2010-10-05 (Tue)
実は、のび太は1週間前から風邪気味だった。

陸上大会もゲホゲホ咳の出る状態での出場だった。

陸上練習で通院する暇がなかったのと、
軽い風邪だろうと市販の薬で凌いでいたのだ。


しかし、疲れも重なって咳は陸上が終わってから
更に悪化してしまったため、
昨日の放課後、病院に連れて行った。



久しぶりの病院。

この小児科はのび太が赤ちゃんの頃から
掛かりつけとしてお世話になっている。

しかし、医者は小児科医のくせにメチャクチャ無愛想(笑)

のび太は小さい頃から喉を見られるのがイヤで
大騒ぎしては叱られたり、
インフルエンザ検査が怖くてパニクリ叱られたり、

もうちょっと小児科医なんだから
幼い子供の気持ちになって診察してくれてもいいじゃん!
と、ここに通う子の親達はみんな、思っている。

しかし、田舎なので選べるほど小児科もない。

ここは、イマドキ珍しく院内で薬の処方もしてくれるので
小さい子を連れた親達には手間が省けるし、

医者は無愛想だが看護士さんがみんな優しくて
医者の無愛想を帳消しにしてくれるので(笑)
ついつい、通ってしまう。



それに、のび太の場合は小さい頃から通っているので
のび太の体質もわかってくれていて
風邪の時、咳き込んだ時の薬もとても効くのだ。






さて、のび太。

咳き込むものの元気だし、もう、小6だし、

「先生に自分で症状を説明できるよね?」

と、聞いてみた。




「う~ん・・・」と渋るので、


「『1週間前から喉が痛くて家にある薬を飲んでいたのですが
 良くならなくて、咳が酷くなってきました』って感じで」

「わかった」







さてさて、診察。


全くこの小児科医、相変わらずの仏頂面だ(笑)


「どうしました?」

ホレ!と、のび太に目で合図して言わせる。






「えっと、あの、あの、1週間ほど前からですね、
 喉が痛くなったので、えっと、家にある錠剤のパブロンを
 飲んでいたんですけど(品名まで言うかっ!)
 効かなかったみたいで(お前が判断するなっ!)
 良くならなくて、えっと、今度はだんだん咳が出てきて、
 酷くなってきたんですよ~(お茶飲み話かっ!)」


ワタシは思わず、「ンププッ・・・」と吹き出してしまった。

看護士さんも苦笑いだ。


しかし、のび太って面白い。

話している内容は文字にすると余計、大人っぽい感じだが
喋り口調が幼すぎるから、
そのギャップに思わず笑いがこみ上げる。



こんなにオモシロイのに仏頂面医者は
無表情でカルテを書いているのもムカつく(笑)



「熱は出ませんでしたか?」

と、仏頂面は私を見て聞いたが、
すかさず、のび太が


「ああ、熱はありませんでしたぁ~」


と、これまたおかしな物腰の口調で返したものだから、
ワタシと看護士さんは密かに微笑んだ。




今、のび太は塾でも入試の面接の練習をしているらしい。

そこで、

部屋に入るときの姿勢、歩く時は堂々と、
言葉もはっきり大きい声で、
敬語謙譲語などの使い方、
自分の考えをきちんと組み立てて話す練習などだ。

入試で一番の心配もやはり面接だ。

自分の気持ちや思いをうまく言葉に変換することが
苦手なのび太。

聞かれた事に瞬時に自分の言葉で表現する、
と言う事が、のび太にはどれ程、難しい事か、
日々、接している私や担任のC先生にはわかっているので、
勉強より何より、一番の心配が面接なのだ。


しかし、こういうことは練習したからと言って
一朝一夕に上達するものではない。

だけど、練習で面接と言うものを経験できるだけでも
のび太にとっては予告になっていいだろうと、
塾に通わせていると言っても過言ではない。



のび太の言葉には他の人にはない個性がある。

うまく言葉の表現もできる子ではないが
この独特な「個性」が武器になればいいな・・・

と、親としては考えたりもするのだが、
どんなもんだろうか・・・?






まずは早く風邪、治せ・・・














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| おもしろのび太 | コメント(2) |
2010-05-20 (Thu)
のび太が学校から電話をかけてきた。



「あ、のび太ですけど、
 えっと・・・あの、あの、んと・・・
 ○○なので、△△して欲しいんですけど・・・
 ・・・はい、はい。そうです。
 スミマセン。
 えっと、あの、よろしくお願いします。」




まるで取引先に書類の訂正の連絡をしている
サラリーマンのような口調(笑)




「あ、はい。
 大丈夫ですよ。わかりました。」



こっちまで、こんな口調になってしまうし(爆)





のび太と電話で話すといつもこんな感じだ。



以前は留守番しているのび太に電話すると

「はいは~い!のび太で~す!」

と言って電話に出ていたのび太。





電話を受ける時は相手に失礼のないように
ちゃんとした言葉遣いで話す事、

受ける時も「はい、○○です」と
名前じゃなくて苗字を名乗る事、

と、教えた。



学校でも目上の人に対する話し方、

挨拶の仕方、

学校の来客とすれ違う時の挨拶、

などなど、C先生は中学生になって困らないように
小学生にはない先輩後輩などの上下関係や
目上の人に対して失礼のない話し方など
普段の生活で「目標」にして
教えてくださっているようだ。

実にありがたいことだ。


そんなこんなで、素直で先生の言う事は全て
守りたいのび太は
オンオフの切り替えがうまく出来ない。



だから、時々、親の私たちにでさえ、
敬語が出てしまう。






そういえば、自閉症の子の話し言葉は
「~です」「~ます」が多い・・・

方言を余り使わない・・・


というのも聞いた事がある。


何を隠そうのび太もそうだった。



「おやつ、食べます」

「もう寝ます」

パニクってる時でも

「注射~~~、イヤですぅ~~~!!!」だし(笑)




友人には「タラちゃんみたいだね」と言われてた(笑)


この辺の独特な方言もみんな使っているのに
のび太の口からは一切、聞いたことが無い。











今朝、雨で準備もモタモタしているうちに
遅くなってしまったのび太。


「陸上練習に遅れるぅ~!!!」

とパニクっているので車で送ってあげた。



車から降りる時、




「あ・・・どうも、ありがとう、ございました」




と、ご丁寧に御挨拶された(笑)




タクシーかっ?!(笑)






と、思いながら、




「いえいえ、どういたしまして。
 行ってらっしゃいませ」


思わず、ちょっとふざけて言ってみた。





セレブ一家って、こんな感じなのか(笑)








普段は、


「お母さんのダジャレ、チョー寒い~!
 笑えねーし・・・」


とか、イマドキな言葉遣いも覚えたのび太。




日本語って、チョー難しいしぃ~・・・








| おもしろのび太 | コメント(0) |
2010-01-22 (Fri)
10年後の自分はどうなっていたい?


テレビでそんな事をやっていた。




ふと、何気なく、のび太に



「のび太は10年後、どうしてる?」


なんて聞いてみた。



予測や想像が苦手なのび太に聞いてしまってから

「あ、ごめ~ん、こういう質問、苦手だよね」

と、質問を引っ込めようとしたワタシ。




しかし、のび太は考えていた。




「10年後・・・って21歳?
 成人式が終わってるってこと?」

と、予想外に真剣に考えている。



「大学に行って好きな勉強してる
 ・・・かな~?」



「おお~!大学、行ってるんだ~」



「う~ん、大学行ってるかはわかんないな~」



「そりゃあ、わかんないよね~」















「・・・・・ボク、成人式で暴れちゃったりするような
 大人にだけはなりたくないな・・・
 人の迷惑になるような事したり、悪い事したり、
 恥ずかしいよね。
 あーゆー人にはならないように、
 10年後、ちゃんとしていたい」







何だか、大爆笑してしまった。



だけど、いいね。

そう思っていれば大丈夫だよ。





何だか、のび太、いいね。

今までも、これからも、間違いは無いような気がする(笑)













| おもしろのび太 | コメント(10) |
2009-12-21 (Mon)
のび太はあまり・・・というか、

今まで私はのび太が何かに怒る、とか
怒りをあらわにする、とか
嫌いな人の悪口を言う、とか

そういう感情を表現している姿をほとんど見た事がない。


去年、散々、いじめやら嫌がらせやらが続いた時には
さすがに「やられたこと」や「辛かったこと」を
号泣しながら話したり、
「絶対に許さない!」と叫んでいたりはしたが、
「その瞬間だけ」なのだ。

ちょっと時間が経てば、その話しを聞き返しても
「嫌な気持ちになるから、もう言わないで」と
その「怒り」や「悲しさ」の気持ちを
遠ざけようとしていた。




私に叱られても、ほとんど言い返すこともない。

私の勘違いで理不尽な叱られ方を何度か経験しているが
(ハハハ・・・失礼・・・汗)
それでも反抗的になったり、口答えしたりなどしないのだ。




時々、

「今日、学校で大変な事件が起きて、
 スゴイ大騒ぎになったんだよ」

なんてオモシロそうな(失礼)揉め事が
たまにクラスで起きても

「でも、ボクはそこには行かなかったよ。
 だって、みんな怒ってて怖いし、メンドクサイし」

と、他人の怒りや騒ぎの様子が苦手。



テレビ番組で誰かが激怒している様を見ても
目をそむけたり、部屋から逃げ出したりするし。



平和主義で温和、いつも穏やかな気持ちでいたい、

それがのび太なのだ。








・・・・・と、思っていた!








かなり前の話だが、のび太が新型インフルエンザになり、
学級閉鎖で1週間、休んでいたある日。


すっかり回復したのび太とお昼ごはんを食べていた。


テレビは、♪お昼休みは~の「笑っていいと○!」だ。



その日のテレフォンショッキングはAK○48。

イマドキの女の子たちが48人?登場した。

司会のタモ○さんに
「一人ずつ、名前と好きな言葉で自己紹介して」
と言われて順番に自己紹介し始めた。



「○△×子です♪好きな言葉は『希望』です!」


まあ、この辺まではよかった・・・





「○○△子で~す!好きな言葉は『焼肉』ですぅ~!」

「◎◎☆子です~好きな言葉は『肉食』です」




だんだん、意味不明、訳のわからない女の子達の言葉に

持っていた箸をグーで握り締め、
「んぐぅ~~~~~~!!!(怒)」

と、怒りあらわにしだした、のび太。



「なんだよぉ~!!!訳わかんないしっ!!!
 なんなの?!この人たちは?!
 んもう、チョーイライラするっ!!!」








母は、のび太がこんなに怒りをあらわにしたのを
初めて見たよぉ~!

でも、確かに私もイライラした(笑)



「ハハハ、どんなところがイライラするの?」

と、聞いてみた。


「『~~で~すっ』っていう、喋り方と
 『好きな言葉』で『焼肉』とか『肉食』とか
 訳わかんないしっ!
 変な事、言ってるのに平気なところがイライラする!
 それに、ぎゃーぎゃーってうるさすぎる!」





全く同感。




いやいや、穏やかなのび太の心を
苛立たせる女の子達よ・・・



しかし、初めてあんなにも怒った姿が
イマドキアイドルの言動に対して、というのが
なんとも可笑しかったよ。












| おもしろのび太 | コメント(2) |
2009-09-03 (Thu)
はじめに…事務連絡…

最近、せっかく書いて下さったコメントが消える!

という事が何度か続いています。

私自身もコメントのお返事を書いたのに
いつの間にか消えている!

という事が度々あります。

恐らくブログの不具合だと思うのですが…

そのようなことがありましたら
是非メールで連絡頂けるとありがたいです。

メールボックスは画面右側の「管理人から」の
最後の方にあります。

どうぞよろしくお願い致します。


~~~~~~~~~~~~~~~~



私事ですが・・・(照)

私・・・俳優の江○洋介さんが大好きなのだ~~~



で、今、放送中の救急救命医のドラマも
録画しながら見ているほどなのだ~~~



夏休み中はのび太と一緒に見たこともあり、
ドラマの予告が流れるたびに



「あああ~進藤先生(役名)、カッコいい~~~


と、思わず言ってしまう、私・・・



イケナイ・・・私は主人も息子もいる身・・・
(しばらくワタシの小芝居にお付き合いください・・・)





まあ、そんな訳の解らない私のつぶやきを

「んふふ・・・」

って、ちょっと呆れた風に母親を見る、のび太・・・





ある時、ふと、



「ああ~なんだか頭が痛いなぁ~
 進藤先生の病院で診てもらいたいなあ~ムフフ




と、何気なくつぶやくと・・・




「無理だよ」



と、一言。



「エヘへ~でも、進藤先生がいいなぁ・・・」



と、まだ頑張る(テヘ!)私に・・・




「だって、進藤先生の病院は遠いんじゃない?
 東京?とか・・・かなぁ~?
 そんな遠い病院に行かなくてもいいんじゃない?」









・・・・・え?


そっち?






あ・・・あのね・・・




「えっと、のび太、あのね、
 あのドラマは作り話だから本当は違うんだよ。
 進藤先生は江○洋介さんっていう俳優さんで、
 今はお医者さんの役だけど、本当は違うんだよ。
 ドラマはみんな作り話なんだよ、ね?」




・・・・・・・・・。





「・・・・・ああ、そうか・・・(汗)そうだよね。
 うんうん、わかってるってば~」







そう。

のび太はドラマはをあまり見ないせいか、
たまに見ると、ものすご~く入り込んでみてしまう。


以前、「ちびまる子ちゃん」の実写ドラマがあったが、
あのドラマを見てたときに、

まるちゃんが親に叱られたり、友達がいじめられたり、
という場面になると耐えられなくなって、
2階に避難?したり、チャンネルを変えたりしたことも・・・





「ほら、スマッ○のクサナ○くんも
 ドラマであんなに恐い役をやってるけど、
 他の番組に出てる時は全然違って優しそうでしょ?
 ドラマってみんな、『演技』なんだよ。
 あの人たちはそういう『お仕事』なんだよ」




「・・・・・うん、わかってるって。
 だけど、お母さんがあんまり『進藤先生・・・』っていうから、
 本当にそう思ってるのかなってさ~」





のび太は時々、テレビの中の作り物の世界が
どこまで本当なのか、わからなくなる・・・と言う。


一緒にテレビを見ていると、

「これ、嘘なんでしょ?本当のことじゃないんだよね?」


などと聞き、確かめるのび太。





「ドラマや映画やお笑い番組は全部作り物だよ。」



と、話していてのび太も理屈としてはわかっているのだが・・・




妄想癖のワタシとのび太・・・

母の誇大な妄想に(笑)付き合っているうちに
訳がわからなくなっちゃったのか?!
| おもしろのび太 | コメント(2) |