食べないのび太なので
同じような食材を形を変えたり、そりゃあもう大変だった。


せめて・・・と思って、おにぎりに海苔でキャラクターの顔を
作ってあげよう!


と、アンパンマンと、しまじろうの顔を描いて持たせた。


我ながら傑作!!!


と思ったら、手を付けないで帰ってきた。



連絡帳を見ると、



「アンパンマンとしまじろうを『食べちゃダメ!』と泣いて
 食べませんでした」



えええええ~~~~~~?!







のび太はお子様ランチというものを
一度も食べずに育ってきた。

お子様ランチには必ずチキンライスかスパゲッティナポリタンが付く。

ケチャップNGののび太には選ばれることが無い
メニューだった・・・

小さいころからいっちょ前のメニューを頼まざるを得なかった。





小学校に入学してからは当たり前のように給食に悩まされた。

食べられるものはパンかごはん、それと牛乳のみ。

おかずもいつも家では食べられるものも

「いつもと味が違う」と食べなかった。


1年生の時は必ずおにぎりとかサンドイッチとか
ボリュームのあるおやつを作って待っていた。



記事にもしたが2,3年の担任は

「給食を残したり時間内に食べられない人には罰」

を与えるというペナルティーを科した。


この担任も良かれと思って、クラス全体としての指導としては
まあ、当たり前なのかもしれないけど

この「罰」によってのび太は

給食がキライ→学校がキライ→学校が怖い

に変化していって精神的にマイナス方向に傾いていった。



担任にのび太の障害から来る過敏性のこと、
決してわがままで食べないわけではないこと、
罰があることで学校が嫌いになっていることなど

いろいろ相談しました。


他にも主治医やら療育の先生方やらに相談して
あれやこれやと思い悩んでいるうちに・・・








「お母さん!ボク、今日、初めて給食全部食べた!!!」



こんな日が・・・やってきた・・・




おおおおお・・・・・スゴイゾ、のび太・・・





そうこうしているうちに、給食完食!が

週1・・・3日おき・・・1日おき・・・


今では100%食べられるようになったのび太。




「嫌なものは牛乳で飲み込む!
 コツは薬だと思って飲み込むこと」


らしいです。




のび太は噛んだときに口に中に水分がジュワッと広がるのが
どうしても嫌なのだそうだ。


トマト、果物類、大根の煮物・・・


こういうものは特に「噛まずに飲み込む」のがポイント。



インゲンやブロッコリーなどは
「仕方が無いからご飯と一緒に口に入れて
 飲める大きさに噛んでから牛乳で飲み込む」



ふ~~~ん・・・



のび太は自分なりに

「学校では給食を食べないと認めてもらえない」

という事を実感して何とか克服しようと自分で
試行錯誤して乗り越えてきた。


なんてったって親は「嫌なものは食べなくていい」

なんていうし、

でも、学校では食べないと罰があるし・・・






しかし、思うのだが・・・



インゲンやブロッコリーを食べられなくても

ほうれん草や枝豆は食べられるし、

トマトが嫌いでも桃やメロンが嫌いでも

みかんやりんごやバナナが食べられるんだからいいじゃない!



って思うのだが。




食べられないこと=罰が与えられる=ダメなこと




という、おかしな劣等感を与えないで欲しいな~と

学校給食の指導についてはちょっと思ったりするのだ。





ちなみに、学校では何でも食べられるようになったのび太ですが

家では今までどおりキライなものは残します。


いいんです。



楽しく食べることが何よりの栄養だと思っていますから。











「好き嫌いばっかりしていると大きくなれないよ!!!」


という脅し文句・・・





今、のび太はクラスで2番目にデカクなっちゃいました~








| のび太のあれこれ | コメント(12) |
2009-07-10 (Fri)
「だってどういう意味の言葉かわかんないじゃん!」



と言って、漢字テストの答案を出した。





「ようりょう」としか書いていない「読み」を
漢字に直して書く。


のび太は「容量」と書いたら×。

答えは「用量」らしい。



「『要領』って字もあるし、どれなのか迷っちゃって」



まったくだ。




このテストは隣の席の子と交換して採点するので
融通は利かない。

先生の採点だったらちょっと気を利かせてくれたかもしれないけどね。







ほかのテストの時は


「太いけっかん」に「欠陥」と書いて×。


脇に赤ペンで

「『陥』という難しい字を知っているんですね。
 でも、ここは『血管』が答えでした。」



「ここには『太い』って前に書いてるし
 『太い欠陥』はないでしょ~(笑)
 ちゃんと問題をよく見ればわかるよね」

「そうなんだけどさ~ボク『血管』って
 何なのか、知らなかったし」



そうなのだ。

のび太は小学生らしからぬ難しい漢字をたくさん知っている。

なにせ漢字オタクだし(笑)→過去記事参照


でも、とっても簡単な誰でも解っていると思いがちなことを
結構、知らなかったりする。


「血管」という言葉を知らなかったのび太。

体を流れる血液の通る管・・・この存在自体がわからなかったらしい。




はじめに書いた「ようりょう」という書き取りも
「要領」も「容量も「用量」も違いも使い分け方も
「よくわかんな~い!!」というのび太。
 


難しい漢字は大好きだけど、その意味なんか全然知らないし
知ろうという気持ちもないのだ。

だからこういうテストの時に迷う。

で、のび太なんか、問題文を熟読することもないので
第一印象でパッと書いちゃって間違っちゃう。


この辺がのび太の知識と興味の偏りなのだ。




のび太は小学校入学前に6年生までに習う漢字の全てを
覚えてしまっていた。

習った漢字は「頭の中の習った漢字の部屋」に移動させて
学校では習った漢字の部屋の漢字だけを使う

と言っていたのび太。


なるほど~と、当時は思っていたけど、

それがちゃんとできていれば「欠陥」なんて書かなかったんじゃない?



と、思って聞いてみたら


「だから、『けっかん』って『欠陥』しか
 思いつかなかったんだもん!
 『血管』って知らなかったし~
 それにね、『習った漢字の部屋』がゴチャゴチャしちゃって
 訳がわかんなくなっちゃって。
 時々、『習った漢字の部屋』にいるはずの無い漢字もいて
 『あれ?習ったっけ?』って考えたりして・・・
 もうちょっと部屋を広くしないとだめかな~」



ンプププ・・・・・




「『習った漢字の部屋』ものび太の部屋も
 きちんと片付けないとね~




はぁ~~~い」






こんなオチがつきました(爆)













| 発達障害の不思議 | コメント(6) |
2009-07-08 (Wed)
「のび太くんは頭がいいからいいじゃない」

「普通クラスでやっていけるんだからいいよ」



アスペタイプのお子さんを持つ方は
一度はこんな風に言われたことはありませんか?




私は心の中でこう思いました。





「特別支援クラスの恩恵を受けられていいよね」

「通級に通えるんだからいいじゃない。
 大事にされて羨ましいよ」









確かに記憶力は抜群で
勉強も出来るように見られるかもしれないけど

でも、自閉症の症状が色濃くて
パニックも多いこの子たち。

この子たちが何の手助けもフォローもない普通クラスの
刃むき出しの子供たちの中で

無事に平凡に生きていけるわけなどないのだ。








のび太が入学して療育が受けられなくなった後、
療育の先生方のご好意で
普通クラスに進学した子の母親を対象に
懇談会を開いてくださったことがあった。


「特別支援クラスでは子供も親もある程度、フォローされている。
 そういう意味では一番『支援』から取り残されているのは
 普通クラスに進級した子と親です。
 現に、特別支援クラスに入学した子よりも
 普通クラスに入学した子の方が不適応を起こしやすい。
 本当にちゃんとしたフォローや支援が必要なのは
 普通クラスに入学した子たちなんです」








確かに普通クラスに進学した発達障害の子たちにとって
行政としてのフォローや支援が少ないのは事実だ。


だからと言って

「特別支援の恩恵を受けられていいじゃないの」

なんて思ったところでどうしようもない。





どちらがいい、なんて、馬鹿げてる。



どちらにもそれぞれの大変さも辛さもあるのは確かだから。

それをお互い思いやれないなんて悲しいもんね。







普通クラスだからいいじゃない、とか

通級で支援してもらえるだけいいじゃない、とか


誰かをうらやむことなんて愚かでしかない。





こういう情けない気持ちが自分の中に湧いてくるたび
思い出す一言があります。








療育で一緒だった子。

この子は原因不明の病気で
ミルクも飲めず夜も寝ずに泣いてばかりで
何度も発作で救急車で搬送される赤ちゃん時代を経て
5歳でやっと1歳並みの体格になり
手を取ってやっと歩けるようになったのだ。


この子のお母さんが何気なくつぶやいた。





「生きててくれるだけでいいよ。

 おまけに笑ってくれるなんて幸せこの上ない」





私は聞き逃さなかった。


というか、私に話しかけたのかもしれない。










そう、そうだよね。







授かるはずの無かったのび太。



産まれてくれただけで幸せなのだ。






のび太の障害をあれこれ思い悩む時、

彼女のこの一言が脳裏をかすめるのです。




| 子供の発達障害に悩む方へ | コメント(14) |
2009-07-06 (Mon)
「お母さん!今日、学校で大事件があったんだ!」


!!!


大事件?!





何かと思って聞いてみると、

Tくんの椅子の上に画びょうを置かれてあったり、
Tくんの名前でHちゃんのくつ箱にラブレターがあったり、
Tくんの鉛筆が全部折られてあったりしたらしい。



・・・・・ご・・・ごめん・・・

お母さんはフラッシュバックだよ~~~





しかし、驚いたことにそれを仕掛けた人はMくん、Iくん、Fくん。

Mくんは去年、のび太がいじめられていた時に

「のび太、アイツラは無視しろ!」と、
味方になってくれた子。

Iくんも幼稚園から一緒でとても穏やかで優しい子。



その子たちが何故?!

と、驚いた。




「先生が泣きそうになって怒ってた。
 『いじめを絶対に許さない学級』だったのに
 また『相手の気持ちを思いやれないクラス』に
 戻ってしまって悲しい、って」



小学生のうちは確かに、多かれ少なかれ
いじめの芽はどこにでもある。

だけどそれを許さない大人に叱ってもらって怒られて
それを繰り返してだんだん理解してくるものだ。

だけど、ショックだったのは「いじめ方」だ。



椅子に画びょうを置いたり、鉛筆を折られたり・・・

などと言うのはかなり悪質だと思うし、

小学生がやるイタズラにしては度を越えている気がする。




それにいじめていた子たちが、本当にいい子ばかりで
いじめをする子、というイメージを持ちづらいタイプ。



去年、私も学習したが、大人のイメージで子供を見るのは
間違いなのだ。

大人から見れば優しく穏やかな子に見えても、
いや、どんな子でもいじめる側にもいじめられる側にも
簡単になりえることが出来るということだ。

ちょっとしたきっかけでいじめの被害者にも加害者にも
なってしまうことがある。




それにしてもそのいじめ方が恐ろしい。






「Tくん、辛かったね。
 のび太、Tくんがいじめられているの知ってたの?」


「知らなかったよ。
 今、席も離れてるし、Tくんもいじめてる人もみんな
 ○班の人なんだよ。
 他の人にはわかんないようにこっそりやってたみたいで
 誰も知らなかったんだよ」



そう。

今のいじめはかなり陰湿で周りの誰にも
悟られずに嫌がらせを受けてしまうことも多いらしい。

去年ののび太みたいに嫌がらせを受けて
大騒ぎして大泣きするくらいの方が
逆にある意味、自己防衛になるのかもしれない。


Tくんは勉強も優秀でクラス委員もやる子。

のび太みたいに泣き喚いたりする子じゃないから
本当に心の中で溜め込んで辛かったに違いない。





「もし、そういう風に誰かがいじめられてたら
 今度はのび太が見方になって助けてあげるんだよ。」


「う~~~ん・・・どうすればいいのかな?
 でもさ、怖いよね、出来ないかもしれない」


「そうだよね。怖いよね。
 だったら、その人たちには何も言わなくていいから
 すぐに先生に教えに行くとかしないとね」


「ああ!なるほどね!
 それなら出来るかもしれない!」








「のび太は?今は嫌なこととかされていないの?」


「うん、今はなにもないよ」


「それと、誰かに嫌なことしたりしてないよね?!」


「してないよ!嫌なことってどうやってするのかも
 よくわかんないもん」




せめてもの救いは、C先生が適切にキッパリと叱って
クラス全体の問題として話し合いをしていると言うこと。

去年ののび太の時は全く無かったことだ。




Tくんのいじめの話でフラッシュバックの私だったが、
のび太が平気でこの話しをしてくれたことがビックリ。




のび太いわく、

「ボクの時とはいじめ方も違うし、先生も違うから。
 先生、スゲ~怒ってたもん」




なるほど。






やっぱ、先生の対応って本当に大事だと思う。









| 小学校 | コメント(4) |
2009-07-02 (Thu)
何故か今頃になって
のび太小学校だよりで教職員写真入紹介があった。


そういえば、新学期に転任してきた先生の紹介も
どの先生が何年何組の担任になってるのかもわかんなかった。


それにしても遅くない?




で・・・





フラッシュバックじゃん・・・・・汗







去年ののび太の担任の顔写真を見たら
どうしようもないくらいに苦しくなった。






あれ?

この先生、確か、担任から外れたはず。

2年生のサポート担当って言ってたよね・・・?




・・・と、思ったら突然休職することになった先生の代わりに
再び7月から担任になったらしい・・・


あああ・・・

去年ののび太のクラスと同じパターンか・・・(呆)

気の毒だな。







しかし、のび太じゃなく私がフラッシュバック起こして
どーすんだ?!


・・・っていうか、のび太もそうだったりして・・・?





で、聞いてみた(笑)

(しかし、この「・・・で、聞いてみた」ってパターン、多いよね、ワタシ)





「のび太、去年の担任の○先生と学校で会ったりしたら
 喋ったりするの?」

「え?喋らないよ、っていうか会わないし」

「全然、会わないの?
 声かけられたりもしないの?」

「一回、声かけられたけど、逃げた」

「逃げた?!」

「だって、嫌なことばっかり思い出すんだもん!!!
 もう、会いたくない!!!」

「・・・だよね~・・・お母さんもだよ・・・」







もう、二度と思い出したくない人。




だけど、きっと、一生、忘れません。


私も、のび太も。




こうして、私たちをずーっと苦しめる人なんだ。




親子でフラッシュバックなんだからねっ!!!







「何もしない」

「気持ちに寄り添ってくれない」

「助けてくれないばかりか、罰を受けさせられる」


今考えても、理解できない教師だった。




そんな大人の罪は大きすぎるぞ。








| 小学校 | コメント(8) |
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