-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 |
2007-12-27 (Thu)
物事って、それをどこから見るかによって視界がぜんぜん違う。

たとえば、クリスマスにいただいたポインセチア。
ぜんぜん気がつかなかったけど、
いつもこちらに向けている反対側を見たら、
葉や枝がしんなりして、枯れかけていた。

同じ方向ばかり見ていたから、
まったく気がつかなかった。



子供を見るにしても、
上から見下ろす上目遣いの子供と、
ひざを曲げて、子供とまっすぐ向き合うのとでは、
まったく違う。
見られる側の子供にとっても、印象が違ってくるはず。


・・・で、いつも思うのが、自閉症の子供を持って、
目線をどこに合わせればいいのか、ということ。



自閉症の子を持つ親の目線か、

自閉症の子供の気持ちになっての目線か、



自閉症の子と同じクラスになった子供の目線か、

自閉症の子供を担任する教師の目線か、



不思議な雰囲気を出す子供と通りすがりにかかわる他人の目線か、

そんな子供をつれて歩く親の目線か、



自分の子供と同じクラスに自閉症の子がいる親の目線か、

自閉症の子供がクラスでどう過ごしているか心配する親の目線か、

ほかの子と違う何かを自分に感じながら過ごす子供の目線か、





自分をどこにおけばいいのか、わからないままここまで来たなあ。

そのときによって、居場所を変えて気持ちを切り替えて、
あれやこれや考えすぎて、
時々、本当の自分の思いはどこにあるのか、わからなくなる。

ここにいていいのか、
ここから見るのは間違いなのか、
変な眼鏡をかけてはいないか、
視力が悪くなっていないか、
乱視になってはいないか、
フィルターがかかっていたりしないか、
そもそもちゃんと見えているのか、


考えれば考えるほどしんどい。

ほかの人の考えを聞くたびに、
何故、見る場所が違うと同じものでも
これほど姿かたちの印象が違うのかと、驚いてしまう。

あちらから見ると、私は変わり者らしい。
でも、正直、こちらから見ると、そちらの見方は歪んでいるように思えることさえある。


人それぞれの想いはあっていいけど、
相手の居場所や見方を「想像して思いやれない」のは、
やっぱり悲しい。


ここで私が悲しい、と思うことも、
視点が違えば「悲しい意味」すら分からないんだろう。



せめて、私はフットワークを軽くしていたい。

いろんな場所から物事を見ようと思う。


「あなたの目は私の目と違う。
 でも、ここまで足を運んで見てくれてありがとう。」

と、思いたいし、
そう、思われるようでありたい。




(この記事は特に具体的な物事のことを書いたわけではありません。
 のび太に関して取り巻く状況で、常々、思っていた雑感です。
 深読み解釈、しないでくださいね。)
スポンサーサイト
| 母のつぶやき | コメント(18) | TB(0) |
2007-12-25 (Tue)
21日に終業式だったのび太。

いつもすっかり忘れているけど、通信簿を持って帰るんだよね~

で、いつもなら私が忘れていても

「通信簿、見て!すごいでしょ?!」とか言うのに
今回はのび太も何にも言わなかったので、
しばらく忘れていた。


「あ!そういえば、通信簿!!!」

「あ~・・・」


・・・・・ん?アヤシイ・・・・・

何か、腑に落ちないところでもあるのかな?



のび太小学校の通信簿は各科目がに3~8項目に分かれていて、
「よく出来た」「できた」「もう少し」
・・・の3段階評価。

上から見ていくと・・・


うんうん、すごいね~
いい成績じゃないの?!
頑張ったじゃん!!!


・・・・・と、言いながら見ていったら・・・


「もう少し」の欄にひとつだけ○がある。


ん?・・・と、思って見ると、


図工の「造形作品に親しみ、よさを味わうことが出来る」
・・・の評価だった。


へ~・・・

「造形作品」って、発表会で展示した粘土の「想像の生き物」ってヤツ?

あれ、のび太自慢の作品で、なんとかザウルスとなんとかを
合体させたような怪獣・・・とか言ってたやつだな。

大きな羽を広げて口は牙をむいて、迫力あったけどな・・・

「よさを味わうことが出来る・・・」って、
もしかして感想とかってこと?


・・・ま、なんとも抽象的な項目で「もう少し」評価とは・・・

たとえば「割り算ができる」っていう項目だったら、
はっきりと「もう少し」っていう評価はあり、だと思うけど、
こんな抽象的なところでの評価はどんなもんだろうね~

なんて、旦那と話したけどね。



本人ののび太も入学以来、初めての「もう少し」に
きっと、ショックだったに違いない。


だから、ここには触れないでおこうかな・・・



・・・・・と、裏を見ると「生活の評価」・・・・・

ここはやっぱり、いつもどおり、
「身の回りの整理整頓ができる」が「もう少し」・・・。

ま、仕方ないよね。



我が家では通信簿は「ほめる」ことしか口にしません。

自分たち(私と旦那)やいろんな経験から言って、
通信簿なんて、先生の主観的な評価でしかないから。

同じ状態でも担任によって見方も変わる。


のびパパは小1~小4までず~っと、
「落ち着きない、やる気がない、生活態度が荒れている、だらしがない」
といった、小学生にしてはかなり辛らつな所見が、
書かれていました。

でも、小5で素晴らしい担任に変わり、
「落ち着きないけれど大らかで明るくてムードメーカー」
などと、すべてがポジティブ評価に変わったのだ。

義母いわく、「この先生のおかげで気持ちも変わったんだよ」
・・・とのこと。

私自身も音楽教室に通っていて、音楽の授業に関しては
自信があったのに、
ある先生の評価だけは良くなかった。

しかし、私が習っていたピアノの先生は市内では著名で、
「○○先生にピアノ習っています」と言ったとたんに
評価が最高に良くなった経験もある。


教師といえども人間だし、いろいろな先入観もあれば
成績だけで評価しようとしても、なかなか難しいんだろう。


だから、通信簿に関しては、必要以上に過大に受け止めることは
しないようにしている。



・・・・・というわけで、のび太としては不本意らしい通信簿は置いといて・・・


無事に2学期も終わってホッとしているのび太。

サンタさんが持ってきた、漢字検定と日本史のDS三昧・・・

・・・といっても、冬休みは1日1時間半だけ(通常は1時間)なので
欲求不満気味かもね~


通信簿にもいろいろな思い出や想いがありますね。


とにかく、子供たちご苦労様~

楽しい冬休みを過ごしてね♪






| 小学校 | コメント(8) | TB(0) |
2007-12-23 (Sun)
毎年、12月に入ると、

「ああ!お手紙書かなきゃ!!」

と、焦るのび太。

そうしてこのようなお手紙を書くのです。



えっと・・・欲しいものはニンテンドーDSのソフトのことです。

「愛犬ロックの世話も・・・」を強調するあたり、
この辺が「ヤバイ」と思ってるらしい、のび太。




以前にこちらの記事で(こちら
サンタクロースのことを伝えるべきか否か、といった記事を書き、
皆さんにもコメントでいろいろなご意見をいただきましたが、
結論など出せないままでいた私。


ところが、先日、

サンタさんって、信じてる人のところにだけ、
 来てくれるんだよ
。」


・・・と、教えてくれたのび太。


旦那とふたり、

「へ、へえ~!!そ、そ、そうなんだ~!
  でも、当たり前だよね~
  信じていない人に来るはずないよね~」

と・・・。


のび太は自分でいろいろな疑問の答えを導き出したようです。

もちろん、何かで聞いたのか、読んだのかも知れませんが、
今のところ、のび太にはこれでいい、と、思いました。


そして、

「去年は23日にサンタさん、来たんだよね。
 今年も23日に来てくれないかな?」


・・・ということで、のび太の家には
一刻も早く、喜ぶ顔が見たい、
気の早いサンタさんが届けてくれるので、
今朝、クリスマスツリーの下にプレゼントが置いてありました。

「今年もいろんなことを一生懸命頑張った、
 のび太くんをずっと見ていましたよ」

と、メッセージが・・・。

「僕が水泳とか、すごく頑張って泳げたのも、
 見ていたんだなあ・・・サンタさん・・・」


のび太のひとこと、そしてうれしそうな表情が、
私たちへのクリスマスプレゼント・・・



ちょっとせっかちな我が家のクリスマスのひとコマでした。



皆さんも、素敵なクリスマスをお過ごしください・・・☆
| のび太のあれこれ | コメント(14) | TB(0) |
2007-12-20 (Thu)
のび太は大好きなものは最後に取っておいて、
「これは『とっておき』なんだ~」と言って、
大事そうに食べる。

1年生の頃、その「とっておき」のチョコをなかなか食べないのび太に、

「早くぅ~食べて食べて!のび太~
 早くボクのこと、食べてぇ~!」

と、声色を変えてチョコになりきって言ってみた。

「ねえねえ~早く食べてよ~」

「・・・分かったよ~」

パクッ・・・

「イテッ!」

もぐもぐ・・・

「イタイ!イタイ!」

一口ごとにチョコが「イタイ」と叫んでるように、
アテレコしてみた。

「・・・え~!痛いの?だって、チョコ、食べたいのに~!」

・・・・・泣いた・・・・・

げげ!まさか泣くとは!!!

「ゴメン!のび太!違うよ~
 チョコは『痛い』なんて言ってないんだよ~
 お母さんが「面白いかな~」って思って言ってみただけだよ~」

「え~~~ん!!面白くない~
 ほんとに痛いかと思ったよ~え~~~~ん!」


そう・・・。
冗談が通じなかった・・・。

仕方がないのだ。
幼いのび太は当時、マンガやドラマを見ても、
現実と虚構の境目が理解できず、
笑えるアニメを見ても、号泣していた。

自閉症の子供にこういう事を教えるのは至難の業だ。


しかし、イタズラ好きの母は懲りないのだ・・・

カワイイのび太、つい、からかいたくなる。

何度か、同じように「食べ物」になりきって、セリフを語っていた。

あるときはノート。

「ねえ!ちゃんと丁寧に書いてよ!
 汚い字は嫌なキモチになっちゃうわ~」

あるときはランドセル。

「おいおい!そんな風にドサッと置いたら痛いじゃないか!
 大事に使ってくれないと、6年生になる前に壊れちゃうよ!」


そのたびにのび太は、
私のアテレコに対して、ちゃんと応えてくれていた。

「あ、ゴメンね、ノート・・・書き直すよ」

「あ~!大事に使うから6年生まで壊れないで~」

まだまだ、幼いのび太。
一見、私の相手をしてくれるようでいて、
でも、本気なのだ。

だって、涙目で言葉を返してくる。

本当にノートやランドセルが話していると思っていたのかも知れない。




昨日、おやつの大好きなクッキーを1枚「とっておき」していた。

久々にやってみよう・・・ウシシ・・・

大事そうに最後の1枚のクッキーを一口・・・

パク・・・

「痛~い!」

ニヤ・・・のび太の様子を伺うワタシ・・・

「・・・(上目遣いでこちらをジロ・・・)」

パク・・・パク・・・パク・・・

「痛い!痛い!痛いよぉ~!」

「・・・・・」

・・・あれ?なんだよ~無視?相手してよ~!!

パクパクパク・・・

「イテテイテテイテテ!!!」

大げさに言ってみた・・・

「・・・あのさ~気になっておいしく食べられないよ!」

ガ~ン!!!「・・・・・相手してよぉ~!!」

「・・・・・ええい!ガリ!ガリガリガリ!!!」
 (わざと、大げさに大きい口で食べるしぐさ)

「きゃ~~~!!痛い痛いよ~!」

「・・・・・こんな感じでいい?」

「・・・・・うん、いい。相手してくれてありがと・・・」


からかって遊んでやってるつもりが、
ついに、遊んでもらうようになった・・・。

これも、成長のひとつ、カナ?


ちょっとサビシイけど、冗談が通じるようになったのび太も、
なかなか面白い。


これからも、お母さんの相手、してね~!!

| 母のつぶやき | コメント(19) | TB(0) |
2007-12-19 (Wed)
昨日、学期末の個人面談がありました。

いつも緊張気味のKP先生と面と向かって話すのも、
慣れてきた私。

そんなKP先生も私とは何かにつけて話しているせいか、
「この親には慣れてきた」って雰囲気・・・

(KP先生)「のび太さんは学力的には何も問題ありません。
 多少、落ち着きなくて授業も聞いてないのかな?って、
 思うときもありますが、他の子もよくあることです。
 突出した問題点もないといっていいと思います。」

「そうですか。家で最近、落ち着きないので大丈夫かな?
 と、心配していましたがそれならよかったです。」

「ただ、机の中の整理整頓がちょっと・・・」

「あ!やっぱりそうですか?!
 実はテストとかぜんぜん持ち帰らないので
 『机の奥にぐしゃぐしゃになって入ってるんでしょ』って聞いたら
 『え?!なんで知ってるの?!』ってビックリされて。
 参観日のたびに『机の中、見てくればよかった』って
 思うんですよね。」

「ちょっと見てみますか?」

「はい!恐いもの見たさって感じですぅ~」

「ははは・・・(汗)」


ぎょぎょぎょぎょぎょえ~~~~~!!!


「あはは・・・想像通りでした・・・」

「どうしますか?もって帰りますか?」

「いえ、いいです。このノートにはさんでおきますから、
 明日、自分で持ってくるように話します。」

「実は、字も結構 乱雑なときが多くて・・・
 ちゃんときっちり書くときももちろんあるんですが、
 あまりにもその差が激しいので、乱雑な文字は読めないので
 バッテン(不正解)にしたりしているんですが」

「あ!うちでもそうなんです。
 宿題でも急いで書くと汚くて、名前さえ読めないことがあるんです。
 『読めない字はやり直し』って書き直させているんですけど・・・」

「気持ちが落ち着かないと、そうなるんでしょうか?」

「う~ん・・・落ち着かない、というよりも、
 『早く終わりたい』とか学校だったら『1番に終わりたい』っていう
 こだわりだと思います。
 『早く書いて乱雑で不正解になるのがいいか、
 ゆっくり丁寧に書いて正解になるのがいいか』
 って、話したことはあるんですけど」

「その通りなんですよね。
 私のほうからもクラス全体に話してみます。」


なんだか、話が弾んでるっぽい?


「のび太さん、学校のこととか、
 おうちでどんな風に話していますか?」

「『土日の休みが楽しみだから金曜日が待ち遠しい』
 って言うんですけど、
 『あ、でも学校の日も楽しいけどね。
 毎日毎日、楽しいことばかりだ~』って言っています」

「あ~そうですか~・・・私も安心しました。
 学校が楽しいって言ってもらえることが、
 私たちにとって何よりうれしいことですから・・・」

「いろいろ配慮してくださっているおかげです。
 ありがとうございます。」



KP先生とは本当にいろいろあった。

「こいつ、教師としてサイテーだ!」

って嘆いたこともあったけど、なんとかここまで来た。



「学校が楽しい」と言っているのび太。

こんな気持ちが明日も明後日も続いていくことが、
子供にはもちろん、
親にとっても学校にとっても
一番、大切なことだと思う。
| 小学校 | コメント(6) | TB(0) |
2007-12-17 (Mon)
「やればできる子なのに・・・」

と、言われ続けてウン十年・・・

中学高校の私は、何かと言えば「やればできる子なのに・・・」
と、親や教師から言われ続けてきた。

「やればできる子」っていう言葉、おかしくないですか?

誰だって、頑張ってやったら何でも誰でも出来るはず。
それをほめ言葉みたいな意味として使ってることが疑問。

「やってもできない子」だったらどうするんだ?!

ますますその子を追い詰めやしないか?!

それに、私が「やってみてできた」ところを見たこともないのに、
「やれば出来るのに・・・」とは、なんて自分勝手な想像でしょう。



そもそも、小学校時代の私は家で勉強などしなくても、
授業で先生の話を聞くと、先生の話がほぼ100%頭に入った。

のび太は「視覚優位」だが、私は「聴覚優位」とでも言うのでしょうか?

おまけに幼い頃の私は、この現代に存在していたら、
間違いなくのび太と同じ発達障害と言われたかもしれないほど、
当時は神経質で(過敏?)すぐに大げさに泣き(パニック?)
2歳で勝手に文字を読み、絵本も丸暗記し、
うちの親ばか両親は「天才?」と勘違いしたらしい。

おまけに小1の担任の先生が
「まっぷーさんはものすごく頭がいいです」と
親に言ったらしく、ますます親ばか度の炎に油を注いだ。

しかし、悲しいかな、私は次第に大人の目の色ばかり気にする、
単なる神経質なちょっと頭がいいだけの子に変化した。

中学校に入学の頃には、
どんなに真剣に先生の話を聞いたつもりでも、
興味のない理数系の授業なんか、何一つ頭に入ってこない。

「勉強しなければ・・・」と、思うのだが、これまで家で、
一人で勉強などした事のない私、
一体、一人で勉強ってどうすればいいのか、まったく分からん!!

おまけに嫌いな数学なんて!!!


それ以来「やればできる子」と言われつつ、
やらない子、どうやるのか分からない子のまま、
嫌いなものは絶対にやりたくない子になっていった。


のび太は出来ることと出来ないことの差が大きい。

漢字検定1級の問題は出来ても、
初めてのお菓子の袋が開けられなくてパニクる。

10÷3=3.3333・・・と解っていても、
10粒のチョコを3人に分けられなくて、泣いてしまう。

「やればできる子」は当てはまらない。
かといって、決して「やってもできない子」ではない。

どう頑張ってもやれないことも世の中にはたくさんあるし、
その子なりの「やれる可能性の幅」はそれぞれ違う。


のび太には「嫌なことは無理してやることはない」
と、言っている。

親としてはサイテーかもしれない。

「嫌なことも努力させるのが親でしょ?」
なんていわれかねない。

でも、、いいのだ。

嫌なことをイヤイヤやって無駄な時間を費やすより、
好きなこと、興味のあることを納得いくまでやったほうが、
どんなにその子にとって達成感を味わえて、
充実した時間を過ごせることか。

しかし、当ののび太は、不得意なことはやりたくないけど、
100点じゃないと気がすまないらしい。



こだわりと、不得意なこと。

親の気持ちと子の気持ち。

なかなかうまくバランスが取れないもんだね。

| 母のつぶやき | コメント(10) | TB(0) |
2007-12-15 (Sat)
お風呂からあがったのび太・・・

「お母さん~見て見て!どう?カッコいいでしょ?」

そこには「キャップのつば」か「昔の駄菓子屋さんのひさし」みたいに
前髪がおでこに対して90度、上がっていた。



・・・・・。

「え?どうしたの?髪・・・」

「ドライヤーで、ボ~~~ってやったの。
 どう?いい感じでしょ?」

「・・・ん?え?まあ、カッコいいのかな?」

「こういうのがカッコいいんだよ~!」



え?え?ついに のび太、色気づいたか?
(色気づく、なんて言葉がよぎるワタシはおばちゃんだな・・・)



思えば、幼稚園に上がる前まで、
のび太の髪は、私がお風呂場で切っていた。

床屋さんに行くなんて、絶対に無理だったのび太。

家で、どんなにゼスチャーを交えて、

「髪の毛、目にチクチクするから、お母さんが、
 このハサミでパッチンパッチンして、
 ガオレッド(当時の戦隊ヒーロー)みたいに
 カッコよく切ってあげるよ~」

なあんて言ったところで、のび太には伝わるはずもなく、
風呂場で異常なまでに泣き叫ぶのび太の髪を切っていた。

きっと、お隣さんは「虐○?」なんて思っていたかも・・・(汗)


幼稚園入園を明日に控え、
あの「まことちゃん」、もしくは「ちびまるこちゃん」みたいな
髪の毛ののび太に、

「お父さんも『床屋さん』っていうところで、
 髪の毛、パッチンしてるんだよ。
 Yくんも(お友達)床屋さんでパッチンしたんだって。
 のび太も幼稚園だから、床屋さんでカッコよくしようか?
 床屋さん、行く?」

と聞くと、

「床屋さん、行く!」

おおおおお!!!「行く」って言ったね?言ったよね?
じゃあ行こう!!!


今思えば、単なるオオム返しだったんだろうが、
近所の床屋さんへGO!!


もちろん、泣きました。はい。
号泣です。

でも、床屋さんもさすがです。

「おおお!鏡見てごらん。ほら~かっこいいぞ~!」

などと、おだてておだてて、切ってくださる・・・

バリカンは大号泣して拒否され、
ハサミで出来るサイコーに短い長さに切ってもらいました。

それ以来、6年間、ここの床屋さん以外には行けません。

行く度に、

「今日は、この前より長い時間、座ってたな~」

「今日は、最後までちゃんと座っていたから、うまい棒2本あげる」
(子供には帰りに『うまい棒』をくれるのだ)

なんて、こんなに手のかかる子でも
ちゃんと「育てて」下さる床屋さんなのだ。

やっぱりのび太は周りの方に恵まれているなあ・・・

ほかの療育仲間の話を聞くと、
床屋さんでパニックになって叱られて・・・
なんて話、よく聞くもの。


そんなわけで、のび太は今でも、
「ハサミで出来る限界の短さにお願いします」
ということで、ボーズまではいかないスポーツ刈り?みたいな感じ。

しかし、のび太の同級生のちびっ子も、
ちょっとはかっこつけたくなるお年頃らしく、
同級生のYくんなんかは、前髪にこだわりだしているらしい。

床屋さんに行っても、「前髪はマユゲより上に切らないで!!!」
と、強く主張するようになったらしい。


しかし、のび太は
「洗って乾かすのが面倒だから、
 うんと短い方がいい」

と、あくまでも手のかからないことを選ぶ・・・

まったく、しゃれっ気などなし・・・

ま、のび太はやっぱり幼いんだよね~・・・




ところが・・・ドライヤーで前髪を上げて、本当は立たせたかったらしい。

ちょっとは、人目を気にするようになったのかな?


なんていったって、学校でののび太の席は、現在スペシャルシート!!

左隣に、幼稚園の頃から男の子に不動の1番人気のRちゃん。
右隣に、同じく2番人気のKちゃん。


「ねえ、のび太の席ってほかの男子に『いいなあ~』って
 言われるでしょ?
 RちゃんとKちゃんにはさまれて、いいよね~」

「ん?いいけど、別に・・・それほどでも・・・」


なあ~んて言ってたけど・・・ウシシシシ・・・

とうとう、髪の毛を気にするようになったかあ・・・のび太・・・




ちなみに・・・夕べのお風呂上り・・・

「あれ?今日は前髪、ドライヤーでしなかったの?」

「うん。だって、明日は学校、休みだから」



ウシシシシシ・・・

休みだと見せる人もいないしね~ってことかな?


のび太も・・・♪オトナの階段のぼるぅ~♪


口づさめる方は、私と同年代???かも・・・


| おもしろのび太 | コメント(16) | TB(0) |
2007-12-13 (Thu)
まずはじめにお詫び・・・

12月11日に数時間だけアップした記事で、
不快な思いをされた方、
ショックを受けられた方がおりましたら、
心から謝ります。
大変申し訳ありませんでした。

とてもとてもショックなことがあり、
ブログもやめよう、と、パニック状態の気持ちの
投げやりな勢いで書き、アップしてしまいました。

ふと、冷静にいろいろ考えたときに、
あの記事は私の本心ではないことに気づきました。

そして、記事は削除しました。


11日の記事を忘れるために、
1ヶ月ほど前に書いてアップしていなかった昨日の記事を
急いでアップしました。

正直、記事を書けるような精神状態ではありませんでした。



私がブログを始めたのは、まず、情報が欲しかったからです。

田舎で療育もままならない環境。
不安な気持ちでいっぱいだったときに、
励まされたのが同じ障害を持つ子の親のブログでした。

それに当時、のび太に告知する、しない、で、
主治医や療育でお世話になった先生方に相談していました。

そのときは結局、告知にはいたらなかったのですが、
もし、本当に告知するとき、
私は冷静に話せないだろう、
「みんなと同じ」ことにこだわりのあるのび太が、
どう受け止めるのか、などと考えたときに、
これまで、のび太のことを、どうやって育ててきたのか、
親の気持ちを伝えたい、
でも、きっと、そんなときに私の方がパニクるだろう・・・

・・・だったら、ブログとしてこれまでのことなど、
書いて残していこう・・・

これはのび太に見せるブログ、
もし、今日、突然、私が死ぬことがあっても、
このブログが遺書代わりにもなる・・・

そういう気持ちで始めました。



ランキングやリングに登録したのは、
何かあったときに情報が欲しかった。

「うちの子はこんなふうにしています」
「私はこうしました」
「こういう風にするといいらしいです」
・・・などという情報は、本当にありがたいものでした。

しかし、そういうところに登録していると、
必要以上に多くの方の目に触れることにもなります。

そして、文才のない私は、自分の意図していることとは違う意味合いで
受け取られてしまうことの多さに、愕然としています。

本当に文章力がないことを思い知らされました。
私は万人に伝わるように書くことは出来ません。


私は今まで「自分は自分、他人は他人」と言い聞かせて
生きてきました。

「私はこう思う。あなたは違うかもしれないけど。
 人それぞれでいいじゃん。」と。

ところが、公にされるブログでは、そうはいきません。

私のブログで傷つく方もいる、
それがいくら、私の意図することとは違っても、
知らず知らずのうちに、誰かを傷つけている恐さを
実感しています。


私は、ほかの方のブログを読んでも、
「この記事と私の考えは違うな」と思ったら、
リンクしている方のブログでもコメントはしません。

私は、私のブログに来てくださる方にも、
心のどこかで、そうしてほしい、と思っていました。
でも、それは私の自分勝手な思い込みに過ぎません。
わがままな思いでしかないのです。



そういうわけで、ランキングの登録をはずしました。
(もしかしたらランキングサイトの方の都合で更新されずしばらく残っているかもしれませんが)

リングに関しては、やはり、情報が欲しいので残しました。



私は本当に思ったことを書きたいのです。
周りの目を気にしたり、
「こんな風に書いたら、分かりづらいだろうか?」とか、
そんなことで神経をすり減らすのは疲れました。

私はきっと、偏った考えの人間なのだと思います。
だから、私の記事で傷つく人も多いでしょう。



もう、ひっそりと、私の気持ちを理解してくださる方にだけ
読んで欲しいとさえ思っています。



打たれ弱く、もろい私です。

のび太のために書いているブログで、
本意とは違うことで神経を使いたくありません。


そういうわけです。


それから、読んでくださっている方で
「もしかして私のコメントが原因じゃないか?」とか
気になさる方もおられるかもしれませんが
そういうことは一切ありません。

コメントを下さったすべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

これは私個人の気持ちの問題ですので、
誰かのせい、ということではありません。


こんな私のブログでも「楽しみに」読んでくださる方、
これからもよろしくお願いいたします。
| 母のつぶやき | コメント(68) | TB(0) |
2007-12-12 (Wed)
私のところに今、ピアノを習いに来ている、はるちゃん(仮名)。

お兄ちゃんがのび太と同級生で、今、同じクラス。

はるちゃんは年長さん。

1年生になるのが楽しみで仕方がない。

おしゃべりでキラリ○レボリューションや、シナモンなど、
男の子の親では知りえない「女の子ネタ」をたくさん提供してくれるのだ。

「はるちゃんのクラスでひとりだけ、
 1年生になれない子がいるんだよ。
 Rくん、頭が悪いから1年生になれないんだって。」

「え~!Rくんだって1年生になれると思うけどなあ。」

「だって、C先生(幼稚園の担任)が、
 『Rくん、そんなことしてると1年生になれません』って。
 だって、Rくん、絵が描けないんだよ。
 ぐじゃぐじゃって描くだけなんだよ。」

「ふ~ん。でも、1年生にはなれるよ。」

「うん。お兄ちゃんが
 『ニコニコ学級』(特学・仮名)に行けばいい、
 って言ってた。
 でも『ニコニコ学級』って頭が悪い人が入るんだよ」

「そうかな?頭のいい人もいるよ。
 すごくお勉強の出来る子もいるんだってよ」

「え?!そうなの?
 でもね、Rくんはホントにだめなの。
 いつもC先生に叱られてばっかりいるから」


はるちゃんのママ(元、保育士)の話によると、
Rくんは多動傾向の子らしい。

みんなと同じことができなくて、じっとしていられず、
いつも先生はきつく叱っているらしい。

園で友達とけんかして窓をグーでパンチして、
血だらけになり、救急車騒ぎになったこともあるとか。


就学時検診で小グループに分かれてお話を聞く、という時に、
理由は分からないが大騒ぎして、
そのグループはお話を聞くどころじゃなかったらしい。

で、教育委員会で個別の相談を受ける羽目になったらしいが、
そのときにR君のママは、

「たぶん、発達障害っていう感じじゃないですか?
そういうことにしてください。
発達障害でも普通クラスでいいんですよね?」

と、言ったらしい。


元、保育士のはるちゃんママの話では、
発達障害なのか、育て方の問題なのか、ビミョーかも・・・
とのこと。


お父さんもお母さんも夜にお店を開いているらしく、
夜はおじいちゃんと過ごしていることになっているらしいが、
そのおじいちゃんもR君一人おいて、
夜、家を空けることが多いらしく、
近所の同級生のお父さんが帰る夜8時頃に、
家の前で自転車に乗っていたりするらしい。

はるちゃんママの話では、R君ママいわく、

「発達障害ってことにすれば、大事にしてくれるらしいし、
なんかわかんないけど、そう言うことにしたんだ。
発達障害って落ち着きない子のことでしょ?
私だってあんな子、どうしたらいいかわかんないよ。
きっと、Rもそうだよ!だから、いいの。」

とのこと。


そんなに発達障害になりたいか?!

はるちゃんは、

「Rくん、頭悪いけどホントは優しいんだよ。
 はるちゃん、転んだときに、起こしてくれたもん」

いいところを見てくれている他人もいるんだけどね。

Rくん、本当の姿を見て欲しいのは、
お父さんとお母さんだと思うんだけど・・・。
| 自閉症について思う | コメント(18) | TB(0) |
2007-12-10 (Mon)
いつも秋頃から落ち着きなくなり、気分も落ち込むのび太。

今年はそれがない、気持ちが安定している、
やっぱり学校でもKP先生に予定変更や今日の予定を
記していただいているせい?

たったそれだけで、随分と落ち着いているもんだ。

やっぱり「見通しが立たない」ことって、
この子達にとってはそれだけ不安なことだったんだなあ~


・・・などと、思っていました。



ところが・・・


やはり、きました。

落ち着きないです。

とにかく座っていても手がひっきりなしに動いている。

何かを触っていないと落ち着かない。

ただ触っているだけならいいけど、ガサガサゴソゴソ、
音を立てる。

触っているものを派手に落とす。

派手に落として、派手に壊す。

過って落として壊すなら、まだ許せる。

しかし、無意識に同じところを何度も何度も触っているうちに
分解して壊す。



いつもしゃべり続けるのび太だけど、
さらにしゃべり度は増す。

何でもいいから、しゃべりたい。



最近、おこづかいで買った「ケロロ軍曹」のマンガの内容を
いちいち説明する。

ケロロとタママとグルルとギロロ、これだけでも
私の頭の中がグルル~~~って感じなのに、
ゾルル、トロロ、ゼロロ、タルル・・・・・・・・・・・・・・

あ~れ~!ケロン軍、増えてるし(爆)


「タルルの先輩は誰でしょうか?」

なあ~んて質問をされても、知るかっ!そんなの!

と、思いつつ、心はゲンナリ、
でも、顔はすんごい頑張って引きつった笑顔で、

「ギロロかな?」

「んもう!!違うよ!」

「わかった!ゲポポかな?
  あ!やっぱりベロロだ!」

ヤケクソでテキトーな名前を言ってみる、ワタシ。

「違うってば!そんなのいないよ!タママだよ!
  昨日も言ったでしょ?!」

なんて、何故か叱られる私・・・



これが、一日中、トイレに入る寸前でも、
ピンポーンとチャイムが鳴り、ドアを開けようとしているときも
学校に行く、直前の玄関先でも・・・

時、所、だれかれかまわず、しゃべり続ける。

いつもなら、

「ちょっと待って、今、電話するから」

といえば、待っていられたのに、今は待てない。

しゃべりだした文章は、途中では止まれなくなっているらしい。



今はまだ、気持ちの落ち込みはないようだけどね。

今年の夏~秋は気温も暖かかったから、
落ち着かなくなる時期もずれたのかな?

これも温暖化の影響か?!


後は、気分が落ち込まないように気をつけていよう。




よかったらポチってしていただくと、うれしいです・・・

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ

お暇な方は、「コメント欄」に一言だけでも残してくださると、
もっとうれしいです♪


 
| のび太のあれこれ | コメント(10) | TB(0) |
2007-12-08 (Sat)
賢いチンパンジーのアユムくんのニュース、見ましたか?

とっても興味深かった。

アユムくんは、「数字」の概念を教えられました。
(いったい、どうやって???)

1,2,3・・・と、いう数列も理解できます。

画面に1から9までの数字が、ランダムに配置された映像を
一瞬だけ見せられただけで、数字の配置を記憶していて、
塗りつぶされた数字の上を、1から9まで順に、
なぞっていくのです。

正解率8割だそうです。


これは瞬時に見たものを記憶する能力で、
原始時代、言葉を持たない人間の祖先も持っていたと
言われている能力らしいのです。

それ以外にも人間が言葉を獲得する以前は
視力もかなりよかったらしいし、
音を感知する能力もとても発達していたらしい。


しかし、このチンパンジーのアユムくんの記憶力・・・

すごいなあ・・・





でも・・・

・・・・・なんか、身近で見たことあるような・・・・・

本屋さんの漢字検定1級問題集を10分見ただけで、
家に帰ってきて、見たことも聞いたこともない、
その問題集の難しい漢字たちをノートに羅列するのび太。

一度通っただけの道にある道路標識を細部まで覚えているのび太。

5級の漢字検定を受けるときに、まったく勉強もせず、
心配だった「同義語、反対語」の表を直前にチラッと見ただけで
ほぼ暗記したのび太。


のび太は4歳ごろまでほとんど「会話」は出来なかった。
その頃までは、確実に「カレンダーサバン」だったのび太。

でも、療育に通い、次第に「会話」が出来るようになり、
激しいパニックもだんだん減ってきて、
研ぎ澄まされたようないわゆる「自閉的症状」が薄らいできた。

これって、もしかして、人間の進化をのび太一人で、
9年間に凝縮して体験してる?感じなのか?


なんて不思議で興味深い、のび太の世界。


のび太の才能、というか、アスペ的な感覚や才能というものは
元々、人間に備わっていた能力なのだ。


「言葉」か、「鋭い感覚」かで、人間は言葉を選んだのだ。



のび太、選べるなら、どっちがいい?

聞いてみたい・・・
| 自閉症について思う | コメント(8) | TB(0) |
2007-12-06 (Thu)
前回の記事では、たくさんのコメント、ありがとうございました。

コメントのお返事にも書きましたが、
あの記事は公開するかどうか、迷いました。

あんなサイテーな気持ちを公にしていいんだろうか。

きっと、非難のコメントがたくさん来るに違いない。

でも、溜めていたら窒息しそうだった。
息が出来なかった。

でも、、私にはのび太のことで、本音を吐ける場所がここしかない。

非公開にしようか、とも思いましたが、
それじゃ意味がない。誰かに聞いて欲しいんだ。


・・・で、思い切って公開しちゃいました。

非難ごうごうだったら、削除しちゃえ!
だって、ここは私のブログなんだし、何書いてもいいじゃん!


しかし、予想に反して、みなさんから共感のコメントをいただき、
正直、拍子抜けしました。

なんだ、私だけじゃないんだ、って肩の力が抜けました。

本当にありがとうございました。


実は・・・

自称「のび太のプロ」、なんて、以前の記事で自負しましたが、
私は9年間、まったく知らなくて、
のび太一人で苦しんでいたことがあったことを
知ったのです。

「全校朝会で並んで体育館に行くときに、
 みんなふざけたりしてうるさくて、先生に叱られてたから、
 帰るのが遅くなったんだ」

「へ~居残りで叱られたんだ」

「そう。僕はふざけたり騒いだりしないのにさ!」

「え~!のび太、ふざけるんじゃないの?」

「休み時間とかはふざけるけど、
 朝会の時はふざけたりなんかしないよ!
 だって、すごくうるさくて、
 騒がしい音 聞いてると気持ち悪いから、
 こうやってるんだ」

・・・と言って、両手で耳をふさぐしぐさで、
耳を叩いて見せた。


「え?!のび太、うるさい音、気持ち悪くなるの?」

「うん。教室とかでざわざわ騒いでる声とか
 ずっと聞いてると頭の中がグルグル回って、
 耳の奥の方がボワンボワンして気持ち悪くなるの。」

「え?!いつから?」

「ずっと前から。
 でも、こうやって耳をポンポン叩くと大丈夫だって
 最近、気がついたんだ」



ショックでした。

のび太には過敏なところはたくさんあるけど、
聴覚過敏ではない、と思っていました。

でも、雑音が苦手だったとは・・・

ずっと、不快に思いながら耐えてきて、
最近、自分で対処法を発見していたんだ。


のび太のことなら何でも分かっている、なんて、
自信満々に言ってた自分が情けない。

私自身も聴覚過敏なところがあるけど、
それは、辛くなってきたのはここ10年くらいだ。

幼いのび太、辛いことを「つらい」と表現できなかった時期が長くて、
きっと、辛いけど誰もわかってくれないで、
必死で耐えていたんだろう。

そして、自分で何とかしようとしてきたんだ。
 



ごめんね、のび太。

気がついてあげられなくて。

それなのに、前回の記事みたいにひとりで勝手に落ち込んだりして。


やっぱりまだまだだね、ワタシ。


のび太みたいに、強い気持ちを持ちたいなあ・・・。



| 母のつぶやき | コメント(22) | TB(0) |
2007-12-04 (Tue)
今日の記事はきっと批判的に思われる方が多いと思います。

そんな方はスルーしてください。

打たれ弱いし、今、気持ちもブルーなので・・・

                          



正直に言うと、私はのび太を恥ずかしく感じていた時期がある。

幼稚園に入っても「会話」は出来ず、
それなのに口から出る言葉は曜日の名前を英語でしゃべったり・・・

「なんなの?この子?」と、相手は言わなくても、
そう思っているに違いない、と思っていた。

育児サークルで出会った友達とは遊ばせられるけど、
近所の子供と遊ばせるのが恐かった。

「どうして答えてくれないの?」
「お話しないのに難しいことばっかり知ってるんだね」
「どうしたの?その泣き方、ちょっと普通じゃないみたい」

実際に言われたこともあるけど、
きっと、この人、そう思うに違いない、

のび太の奇行を目にしたら、絶対にそう思うでしょ?


・・・悪性の被害妄想病・・・


しかし、今も心のどこかでそう思っていた。

のび太といるとき、昔の知り合いに会っても、
のび太に話しかけないで欲しい・・・と心の中で祈っていた。

のび太にも「お願いだから口を開いてしゃべらないで」と念を送っていた。


のび太は普通の社会経験が乏しい。

ひとりで歩いて行ける所にお店がない田舎なので、
おつかいもしたことがないから、
ひとりで買い物も出来ない。

お小遣いで本を買うときも、お金をスムーズに払えない。

難しい算数の計算は出来ても、560円のマンガ本を買う時、
100円玉5個と10円玉6個出す、とか、
500玉1個と50円玉1個と10円玉1個でもOK、とか、
小銭がなければ千円札でもいい、とか、
そういうことがすぐに考えられないのだ。

で、やっとわかっても、財布からお金をちゃんと出せない。

やっとの思いで小銭を出す。

親から見てもちょっと挙動不審な雰囲気の子供。

でも、できないから、時間がかかるからといって、
いつまでも親が手を出したりしていたら、
それこそいつまでたっても一人で買い物も出来ないのだ。

自閉症だって社会で生きていかなくちゃ。

親がいつまでも一緒に行動出来るわけじゃないし。


だから我慢して遠くで見ている。


でも、どう見てもぎこちない、ちょっとアヤシゲな人目を引くのび太。

親でもそんな風に感じるのに他人が感じないはずはない。




家の近辺の車通りの少ない道路なら自転車も乗せられるけど、
他の子みたいに交通量のある信号のない横断歩道を
歩かせることすら恐怖で出来ない。

のび太は注意力散漫だ。

ものの距離感もないから、渡っていいタイミングなどわからない。

説明しても理解できないのび太は
実際に経験しないとわからないからさせてみるが
危なっかしくて危険極まりない。

車の切れ目を待つのび太もアヤシゲな雰囲気がプンプンだ。

だけど、だからといって交通量の多いところを
いつまでも歩かせないわけにもいかない。



この子はいづれ、一人で生きていかなければいけない。

兄弟もいないから、私たちに何かあったら
本当に一人で生きていかなければならない。



いくらハンデがあっても、知的な遅れがないから、
特に何の法的な配慮も支援も今はない。

ちゃんと自立して生活して行かなければいけない。

実践しないと身につかないから、今のうちに
どんなに年相応のことが出来なくて恥ずかしいと思っても、
外に出てやらせてみないといつまでもできっこない。



わかってる。


わかってるけど、躊躇する。





そんなんじゃ、ダメだってこと、100も承知だけどね。




いまだにこんなこと思う私は、まだまだだな。

修行が足りないです、はい。





いつもクリック、ありがとうございます。

あなたのポチッで今日も元気・・・
何よりの励みになっています。

今日もポチってしていただくと、うれしいです・・・


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ

お暇な方は、「コメント欄」に一言だけでも残してくださると、
もっとうれしいです♪

| 母のグチ | コメント(38) | TB(0) |
2007-12-03 (Mon)
のび太小学校は学区内に聾学校があり、
聾学校の生徒と学年同士で交流がある。

遠足や修学旅行など、可能な限り、行事をともに行う。

のび太と同じ3年生にもふたり、聾学校の生徒がいて、
何かしら交流があり、
一緒に遊んだりもしている。

「聾学校の子はすごいんだよ!
 手話もするし、僕たちと話すときは口の動きを見て、
 何を言っているかわかるんだって!
 ちょっと聞き取りづらいけど、ちゃんと僕、
 何を言ってるかわかるよ!
 一生懸命、お話してくれるんだもん!」

始めのうちこそ、感心していろいろ教えてくれたけど、
最近では、聾学校の子たちの存在は、
特別なものではなく、当たり前らしく、

「今日の行事、聾学校の子も参加したの?」と、たずねても

「うん。もちろん。」

当たり前だよ!っていう感じなのだ。

ごく自然なのだ。

そこに、ハンデを抱えている人がいることに、
違和感も疑問も持たない。


子供たちの順応性は素晴らしい。

私が小学生の時、障害のある人なんて、
町ですら見かけることもなかったし、
特殊学級もあったことは覚えているけど、
教室がどこにあるのか、どんな子がいるのかすら知らなかった。

当時、障害のある子や親はどんな思いでいたのか・・・

考えると切なくてたまらなくなる。

彼らの辛さや苦しさのおかげで、今、のび太たちは、
存在を認められつつあるのだ。



「あのね、4年生のニコニコ学級(特学・仮名)のGくん、
 養護学校っていうところに転校するんだって。
 引越しはしないけど、養護学校に行くんだって。
 どうしてかな?」

養護学校は病気の子が治療や入院しながら通う養護学校と、
自閉症など知的に遅れのある子たちの養護学校と近辺にふたつある。

どうやら、後者の方らしい。


「体が病気で学校に通えない子の学校は
 近くにあるでしょ?
 でも、Gくんの転校するのは、生まれつき脳に障害がある子が
 通う、学校の方だね。
 脳に障害があって、みんなと同じように勉強するのがむずかしいとか、
 お話の意味がわからなかったり、自分もうまくお話できなかったり、
 そういう子のための学校なんだよ」

「ふ~ん・・・。でもね、Gくんってすごいんだよ。
 絵のコンクールで○○県で一番いい賞をもらったんだよ。
 やっぱり、お母さんが言ってた『神様からの贈り物』って
 本当だね。」

すべて一番じゃないと気がすまない、
身の程知らずなまでに、できないことを悔しがるのび太に、
何度も何度も、言い聞かせていたことば。

「生まれるとき、誰でも『神様からの贈り物』をもらって
 生まれて来るんだよ。
 その代わり、誰にでも苦手なものもあるんだよ。
 スポーツが得意な贈り物、絵が上手、歌が上手・・・
 のび太は走るのはちょっぴり遅いけど、
 算数や漢字が得意で、おまけに折り紙やあやとりも得意なんて、
 いっぱい贈り物、もらったんだね~」


私は無宗教だけど、こんなときは神頼みなのだ。

どんなに頑張っても徒競走で1位にはなれない、
どうしてもプールで顔すら水につけられなかったとき、
自暴自棄ののび太に何度も言い聞かせた。
 

「へ~!すごいね~
 本当に『神様からの贈り物』だね。」

「Gくん、脳に障害があるんだ~・・・
 脳って見えないから、ぜんぜん知らなかったよ・・・」

「そうだね。目に見えることだけで
 判断しちゃダメだ、ってことだよ。
 優しさとか、勇気とか、目に見えないけど
 とっても大切だよね。」


・・・・・ものすごく、心臓バクバク状態で会話した。

のび太に告知するタイミングなのかもしれない・・・

と、思いつつ会話していたけど、
のび太はまったく、自分に疑問をもっていないんだ・・・

ということがわかった。


のび太は障害のある人に対して自然体だ。

私の話していることもちゃんと、理解してくれているようだ。

もし、自分にも障害がある、とわかったときも、
障害のある人を自分に置き換えて、今日の会話みたいに
感じて話せるだろうか。


「脳って見えないのに、
 どうして脳に障害があるってわかるんだろう?」

「!!!えっと~・・・それは~
 お医者さんなら、ちゃんとわかるんだよ!うん!!」


母、しどろもどろ・・・・・

のび太より、ワタシの方が精神的には未熟であるようだ・・・




いつもクリック、ありがとうございます。

あなたのポチッで今日も元気・・・
何よりの励みになっています。

今日もポチってしていただくと、うれしいです・・・


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ

お暇な方は、「コメント欄」に一言だけでも残してくださると、
もっとうれしいです♪

| 母からのび太への想い | コメント(2) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。